ラムジー、クラブと協会の反対を押し切って五輪出場

2012.07.10 17:37 Tue
イギリス代表MFアーロン・ラムジーは、所属クラブであるアーセナルやFAW(ウェールズサッカー協会)の反対を押し切って、ロンドン五輪出場を決めたようだ。

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は昨年、五輪について「本当のサッカーの大会ではない」と話している。選手の五輪出場を望まない同監督に対し、ラムジーは『ロンドン・イーブニング・スタンダード』で、金メダルを目指す機会を逃したくなかったと話した。

「ミーティングをして、彼は彼の、僕は僕の意見を出した。五輪は生涯一度のチャンスだ。それに、国際大会に出るチャンスでもある。僕にない経験だ」

「僕はずっと五輪を見てきた。でも、自分が五輪の選手になるなんて夢にも思わなかった。普段はイギリス代表が存在しないからね。だから、その一員となり、金メダルを獲得できるかもしれないというのは、エキサイティングだよ」

FAWは以前、独立した協会としてFIFA(国際サッカー連盟)の一員でいることから、「チームGB(イギリス代表)」への懸念を示していた。だが、ラムジーはウェールズにとって利益でしかないと話している。

「FAWともミーティングをした。彼らは僕ら次第だと言ったよ。彼らの考えは明確にしてきたけど、決定権は僕らにあった。僕らは自分たちで決められる」

「チームにいるウェールズ人選手の数が、この数年でウェールズサッカーがどれほど良くなったかを示している。そして国際舞台に参加するという経験は、僕らにとって良いものでしかないはずだ」
提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly