ベニャト「ボールは友達」

2012.09.11 11:00 Tue
スペイン代表MFベニャト・エチェベリアがスペイン『マルカ』のインタビューに応じ、同代表チームでプレーする心境を語った。

ビセンテ・デル・ボスケ監督は27選手を代表デビューさせたが、ベティスMFはデビュー戦以降の3試合で、DFジェラール・ピケの270分に次ぐ225分間の出場記録を残している。

代表チームでもベテランのような風格を醸すアスレチック・ビルバオのカンテラーノだが、選手本人はチームメイトの存在を要因としている。

「代表では3試合でプレーしたが、良い感触を得ているよ。チームメートは、僕が加わった当初から大切に扱ってくれた。まるで、ずっと彼らとプレーしているような感覚だ。だから、ピッチ上でも快適にプレーできている」

現在はオーガナイザーのとしてプレーするベニャトだが、U-17代表ではピケとともにセンターバックでコンビを組んでいた。

「もう10年が過ぎたね。自分でも、こうして中盤の選手に変わったことを不思議に思うよ。コンバートを決めたのは、3部リーグでプレーしていた頃の監督だった。僕も中盤でプレーしてみたいと思っていたし、ミスは許されなかった。それからは、ずっとこのポジションでプレーしている」

子供の頃のアイドルを問われると、次のように返答している。

「選手をアイドルとして捉えたことはなかった。子供の頃は、アスレチックの選手たちが好きだったね。その後に好んで見ていたのはジネディーヌ・ジダンだ」

突出したテクニックを持つベニャト。「あなたにとってボールとは何か?」という質問には、こう返した。

「選手が友達としなければならないものだ。ボールを扱うことこそがサッカーであり、友達となる必要がある存在だ」

今夏にビルバオ、ヴォルフスブルクへの移籍が囁かれたベニャトだが、本人はベティスでのプレーだけに集中していたようだ。

「その話題の外にいるよう心掛けた。去就についてクラブと話すのは代理人だ。ベティスは僕のプレーを求めてくれている。だから僕自身は、他クラブでのプレーは考慮に入れていない」

提供:goal.com

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