五輪欠場のベイル、親善試合出場で騒動に
2012.07.26 16:10 Thu
トッテナムのウェールズ代表MFガレス・ベイルは負傷のため、ロンドン五輪に出場するチームGB(イギリス代表)から外れている。だが、同選手は大会直前の24日、所属のトッテナムでプレシーズンツアーの試合に出場した。これを受け、FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長は、ベイルに対して処分を科すことも可能との見解を示している。
1-1で引き分けたロサンゼルス・ギャラクシーとの一戦で、先制点を挙げたベイル。同じウェールズ出身のMFライアン・ギグスとともに、五輪出場が期待されながら、負傷でメンバーから外れていた同選手だけに、ギャラクシー戦に出場し、さらにゴールまで決めたことは注目を集めた。
ブラッター会長は次のように述べ、FA(イングランドサッカー協会)やBOA(イギリス五輪協会)からの訴えがあれば、FIFAが同選手に処分を科す可能性もあると話している。
「クラブが選手を放出しない場合、協会がFIFAのところに来て、我々が五輪中の出場を禁止する。これが原則だ。これまでは、誰もFIFAにそれを言いに来てはいない。だが、代表チームに参加しない選手たちに停止処分を科す可能性はある」
「彼らが不満を申し立てれば、我々は選手を(大会に)派遣するように言うか、クラブでプレーすることはできないと言う。この2012年と16年のオリンピックで、FIFAの立場はこれまでにないほど明確だ」
だが、イギリスのメディアによると、FAやチームGBのスチュアート・ピアース監督がFIFAに訴え出ることはないと見られているようだ。
提供:goal.com
1-1で引き分けたロサンゼルス・ギャラクシーとの一戦で、先制点を挙げたベイル。同じウェールズ出身のMFライアン・ギグスとともに、五輪出場が期待されながら、負傷でメンバーから外れていた同選手だけに、ギャラクシー戦に出場し、さらにゴールまで決めたことは注目を集めた。
ブラッター会長は次のように述べ、FA(イングランドサッカー協会)やBOA(イギリス五輪協会)からの訴えがあれば、FIFAが同選手に処分を科す可能性もあると話している。
「クラブが選手を放出しない場合、協会がFIFAのところに来て、我々が五輪中の出場を禁止する。これが原則だ。これまでは、誰もFIFAにそれを言いに来てはいない。だが、代表チームに参加しない選手たちに停止処分を科す可能性はある」
「彼らが不満を申し立てれば、我々は選手を(大会に)派遣するように言うか、クラブでプレーすることはできないと言う。この2012年と16年のオリンピックで、FIFAの立場はこれまでにないほど明確だ」
だが、イギリスのメディアによると、FAやチームGBのスチュアート・ピアース監督がFIFAに訴え出ることはないと見られているようだ。
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