アチェルビの無罪判決を受けてナポリとファン・ジェズスが激怒

2024.03.27 23:30 Wed
Getty Images
ナポリと元ブラジル代表DFファン・ジェズスが、インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビの無罪判決を受けて激怒している。イタリア『トゥットメルカート』が報じている。

17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でファン・ジェズスに対して人種差別発言を行った罪に問われていたアチェルビだったが、イタリアサッカー連盟(FIGC)のスポーツ判事は26日、証拠不十分として無罪としていた。
これを受けてナポリは声明にて「セリエAの反人種差別の取り組みは見せかけだけ」と発表。ファン・ジェズスは自身のインスタグラムでプロフィール写真を変更し、黒人への敬意を求めた。

ナポリはファン・ジェズスを全面的に支持する姿勢として30日に行われるセリエA第30節アタランタ戦前、反人種差別のメッセージを込めた特別なユニフォームを着用することを検討しているとのことだ。

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アチェルビの無罪判決を受けてファン・ジェズスが声明「守られていると感じない」

ナポリの元ブラジル代表DFファン・ジェズスが27日、インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビの無罪判決を受けて公式声明を発表した。 ファン・ジェズスは17日に行われたセリエA第29節のインテル戦でアチェルビに人種差別発言を受けたと主張。しかし、イタリアサッカー連盟(FIGC)のスポーツ判事は26日、証拠不十分として無罪としていた。 この結果を受けてファン・ジェズスはナポリの公式サイトで以下のような声明を出した。 「私は人種差別の証拠が不十分というスポーツ判事の判決を何度も読み返し、とても遺憾に思っている。この判決を尊重するが、理解には苦しむし、とても苦々しい想いを抱いている。そんな中であの試合中、観客に迷惑がかからないよう、試合を中断することなく紳士らしく行動できたこと。それは模範として取り上げてもらうことができた」 「この決定がなされ、私は決して守られていると感じない。『黒人は消えろ。ただのクソ野郎だ』というフレーズがどうして差別的でないのか、本当に理解ができない」 「アチェルビが謝罪し、主審がVARに報告しなければならない違反だったから、試合は1分以上中断していた。このような結末になるとは予想していなかった。この悲しい物語がサッカー界全体の深刻かつ緊急の問題として考える一助にせめてもなってくれることを願っている」 2024.03.28 07:00 Thu

人種差別的発言疑惑のアチェルビ、証拠不十分で無罪に…

ナポリ戦での元ブラジル代表DFファン・ジェズスに対する人種差別的発言疑惑がかけられたインテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビだが、最終的に無罪の判決が下された。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。 アチェルビは、17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でジェズスと小競り合いになっていた。その際、ジェズスは人種差別的発言を受けたとして主審のフェデリコ・ラ・ペンナに報告していた。 同試合後、アチェルビはジェズスに謝罪を行っていたものの、人種差別的発言疑惑がかけられた後は一転してその発言を否定。この翻意に対して、激高したジェズスが発言内容を明かすと共に憤りを示していた。 両者の主張が真っ向から食い違う中、イタリアサッカー連盟(FIGC)のスポーツ判事は、両者への聞き取り調査に加え、関連映像や他のインタビューを含む他の証拠も検討。慎重に調査を進めてきた。 そして、ヘラルド・マストランドレア氏は、今回の一件に関してアチェルビがジェズスを人種的に虐待したことを証明する十分な証拠はなかったとして、無罪の判決を下した。 これにより、アチェルビは次節に行われるエンポリ戦での出場が可能となった。 なお、今回の判決に至った経緯を説明する報告書では証拠不十分と判断した理由について以下のように説明されている。 「ピッチ上での一連の出来事はマッチオフィシャルの協力を得て公式文書に基づいて再構成され、いずれの場合もビデオで見ることができ、必然的に試合の衝突とアチェルビによるいくつかの言葉の発声行為から始まることが注目された」 「フェン・ジェズスに対するこの発言は、あからさまではないものの、侮辱の表現と確かに一致する。これはインテルプレーヤーによるものであり、攻撃的かつ脅迫的な態度で無視されなかったが、その差別的な内容はサッカー協会のプレーヤーの誠意を疑うものではなかった。ナポリは、『気分を害した』フットボーラー(ファン・ジェズス)によってのみ、発言が認識されているようであり、音声、ビデオ、さらには証言など、外部の証拠の裏付けがない」 2024.03.27 00:29 Wed

渦中の36歳アチェルビ、インテルは騒動直前に契約延長オプションを行使か

インテルとイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ(36)が契約延長オプション行使で合意・署名したという。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ここ数日、対戦相手への人種差別発言があったかなかったかで、カルチョの渦中のヒトとなっているアチェルビ。この影響で最新のイタリア代表メンバーから除外されることとなった。 本人は「人種差別発言はしていないが、『お前の股間を蹴ってやる』と言った」と暴言を認めているそうだが、それはさておき、選手としての特徴はいかにもカルチョらしいもの。30代半ばに差し掛かってプレーレベルを上げた“おじさんDF”だ。 ラツィオから1年ローンでインテル加入の昨季を終えると、今季から完全移籍に移行し、2025年6月までの2年契約を締結。35歳で2年契約というのもクラブからの信頼を感じるが、どうやら先日、延長オプション2年の行使で完全合意。2026-27シーズンまで在籍することになる形だ。 渦中のヒトとなってしまったことで、契約解除も噂に上がるが、被害を訴えたナポリDFファン・ジェズスの正当性が認められない限り、それはなし。アチェルビとインテルの延長オプション行使は、今回の騒動直前に完結していたとのことだ。 2024.03.23 17:10 Sat

「我慢できない」人種差別発言否定のアチェルビに、ファン・ジェズスが怒りの反論「僕に対して『黒人は消えろ』と…」

ナポリの元ブラジル代表DFファン・ジェズスが、インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビの人種差別発言を糾弾した。 一連の出来事は、17日に行われたセリエA第29節のインテルvsナポリで発生。アチェルビとファン・ジェズスの間で小競り合いが生じた直後、ファン・ジェズスは人種差別的発言を受けたと主審のフェデリコ・ラ・ペンナに報告していた。 試合後、インタビューに応じたファン・ジェズスはアチェルビとのやり取りに関する詳細こそ明かさなかったものの、同選手から謝罪があり受け入れたことを明らかに。しかし、事態を重く見たイタリアサッカー連盟(FIGC)は調査に乗り出し、代表チームは今回のインターナショナルマッチウィークで選出していたアチェルビを外すことを発表した。 ミラノに戻ることとなったアチェルビは、記者からの質問に対して「人種差別的なことは何も言っていない。これは確かだ」「彼(ファン・ジェズス)は誤解したのかもしれない」と主張。身の潔白を訴えていた。 これに対して、ファン・ジェズスは自身のインスタグラムを更新。当初は伏せていたアチェルビの発言についても明らかにしたうえで、態度を変えたことへの怒りを示している。 「僕にとってこの問題は、昨日アチェルビがピッチで謝罪したことで終わっていた。正直に言うなら、僕は自分が受けた不名誉なことに後戻りするのを望んでいなかったよ」 「だが、今日僕はアチェルビの声明を目にした。そしてそれは、実際に起こったこと、彼が言ったこと、そして明白な読唇術付きの映像で示された証拠とまったく対照的なものだった」 「僕はこれについて我慢できない。人種差別とは、今ここで戦う必要があると思う。アチェルビは僕に対して『黒人は消えろ、お前はただのネグロ(黒人への差別用語)だ』と言ったんだ。僕が主審に抗議すると彼は間違いを認めて謝罪し、こう付け加えた。『自分にとってあれは他の侮辱と同じ意味だった』とね」 「それが今日になって、彼は自分の言い分を変えた。人種差別的な侮辱はなかったと主張している。僕としてはこれ以上、付け加えることは何もない」 2024.03.19 10:55 Tue

ナポリ戦で人種差別的発言疑惑のアチェルビがイタリア代表から除外…ローマDFマンチーニが追加招集

インテルのDFフランチェスコ・アチェルビが、ナポリ戦での元ブラジル代表DFファン・ジェズスに対する人種差別的発言疑惑によってイタリア代表の招集メンバーを外れることになった。 アチェルビは、17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でジェズスと小競り合いになっていた。その際、ジェズスは人種差別的発言を受けたとして主審のフェデリコ・ラ・ペンナに報告していた。 同試合後、インタビューに答えたジェズスはアチェルビとのやり取りに関する詳細には言及しなかったものの、同選手から謝罪を受けたことを明らかにしていた。 当人同士ではすでに問題は解決した模様だが、イタリアサッカー連盟(FIGC)はマッチオフィシャルからの報告を受け、今回の一件の調査に乗り出している。 そういった中、FIGCとインテルは18日に公式声明を発表し、今回のインターナショナルマッチウィークに行われるベネズエラ代表戦、エクアドル代表戦を戦うイタリア代表からアチェルビを外すことで合意に至ったことを報告した。 ◆FIGC 「今朝、ローマの代表チームの合宿所に到着したフランチェスコ・アチェルビは、クラブ・イタリアの内部方針の規定に従い、ルチアーノ・スパレッティ監督とチームメイトに対し、フェン・ジェズスが訴えた人種差別的表現疑惑について自分なりの解釈を説明した」 「スポーツ司法当局からの独立した報告を待っていたネラッズーリのディフェンダーの発言から、彼にはいかなる中傷、軽蔑、または人種差別的な意図がなかったことが明らかになった。しかし、我々は依然としてアメリカでの次の2試合からアチェルビを除外することを選択した」 ◆インテル 「FCインテルナツィオナーレ・ミラノは、昨夜のナポリ戦でのフランチェスコ・アチェルビに関する事実に関するFIGCの声明と、FIGCとアチェルビが今後の親善試合で同選手を起用しないことに合意したという事実に留意する」 「FCインテルナツィオナーレ・ミラノは、昨夜何が起こったのかを明らかにするために、できるだけ早く選手と面会するつもりだ」 現時点でアチェルビに何らかの処分が科されるか否かを含めて不透明な部分が多いが、仮に処分が科された場合、10試合の出場停止の可能性もあるようだ。 なお、イタリア代表はアチェルビ離脱に伴い、ローマのDFジャンルカ・マンチーニを追加招集している。 2024.03.18 23:16 Mon

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「事実上完了」インテル会長がエースFWラウタロとの契約延長を明かす「後はサインもらうだけ」

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)との契約延長がほぼ完了していると明かした。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えた。 インテルのエースとして活躍するラウタロ。2023-24シーズンはセリエAで33試合で24ゴールを記録するなど、チームの20度目のスクデット獲得に貢献していた。 そのラウタロとインテルの契約は2026年夏までとなっており、残り2年。今夏は契約延長に向けて動いているという話が浮上していた。 コパ・アメリカに参加するアルゼンチン代表に選ばれているラウタロだが、インテルのマロッタ会長は16日にイタリア代表のトレーニング拠点であるカーサ・アズーリを訪問。メディアに対して多くの話をした中、ラウタロの契約についても言及した。 「我々はあらゆることに気を配っている。重要なのは、すべての選手が強い帰属意識を持ち、我々と共に続け、経験したいと望んでいることだ。穏やかな状況にあり、現時点では自分たちから去りたいと考えている選手はいない」 「ラウタロの契約更新は事実上完了しており、後はサインをもらうだけだ。彼はアルゼンチンにいるために簡単ではないが、すでに完了している」 2024.06.16 22:55 Sun

デ・フライに古巣フェイエノールトからオファーもインテル残留が基本線「100%残るはず」

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グズムンドソンが欲しいインテル、獲得にはアルナウトビッチ売却がマストも…

インテルがオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(35)を売却したいようだが…。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 アルナウトビッチは昨夏13年ぶりにインテル復帰。09-10シーズンのトレブルを唯一知る35歳は、バックアッパーとして要所要所で存在感を発揮し、ほぼほぼ途中出場の公式戦35試合で7得点3アシストを記録した。 ただ、クラブはこれらにさほど満足せず、ジェノアからアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)の獲得を目指していることもあり、位置付けは「売却」。そのパーソナリティからくる奔放さ、波の大きさも、外野の目に触れないところで引っかかっているという。 しかし、やはりイタリアでプレーするフットボーラーにとって「ミラノでの生活」は心地よいようで、アルナウトビッチ側はあと1年残す契約を盾に断固拒否しているとのこと。 幸いにもピエロ・アウシリオSDらはこの状況下でノンストレス。アントニオ・コンテ監督時代と違い、アルナウトビッチとグズムンドソンの入れ替えを求める現職シモーネ・インザーギも、過度には圧力をかけない穏健派だ。 アルナウトビッチはこれからユーロ2024へ向かうため、今後もインテルがこの35歳の売却を図るなら、「時間と忍耐が必要」とのことだ。 2024.06.12 15:10 Wed

バレッラがインテルと2029年まで契約延長、セリエAでのイタリア人最高額年俸者に

インテルは11日、イタリア代表MFニコロ・バレッラ(27)との契約を2029年6月まで延長したことを発表した。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると年俸は500万ユーロから650万ユーロに昇給。ボーナス込みで700万ユーロ(約11億8000万円)となり、セリエAにおけるイタリア人最高額年俸者になったとのことだ。 2019年夏にカリアリからインテルに加入したバレッラはこれまで公式戦235試合出場22ゴール51アシストを記録。2度のセリエA優勝、2度のコッパ・イタリア優勝に貢献している。 2024.06.12 06:00 Wed

マロッタ会長時代到来の新生インテルは営業面も順調? 新規のスポンサー獲得でまず23億円確保

インテルが1400万ユーロ(約23億6000万円)を手に入れた。イタリア『Calcio Finanza』が伝えている。 オークツリーへの体制移行でジュゼッペ・マロッタ新会長時代が到来するインテル。何よりの成果は、マロッタ新会長やピエロ・アウシリオSDら、補強に関与する幹部陣の残留か。 そんななか、新たなパートナーシップを結んだようで、イタリア国内のスポーツベット「Betsson.sport」(※1)が来季からユニフォームスポンサーになるとのこと。 (※1)健全な民間企業。法令を遵守しており、イタリア通信庁も認可。フランチェスコ・トッティ氏が広告塔となっている これは第3四半期予算書の内容から明らかになったもので、すでに表題の1400万ユーロが入金済み。「Betsson.sport」との合意、そして新ユニフォームは数週間以内に発表される。 また、インテルは24-25シーズンのスポンサー収入について7800万ユーロ(約131億8000万円)が確定と発表済みだが、ユニフォームの袖部分等にまだ空きがあり、今後の進展も注目されている。 2024.06.09 14:15 Sun

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アタランタ、輝き取り戻したデ・ケテラエルを完全移籍で獲得!

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ルカクに救世主、手を差し伸べるのは恩師? ナポリを率いるコンテ監督が獲得を希望も72億円は払う気なし

2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri

鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

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