厳格な姿勢を示すデシャン監督

2012.07.10 12:01 Tue
フランス代表の新指揮官に就任したディディエ・デシャン監督が9日、同代表の改革に乗り出す決意を示した。

ローラン・ブラン前監督の下でユーロ2012を戦ったフランス代表では、MFサミア・ナスリが記者に暴言を吐くなど、2010年W杯に続いてピッチ外でのトラブルが発生していた。就任会見に臨んだデシャン監督は、こういった問題は許されないと強調している。

「代表メンバーは私が決めることだ。脅すつもりはまったくないが、一定の振る舞いを私は選手たちに求めていく。深刻な過ちを犯すことは許されない」

「才能や能力のほかに、私は2つの要素を選手たちに求めていく。チームの利益とグループのモラルが鍵となるんだ。すべての選手がこれをしっかりと自覚しなければいけない」

2年契約を結んだデシャン監督の契約には、さらに2年間の延長オプションが付いている。ブラジルW杯の出場権を確保できなければチームを去るとデシャン監督は決意を述べる。

「同じグループにスペインがいる。非常に難しい仕事だ。現在のチャンピオンであり、彼らが有力候補となる。我々がプレーオフへ回ることも考えられるだろう。だが、首位突破を目指して全力を尽くす。フランスがW杯に出場できなければ、この職を辞すつもりだ」

「私はフランス代表のユニフォームと深く繋がっている。私のキャリアで最高のことだった。常にフランスのことを思ってきたよ」
提供:goal.com

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