イングランド代表復帰を諦めないオーウェン

今季ストーク・シティに加入した元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは代表復帰を諦めてはおらず、調子さえ戻れば復帰の可能性はあるとも考えているようだ。

マンチェスター・ユナイテッドを昨シーズン限りで退団し、9月にストーク・シティに加入したオーウェンは、これまで2試合のみの出場にとどまっている。昨季からの怪我の影響はまだ完全に払拭されてはいない。

だが、オーウェンは代表レベルにまでパフォーマンスを戻すことができると自信を見せている。イギリス『BBCスポーツ』に対して彼は次のように語った。

「僕はもう引退したと考えている人もいるようだけど、そんなことはない。完全に代表チームから引退してしまうつもりはない」

「まずはクラブで良いプレーを見せなければならない。それができれば復帰の可能性も少しはあるだろう。毎晩寝る前に代表復帰のことを考えたりはしないし、復帰できればボーナスのようなものだ。ピッチに復帰し、得点感覚を取り戻さなければならない」

オーウェンは1998年にイングランド代表でデビューし、2008年までに89試合に出場して40ゴールを記録。3度のW杯と2度のユーロに出場した。

「イングランド代表でプレーするのは簡単ではない。プレッシャーもあるし、大会だとしばらく家族と離れて過ごすことになる。白い壁に囲まれてホテルの部屋で過ごすのは長く感じるし、精神的に厳しいものだ」

「国のためにプレーする時の感覚はすごく強いものだ。クラブでのプレーがそのまま出せるとは思えない。クラブではファンの応援と愛情を感じられるし、試合は毎週ある」
提供:goal.com