ルーマニア、国際大会から締め出しの可能性も

2012.07.13 15:22 Fri
ルーマニアのクラブおよび代表チームは、あらゆる国際大会から締め出される危機に立たされている。FIFA(国際サッカー連盟)からFRF(ルーマニアサッカー連盟)へ、12日に警告文書が送付された。

問題の発端は今年5月、ルーマニアのクラブであるウニヴェルシタテア・クライオヴァが元監督のヴィクトル・ピツルカを提訴し、その取り下げを拒否したことでFRFからの除名処分を受けたことにある。

FRFの規定によれば、同連盟にはスポーツに関わる訴訟を解決する権限が与えられているため、FIFAに伺いを立てることなくクラブの除名処分を決定した。だがFIFAの側ではこれを違反と判断し、ルーマニアに対する一時的な除名処分が検討されている。

「処分は1カ月か、2カ月か、3カ月かもしれない。どうなるかは分からない」とFRFのミルチェア・サンドゥ会長はコメントしている。

ルーマニアは2014年W杯の欧州予選でオランダ、トルコ、ハンガリー、エストニア、アンドラとともにグループDに組み入れられている。

クラブではラピッド・ブカレストがELの予選2回戦に出場し、7月19日にフィンランドのMYPAとの対戦を予定している。3回戦からはステアウア・ブカレスト、プレーオフからはディナモ・ブカレストが登場の予定。またCLでは、CFRクルージュとヴァスルイがともに予選3回戦から出場する。
提供:goal.com

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