イングランドW杯優勝GK「ハートはイングランドで最高のGKだが…」

2012.10.10 14:22 Wed
▽1966年イングランドW杯で優勝に貢献した元イングランド代表GKゴードン・バンクス氏が、マンチェスター・シティのイングランド代表GKジョー・ハートについて言及した。ハートは、25歳ながらもクラブや代表で不動の地位を確立している。しかし、バンクス氏は「ハートはイングランドで最高のGKだが、まだ世界最高のGKではない。まだ25歳であり、大きな可能性は持っているがね。彼には競争相手がいないんだ。クラブにも代表にもね。そのことによって、彼が自信過剰になりうる可能性もある。今は全く問題がないが」とコメント。ライバルの不在がハートの成長を妨げているとの見解を示した。

▽続けてバンクス氏は「私はピーター・シルトンやレイ・クレメンスとポジションを争った。それに、フィル・パークス、ジョー・コリガン、ピーター・ボネッティといった刺激的なライバルもいたんだ。結果は確かに重要だよ。しかし、今のプレミアリーグでは、どのチームも自国の若手選手よりも外国籍の選手がGKのポジションを掴んでいる。将来的な発展が見込めない状況になっているのだ。我々は、若いGKたちにトップチームでの出場機会を与える何らかの方法を考えなければならない」と語り、プレミアリーグのGK事情を嘆いていた。

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