イタリア勝利 プランデッリはチームに賛辞

2012.10.13 07:45 Sat
イタリア代表は12日、2014年ブラジルW杯欧州予選でアルメニアと対戦し、敵地で3-1と勝利を収めた。チェーザレ・プランデッリ監督は白星に満足感を表している。

序盤からチャンスをつくったイタリアは、11分にMFリッカルド・モントリーボのクロスがハンドを誘ってPKを獲得。これをMFアンドレア・ピルロが沈めて先制する。だが27分、DFクリスティアン・マッジョが相手選手との頭部の衝突で倒れている間に、MFヘンリク・ミキターリアンに同点ゴールを決められてしまう。

だが後半、19分にピルロのクロスからMFダニエレ・デ・ロッシのヘディングで突き放すと、39分にはデ・ロッシのFKにFWパブロ・オスバルドが頭で合わせて勝負を決めた。苦しい場面もあったイタリアだが、プランデッリ監督はイタリア『Raiスポーツ』で、次のように話している。

「このグループが大変だということを繰り返しておく。それはこの試合でも分かったはずだ。我々は素晴らしいパフォーマンスをした。パーソナリティーのあるチームとしてね。ただ、ピンチもあった。もちろん、個々のミスがいくつかあったが、我々は常にプレーを支配していたよ。守備がそれほど苦しんだとも思わない」

後半にFWセバスティアン・ジョビンコを下げてFWステファン・エル・シャーラウィを起用したことについて、プランデッリ監督はこのようにコメントしている。

「我々はサイドがあまり押し上げられていなかった。中盤で数的優位をつくるために、エル・シャーラウィをサイドとして入れたんだ」

ゴールを決めたデ・ロッシとオスバルドは、所属のローマでリーグ前節、メンバーから外された。ズデネク・ゼーマン監督から練習に身が入っていないと指摘された両選手について、プランデッリ監督は次のように述べるにとどまった。

「デ・ロッシとオスバルドは素晴らしい試合をした。これ以上のことは言いたくない」

イタリアは3試合を終えて勝ち点7でグループBの首位に立っている。次戦は16日、ホームでデンマークと対戦する。


提供:goal.com

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