ヘイティンガ、復調したオランダ代表を語る

ユーロ2012でまさかのグループステージ3戦全敗に終わったオランダ代表だが、ブラジルW杯欧州予選ではトルコとハンガリーに連勝を収め順調なスタートを切った。

DFヨニー・ヘイティンガは、ルイス・ファン・ハール新監督の率いる現在のチームは非常によくバランスが取れていると『Goal.com』のインタビューに対して語った。

「今のオランダは若手と経験豊富な選手がうまくミックスされている。国際試合の出場数だけを見れば以前より経験の少ないチームに見えるが、それが(予選突破に)十分かどうかはこれから分かるだろう」

「予選で良いスタートを切ることができたが、浮かれてはいけない。ここから素晴らしい結果につなげることができると思う。今後の試合にも勝たなければならない」

オランダは12日にアンドラ、16日にルーマニアと対戦する。

「絶対に勝ち点6が必要だ。グループ首位に立ち、できるだけ早くW杯出場を決めるため、ルーマニアにも勝たなければならない。ルーマニアも勝ち点6を獲得しており、勝つことができれば相手にとって大きな痛手になる」

「誰もがオランダの予選突破を期待している。それは僕らの目的でもある。オランダがグループの有力候補であることに変わりはない」

今回の代表チームにブラジル出身のDFダグラスが招集されたことについては、ヘイティンガは次のように語った。

「彼は長身で力強いDFだ。オランダ国籍を持っており、監督が必要だと考えるのであればチームに入ることができる。自分の価値を証明しなければならないことは他の選手たちと同じだ」

ヘイティンガ自身も最近では不動のレギュラーではなくなっているが、ポジション争いが激しいのは良いことだと彼は語る。

「ファン・ハール監督の下では、これまで国際試合に1試合出場したか100試合出場したかは関係ない。単純に、クラブでも代表でも力を見せなければならない。監督の決定はそこに基づいている」

「前の監督はいつも11人か12人の選手をチームの核にしていた。今はまったく違うが、良いことだと思う。ポジション争いがあれば気持ちが引き締まる。一人一人が何をできるかを見せなければならない。EUROは酷い結果だったけど、ファン・ハール監督の下で新たなスタートを切ることができた」


提供:goal.com