「とても近づいていたのに…」好セーブ連発も初勝利目前のラストプレー被弾…名手・オブラクも落胆「これがサッカー」

2024.06.21 13:25 Fri
多くのシュートを防いできたオブラク
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多くのシュートを防いできたオブラク
スロベニア代表GKヤン・オブラクが、セルビア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。20日、ユーロ2024グループC第2節でスロベニアはセルビアと対戦した。
2度目のユーロ出場となったスロベニア。まだ勝利がない中で、初勝利を目指して戦った。

試合は0-0で進んでいた中、69分にジャン・カルニチニクのゴールが決まりスロベニアが先制。オブラクも何度も決定機を防ぐなどして勝利に貢献できると思われたが、ラストプレーのCKからまさかの失点。手にしていた勝ち点3がするりとこぼれ落ち、1-1のドローに終わった。

ビッグセーブもあり、クリーンシートに迫っていた中、セットプレーでの失点。オブラクは、勝ち点1に終わったことを残念だとした。
「とても勝利に近づいたのに、残念だ。でもこれがサッカーだ」

「非常に高いレベルでプレーしたけど、残念ながら同点ゴールを許してしまった」

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契約延長微妙なルニン、アトレティコ移籍の可能性が浮上?

レアル・マドリーのウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)に地元ライバルへの移籍の可能性が浮上している。スペイン『レレボ』が報じている。 ベルギー代表GKティボー・クルトワの長期離脱を受け、今シーズンはマドリーでのキャリアハイとなる公式戦31試合に出場したルニン。PK戦を制したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のマンチェスター・シティ戦など多くの重要な試合で決定的な仕事を見せた。 しかし、キャリア最大の舞台となるはずだったCL決勝のドルトムント戦はインフルエンザの影響や、シーズン最終盤にパフォーマンスを一気に上げてきた守護神クルトワの存在もあってプレーは叶わず。優勝決定後は多くのチームメイトが喜びを露わにしていたなか、一人微妙な振る舞いを見せていた。 マドリーとの現行契約は2025年までとなっており、先日には2029年までの契約延長で合意に近づいているとの報道もあったが、ここに来て状況に変化が生まれつつあるという。 今シーズンのプレーを通じてビッグクラブでの正GKとしてプレーする野心が強まった25歳は、エル・ブランコからの移籍を考慮し始めているようだ。 そのルニンを巡ってはすでにヨーロッパの多くのクラブが関心を示しているが、身近なところでアトレティコ・マドリーが買い手の1人として注目を集めているという。 アトレティコでは絶対的な守護神であるスロベニア代表GKヤン・オブラクに移籍の可能性が取り沙汰される。先日にクラブサイドは売却の可能性を否定しているが、クラブ財政を圧迫する高年俸選手に好条件のオファーが届いた場合、売却に踏み切る可能性は十分にある。 その報道が出た際にはバレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリの名前が挙がっていたが、ルニンがマドリーとの契約延長を拒否した場合、その実力に加えてより安価な金額での獲得が可能という事情から有力な後釜候補になると考えられている。 ただ、アトレティコが獲得に動くのはあくまでオブラクを売却した場合に限られるため、現時点でルニンのアトレティコ行きの可能性は非常に低いと言わざるを得ない。 2024.06.04 18:10 Tue

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ユーロ決勝T進出も「もっとうまくやれる」トリッピアーはチームの低調認める「パフォーマンスは今ひとつだった」

イングランド代表DFキーラン・トリッピアーが、ユーロ2024決勝トーナメント進出を喜ぶも課題を認めた。『UEFA.com』が伝えている。 トリッピアーは25日に行われたユーロ2024グループC最終節のスロベニア代表戦で先発。チームはボールを握りながらも守備を固める相手に苦戦し、無得点でハーフタイムへ。後半も展開は変わらず、支配率は高めながらも有効打に欠いたまま、試合はゴールレスドローに終わった。 この結果、他会場の結果もあってイングランドのグループ首位通過が決定。この試合で84分までプレーしたトリッピアーは結果を喜びつつ、チームの戦い方に課題があることは認めている。 「ユーロ開幕当初からの主な目標は予選突破であり、それは達成できた。グループでも首位に立てたが、一方でパフォーマンスが今ひとつだったことは理解しているよ。僕たちは正直なグループだ。もっとうまくやれることはわかっているよ」 「改善できることはたくさんある。大会前と今を比べてみると、僕たちはもっとアグレッシブにプレスをかけることができるはずだ。そして、多くのチャンスも作れると思う。チームのクオリティを見ればなおさらだ」 「今の僕たちにできることは、再び団結して、改善点に集中することだと思う。グループを突破できたことは嬉しいけど、パフォーマンスはもっと良くなるはずだとわかっている」 2024.06.26 09:55 Wed

「選手たちに大きな賛辞を」史上初のユーロ決勝T進出、スロベニア代表指揮官は「こうしたチームが現れるのを待っていた」

スロベニア代表のマティアジュ・ケク監督が、ユーロ2024での偉業達成を誇った。『UEFA.com』が伝えている。 25日、 スロベニアはユーロ2024グループC最終節でイングランド代表と対戦。引き分け以上で史上初のユーロ決勝トーナメント進出が決まる一戦は、地力で上回る相手にボールを握られながらも、失点は許さないままハーフタイムへ。後半も同様の展開となったが、集中力を維持した守備陣が最後まで堅い守備を崩さず、ゴールレスドローに終わった。 この結果、スロベニアは史上初のユーロ決勝トーナメント進出が決定。ケク監督は喜びを露わにしており、戦い抜いた選手たちを称えている。 「選手たちには大きな賛辞を送りたい。我々はこのタフなグループにおいてアウトサイダー的存在だった。後半は苦しんだが、それはイングランド戦ならそうなるだろう。このハイレベルな戦いの中で、9日間タフな3試合を戦った」 「我々はこうしたチームが現れるのを待っていた。ここにあるのは個性とハートを持つグループだ。試合前にあったエネルギーは、この試合の重要性にもかかわらず、私を落ち着かせてくれるものだった」 「そして、ファンも特別な存在だ。我々は国のため何かを成し遂げることができた。今、国民は団結していると思う。 我々は小さな国だが、スポーツにおいては大きな国なんだ」 「選手たちがやり遂げてくれるだろうと思っていた。我々に懐疑的な人もいたが、ピッチで価値を示してくれたと思う。我々は質の高い試合をしたし、それはスロベニアのフットボールの将来にとって良い土台となるものだ。本当に誇りに思う」 <span class="paragraph-title">【動画】スロベニアがイングランドと引き分け決勝T進出を決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-3Zos0k0LZU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 09:30 Wed

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「野望はビッグチームと肩を並べること」ドイツに敗れベスト16敗退のデンマーク、「明るい未来がある」と指揮官は目標とするチームを掲げる

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イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、ユーロ2024敗退を振り返った。『UEFA.com』 29日、ユーロ2024ラウンド16が行われ、イタリアはスイスと対戦した。 前回王者として連覇を目指すイタリア。スペイン、クロアチア、アルバニアと同居したグループステージを2位で通過。一方、ドイツ、ハンガリー、スコットランドと同居したグループAをスイスは2位で通過している。 試合は立ち上がりからスイスが押し込む展開に。すると37分にイタリアは失点を喫する。さらに後半立ち上がり30秒で再び失点。その後、盛り返しを見せるもののゴールは遠く、2-0で敗れてベスト16で大会を去ることとなった。 試合後、連覇を逃したスパレッティ監督は自身に責任があるとコメント。満足いく戦いは大会を通してやれていないと語り、チームとしての未熟さがあると語った。 「起きたことの責任は私にある。チームを選んだのも私だ。これは選手たちを知る過程の一部だった。今夜の試合でのパフォーマンスには満足していない」 「スペイン戦でのパフォーマンスにも満足していない。その他の2試合については、部分的には満足している」 「選手たちを休ませてチームを変更させたが、前回の試合では高い強度を保たなければならなかったため、十分な変更を加えなかった自分を責めた」 「これはプロセスの一部だ。他の監督陣は全員、このユーロの前に20試合を指揮した。私は10試合しか指揮しておらず、常に『勝たなければならない、勝たなければならない』と厳しく言われてきた」 「チームをもっとよく知り、より良い準備をする必要があると思う。また、私が頼りにしていた選手の中には、ケガをした選手が何人もいた」 また、他国とイタリア代表を比較し、インテシティの低さに言及。ヨーロッパで勝ち残るために必要であると課題を語った。 「インテンシティの点で、我々は標準以下で、スイスが勝利に値した。イタリア代表の将来は、難しい選択を迫られている」 「我々はもっとフィジカルを強化する必要がある。クオリティの高いチームだが、90分間でインテンシティが失われると、状況を変えてもっとフィジカルを強化する必要があると考えるのは当然だ」 「今回の戦いではいくつかを試したが、何かを変えなければいけないという考えが残った。人々が言うほど酷い結果ではない。厳しいグループを突破した。しかし、基礎的な面で、個性のあるチームとは思えなかった。それがユーロ2024の経験で学んだことだ」 「試合のインテンシティという点では、チーム臆病だったと思う。高いレベルのインテンシティを維持できなかった」 「ボールを奪い返すことができない時は、最終ラインにスピードがないため、ピッチ上でスペースを与えてしまうこととなる。時折ボールは奪え返せたが、保持することは上手くできなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】スイスが試合を支配!王者・イタリアはなすすべなく敗退…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:52 Sun

「過ちを認める必要がある」 ドンナルンマが16強敗退を謝罪…「こういう形での敗退はつらい」

イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがユーロ2024での不甲斐ない結果を謝罪した。 連覇を目指すイタリアは29日のラウンド16でスイス代表と対戦。37分にレモ・フロイラーのゴールでリードを許すと、後半立ち上がりの46分にもルベン・バルガスにネットを揺らされ、0-2で完敗した。 内容してもスイス優勢の流れで、なす術なしの敗退となり、25歳の守護神はUEFA公式サイトで「責任を取って謝罪し、過ちを認める必要がある」と語った。 「僕らは試合にまったく入っていけなかった。それを不本意ながら受け入れ、素晴らしい試合をした彼らを称えないといけない。でも、僕らはもっとうまくやるべきだった」 また、「こういう形で敗退するのはつらい。みんなに謝罪する」と改めてこの結果を詫び、肩を落とした。 「当然の報いを受けたし、試合を通して苦戦した。前半はボールを失いすぎたし、厳しい試合だ。消化するのがすごく難しい試合だったし、前半は相手が常にボールを握り、僕らは悪い結果に終わってしまった。後半からもっと良いスタートを切りたかったけど、すぐに失点してしまったんだ」 イタリアの今後については「欧州のカップ戦や大会に出ることで、多くの選手、特に若手がうまく試合を運べたり、より高いペースを維持できるようになる。僕らには成長し、向上できる若手がたくさんいる。みんなで前進しないとだし、そうするはず」とした。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スイスvsイタリア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:15 Sun

「最初の20分間は最高」難敵・デンマークを下したドイツ、ナーゲルスマン監督は立ち上がりの出来を称賛「同じプレーをする我々を倒すことは難しい」

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、ユーロ2024ラウンド16でドイツはデンマークと対戦した。 開催国としてトロフィー獲得を目指すドイツ。試合は4分に左CKからニコ・シュロッターベックがヘディングで完璧に合わせるもこれはゴールが認められない。 その後はデンマークもペースを取り戻した中、48分にはヨアキム・アンデルセンがネットを揺らして、デンマークが先生かと思い木や、これはオフサイドでノーゴールとなる。 互いにゴールが認められない中、53分にはデンマークがハンド。ドイツがPKを獲得すると、カイ・ハヴァーツがしっかりと成功させて先制。さらに68分には、カウンターからジャマル・ムシアラが一発で決めて2-0でドイツが勝利を収めた。 試合後、ナーゲルスマン監督は振り返り、難しい展開となったものの、PKを決めたハヴァーツを称えるとともに、守備の形を3バックに変えてから後半は非常によくなったとした。 「ワイルドな試合だった。最初の20分は、今大会で最高の瞬間だった。その後は雷雨に見舞われた。劣勢になるかと思われたが、先制できた」 「カイはPKでとても良いプレーを見せた。スタジアムは我々を大いにアシストしてくれた」 「3バックに切り替えてからはずっと安定していた。前半は不安定な場面もあり、エリクセンにスペースを見つけられていた」 「ハーフタイム以降はずっと良くなったし、クリーンシートに抑えられるのは常に良いことだ」 グループCを勝ち上がってきたデンマークに対しては、苦しい相手だったとコメント。前半は無理矢理なプレーも多かったと反省。ただ、立ち上がり20分のプレーを絶賛した。 「簡単な試合ではなかった。デンマークはよくやっていたし、我々も序盤は良い展開だった。無理をしすぎたかもしれない」 「ただ、スイス戦のような逆境でも、観客の助けもあってなんとか切り抜けることができた。チームを誇りに思う。彼らは自分たちが本当に優れていることに気がつき始めている」 「成長の余地は常にある。最初の20分は非常に満足していたが、無理をせず、忍耐強くボールをキープする必要がある。最初の20分間と同じことを続けられれば、我々を倒すことは難しいだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】3つもゴールが取り消された一戦はドイツがデンマークを撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j2hXMxwjdFQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 11:35 Sun

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ママルダシュヴィリは現状でバレンシア残留が濃厚...ステップアップ噂も評価額上がらず?

ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)は現状、バレンシア残留が濃厚だ。スペイン『Relevo』が伝えている。 ユーロ初出場・ジョージア代表の最後尾を守るは、今季ラ・リーガNo.1守護神との評価も得たママルダシュヴィリ。先日のチェコ代表戦も好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞している。 今夏のステップアップが浮上して久しいが、現在の状況としては、所属するバレンシアが売却に消極的。 獲得に本腰を入れてきたニューカッスルもここ数週間、一歩引いているとされ、アトレティコ・マドリーもGKヤン・オブラク売却を前提としたクラブ間、個人間の意見交換にとどまっているという。 ニューカッスルの1stオファーは2500万ユーロ(約42.7億円)だったそうだが、最低3500万ユーロ(約59.8億円)と見積もるバレンシアがこれを拒否。 ニューカッスル以外にもママルダシュヴィリを好むプレミアリーグのクラブは複数あり、単純な資金力だけなら下位クラブでも獲得が可能。ただし、ママルダシュヴィリを2500万ユーロ以上と見積もるクラブがなく、現段階では「バレンシア残留」という状況だ。 2024.06.25 21:30 Tue
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「とても近づいていたのに…」好セーブ連発も初勝利目前のラストプレー被弾…名手・オブラクも落胆「これがサッカー」

スロベニア代表GKヤン・オブラクが、セルビア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループC第2節でスロベニアはセルビアと対戦した。 2度目のユーロ出場となったスロベニア。まだ勝利がない中で、初勝利を目指して戦った。 試合は0-0で進んでいた中、69分にジャン・カルニチニクのゴールが決まりスロベニアが先制。オブラクも何度も決定機を防ぐなどして勝利に貢献できると思われたが、ラストプレーのCKからまさかの失点。手にしていた勝ち点3がするりとこぼれ落ち、1-1のドローに終わった。 ビッグセーブもあり、クリーンシートに迫っていた中、セットプレーでの失点。オブラクは、勝ち点1に終わったことを残念だとした。 「とても勝利に近づいたのに、残念だ。でもこれがサッカーだ」 「非常に高いレベルでプレーしたけど、残念ながら同点ゴールを許してしまった」 <span class="paragraph-title">【動画】勝利目前も…好セーブ見せていたオブラクの牙城が打ち破られる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="a0WQD0MXb6E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 13:25 Fri
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「最も公平な結果」ラストプレーの劇的同点弾、セルビア代表FWヨビッチが最終戦へ意気込み「全力で集中する」

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「難しい試合だった」予選でも対戦したデンマークとドロー、スロベニアを支えたGKオブラクは「ただの試合」とチームメイトを鼓舞

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アトレティの絶対的守護神がユーロ初勝利をもたらす/ヤン・オブラク(スロベニア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:GS敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> GKヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー) 1993年1月7日(31歳) 人口わずか200万人の小国が生んだ偉大な守護神。スロベニアのレジェンドGKサミル・ハンダノビッチ氏の後を継いでゴールマウスを守るアトレティコ・マドリーの絶対的守護神は、自身初の国際大会における大舞台に挑む。 堅守アトレティコの象徴として君臨するショットストッパーは今予選では8試合出場で8失点と流石の安定感を見せ付けた。下馬評では厳しいと見られるスロベニアが波乱を起こすにはアトレティコでも見せるようなビッグセーブを連発する必要があるが、チームの主将でもあるオブラクはスロベニアにユーロ初勝利の歓喜をもたらすことができるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 ▽6月25日(火) 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー/スペイン) 12.ヴィド・ベレツ(APOEL/キプロス) 16.イゴル・ヴェキッチ(ヴェイレ/デンマーク) DF 2.ジャン・カルニチニク(ツェリエ) 3.ユレ・バルコヴェツ(アランヤスポル/トルコ) 4.ミハ・ブラジッチ(レフ・ポズナン/ポーランド) 6.ジャカ・ビヨル(ウディネーゼ/イタリア) 13.エリック・ヤンジャ(グールニク・ザブジェ/ポーランド) 21.ヴァニャ・ドルクシッチ(ソチ/ロシア) 23.ダビド・ブレカロ(オーランド・シティ/アメリカ) MF 5.ジョン・ゴレンツ・スタンコビッチ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) 7.ベンヤミン・ヴェルビッチ(パナシナイコス/ギリシャ) 8.サンディ・ロヴリッチ(ウディネーゼ/イタリア) 10.ティミ・マックス・エルシュニク(オリンピア・リュブリャナ) 14.ヤスミン・クルティッチ(FCズュートティロール/イタリア) 15.トミ・ホルヴァト(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) 22.アダム・グネズダ・セリン(パナシナイコス/ギリシャ) 24.ニノ・ジュゲリ(ボデ/グリムト/ノルウェー) 25.アドリアン・ゼリコヴィッチ(スパルタク・トルナヴァ/スロバキア) FW 9.アンドラス・シュポラール(パナシナイコス/ギリシャ) 11.ベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ/ドイツ) 17.ヤン・ムラカル(ピサ/イタリア) 18.ジャン・ヴィポトニク(ボルドー/フランス) 19.ジャン・ツェラル(ルガーノ/スイス) 26.ヨシプ・イリチッチ(マリボル) 2024.06.16 18:30 Sun

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見せ場欠いたイングランドvsスロベニアはドロー決着…イングランドが首位、スロベニアが3位で決勝T進出【ユーロ2024】

ユーロ2024グループC最終節、イングランド代表vsスロベニア代表が25日に行われ、0-0のドローに終わった。 ここまで1勝1分けでグループ首位も振るわないパフォーマンスに批判的な声も上がりつつあるイングランド。グループ2位タイのスロベニアとの首位通過を懸けた一戦では1-1のドローに終わったデンマーク代表戦から先発1人を変更。アレクサンダー=アーノルドに代えてギャラガーを起用した以外、同じメンバーを継続。ただ、[4-2-3-1]からライスをアンカーに配した[4-3-3]へのマイナーチェンジを施した。 開始直後にボックス内のシェシュコに際どいシュートを打たれるなど微妙な入りとなったイングランドだが、この2戦同様にボールを握る展開に。20分にはボックス付近でベリンガム、フォーデン、サカの流れるような連携からゴールネットを揺らすが、ここはフォーデンの抜け出しのタイミングでのオフサイドを取られた。 この決定機をきっかけにギアを上げたいところだったが、強度も高く集中したスロベニアの守備を前に“持たされている”感は否めなく、なかなかフィニッシュの数を増やせない。 30分過ぎにはセットプレー流れからケイン、フォーデンの直接FKと続けてシュートシーンを作り出すと、40分にはトリッピアーの左からの正確な右足インスウィングのクロスに大外のケインが反応。だが、懸命に右足を伸ばして合わせたシュートは枠の右に外れた。 結局、膠着したまま試合を折り返したイングランドはギャラガーに代えてメイヌーをハーフタイム明けに投入。後半は早い時間帯のゴールを目指して前がかる形となるが、流れの中では引き続き攻撃が停滞。また、セットプレーの流れからチャンスを作りかけるが、押し切るまでには至らず。 その後、後半半ばを過ぎてサカを諦めて今大会初出場のパーマーを投入。ファン待望の若きアタッカーの躍動が期待された中、75分には良い形でボックス内に抜け出したライスに決定機が訪れるが、肝心のシュートは枠の右へ外れた。 後半終盤は他会場の動きを確認しながらの戦いとなり、サウスゲイト監督はトリッピアー、フォーデンを下げてアレクサンダー=アーノルド、ゴードンとフレッシュな選手を投入。大きくバランスは崩さずも、ゴールへの意識を強める。だが、4分が加えられたアディショナルタイムのパーマー、アレクサンダー=アーノルドのシュートチャンスをモノにできず。試合はこのままタイムアップを迎え、0-0のドロー決着となった。 同時刻開催の他会場の結果、勝ち点5のイングランドが首位通過、勝ち点3で3位のスロベニアも各グループ3位チームの上位4チーム入りが確定し、仲良く決勝トーナメント進出が決まった。そして、イングランドは30日に行われるラウンド16でグループDかグループEの3チームと対戦することになる。 イングランド代表 0-0 スロベニア代表 2024.06.26 06:03 Wed
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「選手たちに大きな賛辞を」史上初のユーロ決勝T進出、スロベニア代表指揮官は「こうしたチームが現れるのを待っていた」

スロベニア代表のマティアジュ・ケク監督が、ユーロ2024での偉業達成を誇った。『UEFA.com』が伝えている。 25日、 スロベニアはユーロ2024グループC最終節でイングランド代表と対戦。引き分け以上で史上初のユーロ決勝トーナメント進出が決まる一戦は、地力で上回る相手にボールを握られながらも、失点は許さないままハーフタイムへ。後半も同様の展開となったが、集中力を維持した守備陣が最後まで堅い守備を崩さず、ゴールレスドローに終わった。 この結果、スロベニアは史上初のユーロ決勝トーナメント進出が決定。ケク監督は喜びを露わにしており、戦い抜いた選手たちを称えている。 「選手たちには大きな賛辞を送りたい。我々はこのタフなグループにおいてアウトサイダー的存在だった。後半は苦しんだが、それはイングランド戦ならそうなるだろう。このハイレベルな戦いの中で、9日間タフな3試合を戦った」 「我々はこうしたチームが現れるのを待っていた。ここにあるのは個性とハートを持つグループだ。試合前にあったエネルギーは、この試合の重要性にもかかわらず、私を落ち着かせてくれるものだった」 「そして、ファンも特別な存在だ。我々は国のため何かを成し遂げることができた。今、国民は団結していると思う。 我々は小さな国だが、スポーツにおいては大きな国なんだ」 「選手たちがやり遂げてくれるだろうと思っていた。我々に懐疑的な人もいたが、ピッチで価値を示してくれたと思う。我々は質の高い試合をしたし、それはスロベニアのフットボールの将来にとって良い土台となるものだ。本当に誇りに思う」 <span class="paragraph-title">【動画】スロベニアがイングランドと引き分け決勝T進出を決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-3Zos0k0LZU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 09:30 Wed
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イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、低調な試合にもポジティブな姿勢を見せた。『UEFA.com』が伝えている。 25日、ユーロ2024グループC最終節でスロベニア代表と対戦したイングランド。ここまで1勝1分けも、前節のデンマーク代表戦が低調なドローに終わったことで、批判を受けていた。 この一戦も、ボールを保持するものの効果的な攻撃は中々見せられず、セットプレー以外では見どころに乏しいままハーフタイムへ。後半も同様の展開が続き、コール・パーマーやアレクサンダー=アーノルドの投入で攻撃陣を活性化させたいところだったが、スロベニアの堅い守備を最後まで崩せないままゴールレスドローに終わった。 2試合連続ドローに終わるも、他会場の結果グループ首位通過が決定したイングランド。サウスゲイト監督は内容が改善されていることを強調しており、チームが試合をコントロールしていたと誇っている。 「これまでよりは改善されたと思っている。我々は試合をほぼコントロールし、特に後半は70%以上ボールを支配していた。選手たちは、次から次へと攻撃を仕掛けていたと思う」 「試合を決める瞬間を、なかなか見つけることができなかった。チャンスは何度か作っていたが、今夜はそれを生かせなかったと思う」 「明らかに、我々の守備は非常に機能していた。それが基盤を築いているのだ。今夜はボールの扱いがうまく、交代選手も非常に効果的だった。その面では、好調になりつつある兆候がある」 <span class="paragraph-title">【動画】イングランド、スロベニアとドローに終わる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-3Zos0k0LZU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 08:45 Wed
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