「世界ナンバーワン」の賛辞に浮かれないハート

2012.10.11 14:58 Thu
マンチェスター・シティに所属するイングランド代表GKジョー・ハートは、「世界一の守護神」との賛辞にも浮かれていない。同選手は冷静を保たなければいけないとしつつ、いつかナンバーワンの称号にふさわしい選手になりたいと語った。

CLのドルトムント戦でスーパーセーブを何度も見せ、ロベルト・マンチーニ監督や代表のチームメイトであるマンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーから称賛されたハート。だが、同選手は10日、報道陣に対し、謙虚でいなければならないと強調している。

「良いことを言ってもらえるのは素晴らしいよね。でも、言うのは簡単なんだ。特別な人たちが良いことを言ってくれるのは、素晴らしいことだし、本当に特別な名誉だよ。でも、前進しなければいけない。冷静でいなければいけないんだ。そうじゃないと、うまくいかなかったときに大きな打撃を食らってしまう」

「僕はまだうまくなろうとしているところだ。言いたくないけど、今は少しずつ年を取ってきたから、少し違うように体をケアしなければいけない。僕はただ、毎日みんなに信頼してもらえるようになりたいと思っているだけだ。ベストになりたいね」

イングランド代表は12日、2014年W杯欧州予選でサンマリノと対戦する。リバプールMFスティーブン・ジェラードが出場停止なのに加え、チェルシーMFフランク・ランパードも負傷で出場が微妙となり、ハートがキャプテンマークを巻く可能性も浮上している。だが、本人は次のように語った。

「まったく考えなかった。キャプテンは監督が決めることだ。僕はクラブと代表で自分のポジションを守るために大きな責任を負っている。(キャプテンに任命されれば)チームを助けるためにできるだけのベストを尽くす。でも、これまでの選び方や経験を考えれば、ルーニーしかいないと思う」


提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly