コンパニ「ベルギー代表は家族のよう」

ベルギー代表はブラジルW杯欧州予選でセルビア、スコットランドに連勝を収め、通算3勝1分けの勝ち点10でクロアチアと並んでグループ首位に立っている。

「黄金世代」と呼ばれるほど欧州主要リーグで活躍する選手が大勢集まっている現在のベルギー代表だが、マンチェスター・シティDFヴァンサン・コンパニは『Fifa.com』に対してチームの団結力こそが一番の強みだと語った。

「このチームの素晴らしいところは、どれだけ優れた選手が多くとも、チームの団結力が信じられないほど強いことだ」

「僕らは家族のようなものだ。代表チームが集まると、誰が試合に出場するのかなんて考えてもいない。誰がピッチに立とうとも、とにかく全力を尽くすだけだ」

16日のスコットランド戦でチェルシーMFエデン・アザールがベンチスタートとなったこともベルギーの層の厚さを証明している。

「そのあたりのポジションでプレーできる選手は5人か6人はいる。その誰一人として、努力にも才能にも欠けるところはない」

「エデンも完璧な態度で応えた。だからこそ彼はビッグプレーヤーなんだ。クオリティの高い選手が大勢いるのはチームにとって素晴らしいことだ。ベンチに座ってもスタンド観戦でも、メンタリティーや熱意が変わることはない」

勝ち点10のベルギーとクロアチアは3位以下に6ポイント以上の差をつけており、セルビア、マケドニア、ウェールズ、スコットランドは早くも出場権争いから脱落したかに見える。だがコンパニはそうは考えていない。

「それは自分自身の過去からよく分かっている。僕ら(マンチェスター・シティ)は残り6試合で8ポイント差からリーグ優勝を果たした。これからミスを犯さず、他のチームが巻き返すことができないようにしたい」

ベルギーがブラジルW杯の予選を突破すれば、EUROも含む主要国際大会への出場は2002年日韓W杯以来となる。


提供:goal.com