今野「もっとできる」

2012.10.17 04:25 Wed
▽16日、日本代表は国際親善試合でブラジル代表と対戦し、0-4で敗戦を喫した。試合後の今野泰幸選手のコメントは以下のとおり。

◆今野泰幸(G大阪)
――試合を振り返って課題は
「すごく(ブラジルは)シンプルだった。日本は逆に周りを使い過ぎたかなと。ただ、フランス戦に誰も満足していないし、もっとできるという感じだった。今日も0-4で負けたけど、もっとできると思った。こういう試合をやる機会がないから、すごく良い経験だった」

――あと1年半でできることは
「1人ひとりが感じたものがあると思う。フィジカル面は全然違う。それは個人で上げてくしかない。あとは代表としての精度。1タッチ、2タッチを使いながらパスをつなげたところはあったけど、崩し切る力を何とかつけたい。やれると思う。前線に良い選手はいっぱいいるから」

――ブラジルは4トップ気味でDF4人にぶつけてきた。対応は
「試合前からそうなると分かっていた。4対4でも対応できるような準備はしていたというか、心構えでいた。でも、(ボールを)取った時にその4人の切り替えが早くて、ガッときた。その時にミスが起きたり、相手ボールにまたなってしまった」

――日本のほうが昔のブラジルみたいに回していたが
「まさにそう。監督なのかもしれない。そういう指示を出しているのかも。ドゥンガの時にそうだった」

――フランス、ブラジルと戦いチームとして積み重ねたものの手応えは
「今まで当たり前にできていたことが、予想以上の寄せの早さ、足のリーチの長さでボールを失ってしまうことが本当に多かった。だから、もっと精度を高くないといけないし、もっとダイレクトを使ったり、相手の読めないようなところにパス出したりしないと安定しない。ロングボールはどうしても相手ボールになる。フランス戦でもそうだった。GKから蹴っても100%に近いくらい相手ボールになる。これでは日本の良さが出ないから、方法を考えないといけないなと」

――攻撃に関しては覚悟を決めてポゼッションサッカーをもっと磨いていくべきか
「そう。でも今日もバイタルエリアでつなげたと思う。ただ、足元で繋いでシュートまで行った場面もあったけれど、そこで裏を狙うのはブラジルのほうが高い」

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