アラゴネス氏:「私であればCFを最初から起用した」

2012.06.11 23:45 Mon
ユーロ2008でスペイン代表を優勝に導いたルイス・アラゴネス氏が、ビセンテ・デル・ボスケ監督率いる現チームについて意見している。

ユーロ2012開催期間中に、スペイン『マルカ』にコラムを寄稿しているサビオ(アラゴネス氏の愛称、スペイン語で賢人の意)。10日のグループC第1節イタリア戦(1-1)では、デル・ボスケ監督がセンターフォワードを先発メンバーに含めなかったことに苦言を呈している。

「セスクを偽背番号9として起用したことには驚いたね。もちろん、監督の決断に疑問を投げかけるわけではない。それぞれの指揮官が独自のサッカー観、チームを解釈の仕方を持っているわけだからね」

「セスクはゴール前に飛び出す術を完璧に理解している。実際にスペインは、それで同点ゴールを奪った。だがセスクについては、より後ろに置いた方がいいだろう。彼には(MFアンドレス・)イニエスタや(MFダビド・)シルバのようなスピードがあるわけじゃない」

アラゴネス氏であれば、FWフェルナンド・トーレスを先発させていたようだ。

「私であればセンターフォワードを先発させていた。この試合の後半、(MFヘスス・)ナバスと(DFジョルディ・)アルバが両サイドに開いたことで、トーレスはスペースを十分に活用できていた。2度決定機を外したが、彼の投入によって攻撃に深みが出たんだ」

「後半のスペインは、前半よりもだいぶ良かった。よりスピードを持ち、深い攻撃を見せていた。あれだけのチャンスを手にしていたら、勝利しなければならなかったね」
提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly