猛攻実らず…無敵艦隊、ニューカッスルで沈没《ロンドン五輪》

29日にロンドン五輪グループCのU-23スペイン代表vsU-23ホンジュラス代表が行われ、U-23ホンジュラス代表が0-1で勝利した。この結果、U-23スペイン代表のグループステージ敗退が決定した。初戦のU-23日本代表戦を落とし、早くも後がなくなってしまったU-23スペイン代表は、ケガから復帰したFWムニアインを先発に戻してこの一戦に臨んだものの、開始早々の前半7分にFWベングストンにヘディングシュートを決められ、いきなりリードを奪われてしまう。同点にできなければ敗退が決定するU-23スペイン代表は、FWマタやムニアインを中心に必死の猛反撃に出るも、チーム全員で守備を行うU-23ホンジュラス代表の守備を崩しきれず、ビハインドを背負ったまま後半へ折り返した。

▽後半、攻めるしかないU-23スペイン代表は、ハーフタイム明けにMFエレーラを投入して攻撃さらなる厚みを加え、U-23ホンジュラス代表を押し込んでいく。しかし、U-23スペイン代表は、FWアドリアン、ムニアイン、そして途中出場のFWロドリゴの決定的なシュートがゴールの枠に弾かれ、ロドリゴがペナルティエリア内で2度後ろから倒されるも、ともにノーファウルとされるなど運に見放され、猛烈な攻勢を仕掛けながらも1点を奪い取ることができず。結局、試合は0-1のまま終了し、大会2試合目にして優勝候補筆頭だったU-23スペイン代表のグループステージ敗退が決定した。一方、苦しい展開を耐え抜いて金星を奪ったU-23ホンジュラス代表は、この勝利で勝ち点を「4」に伸ばし、8月1日のグループステージ最終節で首位突破を懸けてU-23日本代表と対戦することとなった。
提供:goal.com