ペルーのW杯予選突破を信じるピサーロ

バイエルンFWクラウディオ・ピサーロは、『Fifa.com』によるインタビューに対し、ペルー代表のブラジルW杯本大会出場に自信を持っていると語った。

ペルーは南米予選で7試合を終えて2勝1分け4敗の勝ち点7で7位。本大会出場権を獲得できる4位、プレーオフに進める5位にはどちらも5ポイントの差を付けられている。

状況はむしろ苦しいと言えるが、ピサーロは幼い頃からの夢だったというW杯出場を諦めてはいない。

「絶対にやれると信じている。ペルー国民も予選突破を信じ始めてるはずだ。難しい戦いだとは思うけど、予選の残り試合に向けて準備はできている」

「今までにも何度も言ってきたことだが、自分の国の代表チームでW杯に出場することが僕の夢だ。みんなそれを目指して頑張っている」

5試合を戦った時点では1勝4敗で最下位(9位)だったペルーだが、ここ2試合は1勝1分けで7位に浮上。前節はアルゼンチンと1-1で引き分けた。

「アルゼンチン戦は勝てた試合だったと思っている。ペルーは全員がそろえば本当に強いチームだ。だが残念ながらほとんどの試合で主力選手が欠場し、なかなかその穴を埋められなかった」

「望んでいたほど良い状況ではないけど、これから良くなる自信はある。残りの1試合1試合をできる限り良いコンディションで迎えることが大事だ」

10月にはボリビア、パラグアイとのアウェイ2連戦を迎える。ともにペルーより下位に位置する2チームとの対戦であり、ぜひとも勝ち点を稼いでおきたいところだ。

「どの試合でも勝つことを考えている。簡単ではないけど、(ボリビアとパラグアイから)勝ち点6を獲得できる可能性はあると思う」

「予選突破のためにはホームで勝つ必要があるが、僕らはもうホームで大事な勝ち点を落としてきた。アウェーでそれを取り戻さなければならない」

ペルーが最後にW杯本大会に出場したのは1982年のスペイン大会。ブラジル大会の予選を突破できれば32年ぶりの本大会出場となる。


提供:goal.com