プラティニ会長、ゴールラインテクノロジー導入を支持せず

2012.09.26 15:50 Wed
UEFA(欧州サッカー連盟)のミッシェル・プラティニ会長は、ゴールラインテクノロジー(GLT)の導入に反対していることを改めて表明している。

FIFA(国際サッカー連盟)は、GLTの導入を決定しており、クラブ・ワールドカップから本格導入する予定となっている。またプレミアリーグは、2013-14シーズンから新システムを実装する計画をたてている。しかしプラティニ会長は、テクノロジーの導入よりも審判の人数を増やす方が効果的だと主張している。

イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』にプラティニ会長は、「私の考えは、審判をより多く配置して、主審を助けることだ。テクノロジーで私を納得させることはない。テクノロジーが審判を助けるということに、私はノーと言うよ」と語っている。

プラティニ会長はまた、新たなテクノロジーと追加審判は共存できないのかと問われ、「ノー」と答えている。

「どうやってゴールラインテクノロジーをすべての試合に導入できる? 多額を投じなければいけないし、各国協会はそうしない。イングランドで機能するか見てみよう」

そしてカタールで開催される2022年のW杯は、冬の開催を支持していると再び表明した。

「冬季開催を望んでいるよ。(2010年の)南アフリカ大会はどうだった? 氷点下で、どこにも行けず、ホテルにいるしかなかった」

「冬は、冬季オリンピックがあるから、1月の開催は難しいだろう。(ヨーロッパのシーズンを)11月2日から12月20日まで中断すれば、6月にシーズンを終えられる。大きな問題ではないだろう。世界最大のスポーツイベントであるW杯のためになることだ」


提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly