イタリア初挑戦のロフタス=チークがキャリアハイのシーズンを謳歌、自身2度目の2桁ゴールをマーク

2024.04.01 23:20 Mon
Getty Images
ミランの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(28)がキャリアハイのシーズンを過ごしている。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。

今季、チェルシーより2000万ユーロの移籍金で加入したロフタス=チーク。イタリア初挑戦ながらここまでセリエA26試合の出場で6ゴール2アシスト、ヨーロッパリーグで4ゴールを挙げるなど、公式戦35試合の出場で10ゴールを挙げている。
ロフタス=チークが二桁ゴールをマークしたのは2018-19シーズン以来。当時は公式戦40試合の出場で10ゴール5アシストを記録していた。

今季の公式戦がセリエAで8試合、ELで少なくとも2試合残っており、キャリアハイ更新は確実。チェルシーで燻っていた大型MFが新天地で輝きを放っている。

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数的優位活かし危なげなくELベスト8進出のミラン、ピオリ監督「もっとゴールを決められたはず」

ミランのステファノ・ピオリ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト8進出を決めたことを喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 14日、敵地でスラビア・プラハとのELラウンド16・2ndレグに挑んだミラン。1stレグを4-2で制したチームは相手が20分に退場者を出したこともあり優位に立つと、前半だけでFWクリスチャン・プリシック、MFルベン・ロフタス=チーク、FWラファエル・レオンのゴールによって前半だけで3得点。突破を決定づけると、後半は相手の反撃を1失点に抑え3-1で勝利した。 2戦合計スコア7-3でEL準々決勝進出となったピオリ監督はパフォーマンスに一定の満足感を示しつつ、これからの戦いに向け改善点があることも強調している。 「どちらの試合も我々としては良かったと思う。アドバンテージを活かすことができたし、サン・シーロでの試合よりはるかに良い成功を収められた。とはいえ、この試合も完璧ではなかっただろう。間違いなくもっとゴールを決められたはずだ」 「我々は1stレグから、11対11でどのようにプレーするか、そして11対10になったときどのようにプレーするかを学んだ。今日はよりゲームをコントロールし、3ゴールを決め、試合の流れは非常に明白だったと思う」 「我々はすでにビッグチームを打ち破ったが、大会にはまだ他のビッグネームが残っている。我々は改善する必要性を理解しており、自分たちの試合を分析して、そこから学ばなければならない」 2024.03.15 10:30 Fri

緊張感を保つミラン指揮官「まだ終わったわけじゃない」 EL16強に大きく前進の先勝も

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2度のPK失敗に後半ATの失点…ミラン指揮官は痛恨ドローを教訓に「守備面のケアを最後まで疎かにしてはいけないと教えられた」

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日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

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