アルゼンチンがドイツに快勝!《国際親善試合》

▽国際親善試合のドイツvsアルゼンチンが15日に行われ、1-3でアルゼンチンが勝利した。2010年南アフリカW杯以来、約2年ぶりの対戦となった両チーム。試合は序盤こそお互いにチャンスを作ったものの、その後はホームのドイツが早いプレスでボールを奪い、細かいパスでボールを失わず、相手陣内に攻め込むなど攻勢を見せた。しかし、前半29分にアルゼンチンは中盤からのスルーパスに反応したMFソサがペナルティエリア内でGKツィーラーに倒され、PKを獲得。さらに、このプレーでツィーラーは1発レッドで退場処分に。しかし、このPKをFWメッシが代わって入ったGKテル・シュテーゲンにセーブされ、まさかの失敗。それでも、数的有利となったアルゼンチンは、前半終了間際に左CKからMFヘディラがクリアミスしたボールがそのままゴールに吸い込まれ、ラッキーな形でリードを奪うことに成功した。

▽迎えた後半、FWアグエロを投入し、攻撃に厚みを加えたアルゼンチンが引き続き試合の主導権を握った。一方のドイツも、後半4分にMFロイスが左サイドから中に切れ込みポスト直撃の強烈なミドルシュートを放つなど、相手ゴールに迫った。しかし、この決定機を逸すると、6分に中盤からの浮き球のパスをアグエロ、イグアインと繋ぎ、最後はメッシがゴール左隅へ決め、点差を2点に広げる。その後もボールを支配するアルゼンチンは、28分にもMFディ・マリアが豪快なミドルシュートをゴール左隅に叩き込み、試合を決定付ける3点目を奪った。ホームで意地を見せたいドイツは、36分に右サイドを抜け出したMFゲッツェのクロスにDFヘヴェデスがダイビングヘッドで合わせ、1点を返すも反撃はここまで。ドイツに力の差を見せ付けたアルゼンチンが、3-1の快勝を飾った。