復権を目指す両チームの試合は低調なドローに終わる…《ユーロ2012》
2012.06.12 03:15 Tue
▽ユーロ2012グループD第1節フランスvsイングランドは、1-1の引き分けに終わった。現在、公式戦21戦無敗と好調をキープし、今大会に臨むフランスに対し、イングランドは予選最終節での退場によりエースのルーニーが2試合出場停止と厳しいチーム状況の中でこの一戦に臨んだ。試合は開始15分にイングランドが最初の決定機を作る。A・ヤングのパスからゴール前に抜け出したミルナーがGKをかわし無人のゴールへシュート。しかし、このシュートはわずかに枠の左に外れた。その後は圧倒的なポゼッションを誇るフランスに押し込まれたイングランドだったが、30分に右サイドでFKを得るとジェラードのクロスをレスコット[写真右]がヘディングで合わせ、先制に成功する。これでイングランドがペースを掴んだかに思えたが、39分にフランスは左サイドでボールを繋ぎ、リベリの落としからナスリ[写真左]が狙い済ましたシュートをゴール左隅に沈め、前半の内に試合を振り出しに戻した。
▽迎えた後半、引き続き試合の主導権を握ったフランスは、開始早々4分にG・ジョンソンのバックパスをナスリが狙うも、これはハートの飛び出しに防がれる。さらに、フランスは20分にもナスリとのパス交換からベンゼマがミドルシュートを放つも、これもハートに阻まれ、追加点が奪えない。その後も疲れの見え始めたイングランドに対し、フランスが何度もゴールを脅かすも、最後まで決定力を欠いた。グループD屈指の好カードと思われた試合は、低調なドロー決着となった。
▽迎えた後半、引き続き試合の主導権を握ったフランスは、開始早々4分にG・ジョンソンのバックパスをナスリが狙うも、これはハートの飛び出しに防がれる。さらに、フランスは20分にもナスリとのパス交換からベンゼマがミドルシュートを放つも、これもハートに阻まれ、追加点が奪えない。その後も疲れの見え始めたイングランドに対し、フランスが何度もゴールを脅かすも、最後まで決定力を欠いた。グループD屈指の好カードと思われた試合は、低調なドロー決着となった。
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