ネイマールの全得点に絡む活躍でブラジルがGS突破一番乗り!!《ロンドン五輪》

29日、ロンドン五輪グループCのU-23ブラジル代表vsU-23ベラルーシ代表が行われ、3-1でU-23ブラジル代表が勝利した。初戦でU-23エジプト代表相手に勝利したブラジル代表は、フッキ、パト、ネイマールという豪華攻撃陣が揃って先発出場。しかし、立ち上がりの前半8分に守備の乱れからベラルーシのオーバーエイジの1人、ブレサンにヘディングシュートを決められ、いきなりビハイントを背負ってしまう。早々にリードを奪われたブラジルだったが、即座に反撃を見せると、失点から7分後の前半15分、ネイマールのクロスに飛び込んだパトが頭で押し込み同点に追いついた。その後はブラジルがボールを支配して攻勢に出るも、中央を固めたベラルーシの守備を崩しきることができず、前半は1-1で終了した。

▽後半も試合の主導権を握ったのはブラジル。しかし、フッキやネイマールの個人技中心の攻撃となったため、高い組織性を誇るベラルーシのディフェンスをこじ開けることができない。それでも後半20分、敵陣ペナルティエリア手前の好位置でFKを得ると、これをネイマールが直接叩き込み、ブラジルがついに逆転。その後は余裕を持ったボールを回しでベラルーシの反撃をいなすと、終了直前の48分にネイマールのアシストを受けたオスカールが決めて勝負を決定付けた。連勝のブラジルは勝ち点を「6」に伸ばし、最終節を残してのグループステージ突破を決めている。

▽なお、同日に行われた同組のU-23エジプト代表vsU-23ニュージーランド代表は、1-1の引き分けに終わった。