デル・ボスケ「最も信頼性のあるFWはビジャ」

2012.10.10 20:35 Wed
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、バルセロナで出場機会を減少させている同代表FWダビド・ビジャへの信頼を改めて強調している。

ビジャは、昨年12月に左足を骨折。今年9月に戦列復帰を果たしたが、所属クラブのバルセロナでは、定位置を再び奪取するには至っていない。

しかしながら、デル・ボスケ監督はバルサで出場機会を減らしているビジャを、W杯欧州予選に向けたスペイン代表に招集した。同監督はスペイン『ラジオ・マルカ』で、その理由を明かしている。

「ビジャは幸せを感じているはずだ。もちろん、代表でもクラブでも、さらなる出場機会を欲するだろうがね。大事なことは、彼がきちんと回復して、良い状態にあるということだ」

「長く負傷離脱していたから、復帰にも調整が必要だよ。ただ、現在我々が有する選手のなかで、ビジャが最も信頼性のあるストライカーであることに、間違いはない」

また、スペイン代表はバルセロナに所属するDFジェラール・ピケ、DFカルレス・プジョールを負傷で欠いている。センターバックを誰が務めるのかも、懸念されているところだ。

「ハビ(・マルティネス)、セルヒオ(・ブスケッツ)を招集している。彼らには、センターバックをこなす資質がある」

「ラウール(・アルビオル)とセルヒオ(・ラモス)が、センターバックを本職とする。また、サイドバックをセンターに据えるオプションも考えている。我々は、後方からボールを配給したい。セルヒオはそれを心得ているので、そういったプレーをしてくれると思う」

また、12日に対戦するベラルーシ代表については、バランスの整ったチームとの印象を抱いているようだ。

「気をつけなければいけない。勘違いを起こしてはならないんだ。(ベラルーシは)21歳以下の選手とベテラン選手がうまく組み合わさったチームになっている。フランス戦、グルジア戦ともに、苦しめていた。クラブでも、強くなってきている」
提供:goal.com

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