マノラスのセリエA復帰迫る! 最下位サレルニターナがボアテングに続いて獲得へ

2024.02.09 09:25 Fri
マノラスのイタリア復帰が濃厚に。
Getty Images
マノラスのイタリア復帰が濃厚に。
元ギリシャ代表DFコスタス・マノラス(32)のセリエA復帰が迫っているようだ。

かつてローマやナポリなどでもプレーしたセンターバックは先月中旬にUAEのシャールジャとの契約を解消。ローマ時代に共闘したワルテル・サバティーニ氏がスポーツディレクターを務めるサレルニターナの動きが取り沙汰され、行く末が注目される。
セリエA最下位に沈むサレルニターナは先日、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングを獲得したが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、マノラスも加入の運びに。契約合意の末、メディカルチェックを予定するという。

なお、契約は2024年夏までの半年間になるとみられる。セリエAでは最多タイの44失点と立て直しが急務のサレルニターナ。マノラスはその一手として期待されての加入となる。

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今季3度目の指揮官解任へ…最下位サレルニターナがリベラーニ体制に見切り、イタリア特有の“呼び戻し”はなし

サレルニターナが今シーズン3度目の指揮官解任へ…。『フットボール・イタリア』が伝えている。 財政規模の小さいプロヴィンチャながらも、MFアントニオ・カンドレーバにワルテル・サバティーニSDと、カルチョを知り尽くした歴戦の雄が在籍するサレルニターナ。1月にはDFコスタス・マノラス、さらにはDFジェローム・ボアテングの獲得で話題を呼んだ。 23年ぶりのセリエA昇格から過去2シーズンはギリギリ残留。しかし今季は序盤戦から低空飛行が続き、昨年12月30日を最後に白星がなく、2024年は0勝2分け9敗…マノラス&ボアテングの大物DF獲得が一切効果を発揮していない。 また、昨季16得点のFWブライエ・ディアは、2日のウディネーゼ戦で途中出場を拒否したことが上層部の逆鱗に触れ、以後出場なし。早い段階から最下位が定位置となっていたチームは、残り8試合で残留圏内17位と勝ち点「11」差をつけられている。 このように今季は踏んだり蹴ったりのサレルニターナ。 その過程で昨年10月にパウロ・ソウザ監督、2月にはフィリッポ・インザーギ監督を解任。現在は今季3人目の指揮官としてファビオ・リベラーニ監督(47)が指揮を執るが、どうやら19日中に解任が発表される見通しだという。 先月解任されたばかりのインザーギ氏はまだ契約が残っており、イタリア特有の“呼び戻し”もあり得ると当初は報じられていたが、このアイデアは上層部にない模様。 過去にトリノやアタランタ、ウディネーゼ等を率い、現在はサレルニターナの下部組織をマネージャーとして統括するステファノ・コラントゥオーノ氏(61)が、後任として内部昇格するとのことだ。 リベラーニ体制5試合では0勝1分け4敗、指揮官更迭の度に成績が悪化するサレルニターナ。もうすぐ今季4人目の指揮官が着任しそうだが、残り8試合で勝ち点「11」差は厳しい…。 2024.03.19 13:35 Tue

迷走サレルニターナのインザーギ監督が退任へ…弟率いるインテルとの次節前に解任か

サレルニターナがフィリッポ・インザーギ監督(50)解任で話を進めているようだ。 現在サレルニターナは2勝7分け15敗の勝ち点「13」で最下位。残留圏内と勝ち点6差があるなか、昨年12月30日の第18節エラス・ヴェローナ戦を最後に6試合白星から遠ざかっている。 昨年10月に解任されたパウロ・ソウザ前監督の後任を務めるはインザーギ監督。イタリア『TuutoMercatoWeb』によると、指揮官は直近2ヵ月で2度にわたって辞任を申し出ているとのことだが、どちらもクラブに拒まれたという。 しかし、9日のエンポリ戦で敗れ、6試合未勝利となったことでクラブの考えが変化したとのこと。インザーギ監督が辞任するのか、あるいは解任という形になるのかはっきりしないが、いずれにしても退任が近づいているとみられている。 今冬はセリエA逆転残留に向けた積極補強を敢行したサレルニターナ。元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)、元ギリシャ代表DFコスタス・マノラス(32)というベテラン守備職人を獲得しているが、その矢先の指揮官退任ということになりそうだ。 なお、インザーギ監督はエンポリ戦後、弟シモーネ・インザーギ率いるインテルとの次節に向けて決意を語る一方、自らの進退には言及していない。したがって、やはりクラブ側から解任の形が濃厚か。 後任候補には、元イタリア代表DFマッシモ・オッド氏(47)、前スペツィア指揮官のルカ・ゴッティ氏(56)らが挙がっている。 2024.02.11 14:30 Sun

サレルニターナが元ギリシャ代表DFマノラスの獲得を発表

サレルニターナは9日、元ギリシャ代表DFコスタス・マノラス(32)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は今季終了までで、背番号は「44」となる。 ローマとナポリでセリエA通算216試合に出場した実績を持つマノラスは、2021年12月に2012年から2014年まで在籍していた古巣オリンピアコスに7年半ぶりの帰還を果たした。 その後、2022年の夏にUAEのシャールジャFCへ活躍の場を移すと、ここまで公式戦41試合に出場していたが、先月中旬にシャールジャとの契約を解消していた。 セリエA最下位に沈むサレルニターナは先日、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングを獲得。リーグ最多タイの44失点と守備の立て直しが急務となっており、マノラスはその一手として期待されての加入となる。 2024.02.09 23:01 Fri

マノラスがセリエA帰還か? 旧知サバティーニがSD務めるサレルニターナと交渉中

UAEのシャールジャFCを退団した元ギリシャ代表DFコスタス・マノラス(32)にセリエA復帰の可能性があるようだ。 今月16日にシャールジャとの契約を解消し、フリートランスファーとなったマノラス。その元ギリシャ代表DFにはセリエA復帰の動きがあるようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ローマ時代にマノラスを獲得したサレルニターナのスポーツディレクター、ワルテル・サバティーニ氏は同選手の獲得に向けて交渉を進めているという。 現在、セリエA最下位に沈むサレルニターナは失点数がリーグワーストの40失点と守備の立て直しが急務となっており、先日にはマノラスと同様にフリーの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングとの交渉も伝えられている。 ローマとナポリでセリエA通算216試合に出場した実績を持つマノラスは、2021年12月に古巣オリンピアコスへ7年半ぶりの帰還。その後、2022年9月にはローマ時代の元同僚であるミラレム・ピャニッチの在籍するシャールジャへ活躍の場を移し、在籍約1年半で41試合に出場していた。 2024.01.21 06:00 Sun

アル・ヒラル退団マレガの新天地はUAEに! シャールジャFC加入が決定

UAEのシャールジャFCは8日、アル・ヒラルを退団したマリ代表FWムサ・マレガ(32)の加入を発表した。契約に関する詳細は明かされていない。 今夏の移籍市場でFWネイマール、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、FWアレクサンダル・ミトロビッチ、DFカリドゥ・クリバリらを獲得した超大型補強の煽りを受け、先月にアル・ヒラルを退団したマレガ。 一部報道ではバレンシア移籍の可能性も取り沙汰されていたが、新天地はDFコスタス・マノラスやMFミラレム・ピャニッチ、FWパコ・アルカセルらを擁するUAEの強豪クラブとなった。 マレガはポルト時代に公式戦190試合72ゴールの数字を残し、ヨーロッパでも注目されるストライカーとして台頭。一時はヨーロッパ5大リーグへのステップアップも期待されたが、2021年5月にサウジアラビアのアル・ヒラルへ完全移籍した。 アル・ヒラルでは、公式戦75試合で25ゴール7アシストを記録。サウジ・プロ・リーグ優勝や国内カップ優勝、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝などを経験していた。 2023.09.09 06:00 Sat

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元独代表DFボアテングが2月加入のサレルニターナに別れ…「今後の成功を祈る!」

元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)がサレルニターナのファンに別れを告げた。 かつてはマンチェスター・シティやバイエルンでもプレーしたボアテング。実績十分のセンターバックだが、2021年夏加入のリヨンを昨オフに退団してから新天地が決まらず。 そうして今季を迎えたなか、新天地となったのがサレルニターナ。今年2月の加入でセリエA7試合に出場したが、終盤に負傷欠場が続き、チームも最下位終戦で降格した。 契約もシーズン終了までとあって、動向が注目どころのボアテングは自身のSNSでメッセージを発信。感謝の思いとともに、別れの言葉を綴った。 「残念ながら、今季は僕ら全員が望むようにいかなかった。僕も思ったように貢献できず、残念だ」 「ここで温かく迎え入れられ、クラブの経営陣やファン、そして街全体のサポートに深く感謝している」 「みんなの一人ひとりの絶え間ないサポートに感謝だ。ファンのみんなとクラブの今後の成功を祈る!」 2024.05.31 12:30 Fri

退団ジルーがゴールも最下位サレルニターナに終盤の2失点でミランはドロー【セリエA】

ミランは25日、セリエA最終節でサレルニターナをホームに迎え、3-3で引き分けた。 前節トリノ戦を完敗した2位ミランは退団が決まっているジルーが最前線で先発。2列目に右からプリシック、ベナセル、レオンを並べた。 既に降格の決まっている最下位サレルニターナに対し、ピオリ監督の退団セレモニーが行われて迎えたキックオフ。開始2分にジルーが決定的なシュートを浴びせたミランが良い入りを見せると、1分後にもレオンが枠内シュートを放っていった。 その後もハーフコートゲームとしていたミランは22分に先制する。GKフィオリッロがハイボールの処理でファンブルしたルーズボールをレオンが蹴り込んだ。さらに27分、フロレンツィの左CKからジルーのボレーが決まってリードを広げた。 退団するジルーにゴールが生まれた中、32分には再びフロレンツィの左CKからトモリのヘディングシュートがGKを強襲したミランは、37分にテオ・エルナンデスがネットを揺らすもVARでオフサイドがありノーゴールに。 一方的な展開とした前半を2点のリードで終えたミランは、59分にレオンをお役御免とした中、64分に1点差とされる。CKからシミーにヘディングシュートを決められた。 さらに66分、左クロスからシミーのヘディングシュートで追いつかれかけたが、ここはGKミランテがセーブして凌いだ。すると77分、左サイドからのプリシックのクロスをカラブリアが頭で合わせて3-1とリードを広げた。 しかし、終盤にジルーがピッチを後にした中、87分に再び1点差とされてしまう。サンビアにミドルシュートを流し込まれた。さらに89分、ジルーと共に退団が決まっているケアーが投入された中、同点に追いつかれる。チャウナのシュートのルーズボールをシミーに押し込まれた。 このまま3-3でドロー。ピオリ監督、ジルー、ケアーのミランラストマッチを勝利で飾ることはできなかった。 2024.05.26 05:47 Sun

ラツィオが降格サレルニターナの若手アタッカー獲得か?

ラツィオが、サレルニターナのU-20フランス代表FWルム・チャウナ(20)獲得に近づいているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ラツィオはセリエA最下位での降格が決定しているサレルニターナの逸材FWの獲得に接近。個人間では2029年までの5年契約で合意にこぎ着け、クラブ間では1000万ユーロ(約17億円)での合意に近づいているという。なお、移籍金の40%は前所属先のスタッド・レンヌに支払われることになる模様だ。 チャド出身でフランスで育ったチャウナはレンヌの下部組織出身の左利きのアタッカー。2021年9月にファーストチームデビューを果たすと、翌シーズンのディジョンへの武者修行を経て、昨年夏にサレルニターナへ完全移籍した。 セリエA初挑戦となった今シーズンはここまで32試合4ゴール4アシスト。右ウイングを主戦場にセカンドトップやセンターフォワードでもプレーした。 スピードとボールスキルを武器に縦への突破、深い切り返しを駆使したカットインと局面打開の能力が高く、前線でのボールキープやラストパス、中盤でボールを配るゲームメーカー的な資質も持ち合わせた万能型だ。 [3-4-2-1]を採用するラツィオでは2シャドーの一角か、守備面を改善できれば攻撃的なウイングバックというオプションにもなり得る。 2024.05.24 19:15 Fri

後半AT弾で辛くも最下位サレルニターナにドローのユベントス、CL出場の行方はローマの結果次第に【セリエA】

ユベントスは12日、セリエA第36節でサレルニターナをホームに迎え、1-1で引き分けた。 前節ローマ戦を引き分けた3位ユベントス(勝ち点66)は、引き続き勝利すれば来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場が決まる中、ヴラホビッチとケアンの2トップで臨んだ。 降格が決まっている最下位サレルニターナ(勝ち点15)に対し、8分にヴラホビッチのミドルがバーに直撃したユベントスだったが攻めあぐねる展開が続くと、27分に失点する。CKからピエロッツィにヘディングシュートを決められた。 さらに32分、サンビアの直接FKでGKシュチェスニーを強襲されると36分にも大ピンチ。イクウエメシにGKとの一対一の局面を作られたが、何とかシュチェスニーが凌いだ。 最下位チーム相手にピンチの連続という不甲斐ないユベントスは、43分にカンビアーゾのミドルがポストに直撃。1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、キエーザら3選手を投入したユベントスは、59分に同点の絶好機。カウンター返しの流れからキエーザのラストパスを受けたヴラホビッチがGKと一対一となるもシュートを決めきれない。 攻勢を強めるもののゴールが遠いユベントスは76分にルガーニを削ってユルドゥズを投入。すると80分、ミリクのヘディングシュートでGKを強襲すると、88分にはミレッティのミドルシュートがバーに直撃した。 そして追加タイム2分、ようやく同点弾。左CKをニアのロカテッリがヒールで逸らすと、ファーサイドのラビオがスライディングで流し込んだ。 ラストプレーではカウンターを受けた流れで大ピンチがあった中、1-1でタイムアップ。今節でのCL出場はこのあと試合を行うアタランタvsローマの結果に委ねられることになった。 2024.05.13 03:08 Mon

最下位サレルニターナに逆転勝利のアタランタが5位に浮上!次節ローマ戦へ弾み【セリエA】

アタランタは6日、セリエA第35節でサレルニターナと対戦し2-1で勝利した。 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙う6位アタランタ(勝ち点57)が、すでにセリエB降格の決まった最下位サレルニターナ(勝ち点15)のホームに乗り込んだ一戦。 立ち上がりから攻勢に出るアタランタだが、先にスコアを動かしたのはサレルニターナ。18分、バシッチの縦パスで敵陣中盤に抜け出したヴィニャートがワンタッチではたくと、バイタルエリア右でボールを受けたチャウナがボックス右まで切り込みシュートをゴール左隅に流し込んだ。 1点ビハインドで前半を終えたアタランタは、ハーフタイムにミランチュクやエデルソン、スカルヴィーニを下げてデ・ケテラエル、コープマイネルス、ルッジェーリを投入する3枚替えを敢行。 すると57分、左CKの流れから二次攻撃を仕掛けるとコープマイネルスがバイタエルエリア右手前からクロスを供給。これをゴールエリア左手前のパシャリッチが頭で折り返すと、最後はゴール前に走り込んだスカマッカが右足でゴールに流し込んだ。 追いついたアタランタは、63分にもショートコーナーの流れからボックス左に侵入したルッジェーリがシュート。これは相手DFにクリアされたが、ボックス手前でハテブールがインターセプトに成功すると、こぼれ球をボックス右手前のコープマイネルスがダイレクトシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。 その後、70分と88分にサレルニターナに決定機を許したアタランタだったが、これを凌ぎ切って2-1で逆転勝利。5位に浮上したアタランタは、CL出場権を争う同勝ち点の6位ローマとの直接対決に弾みを付けた。 2024.05.07 03:00 Tue

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ラツィオがルイス・アルベルト&鎌田の後釜を確保…“ナイジェリア代表の未来”23歳フィサヨ・デレ=バシル

ラツィオがナイジェリア代表MFフィサヨ・デレ=バシル(23)の獲得に漕ぎ着けたという。 デレ=バシルはスュペル・リグ(トルコ1部)のハタイスポルに所属する186cmセントラルハーフ。マンチェスター・シティの下部組織で育まれた、ストライドの大きいクラックだ。 昨秋はナイジェリア代表デビューを飾り、初試合で決勝点をアシスト。今年1月のアフリカ杯こそ落選も、先日の2キャップ目で初ゴールを決め、今後のナイジェリアを背負っていく存在の1人であることが明確になった。 そんな23歳の獲得が近づくラツィオ。 長年の“背番号10”ルイス・アルベルト(31)を売却し、鎌田大地(27)も契約満了に伴う退団が確実…来季から攻撃のタクトを振るう役割もデレ=バシルに求められる。 ファブリツィオ・ロマーノ氏は17日、ラツィオが移籍金700万ユーロ(約11.8億円)でクラブ間交渉をまとめ上げたとレポート。最後の一押しとメディカルチェックは数日中、とのことだ。 2024.06.17 21:35 Mon

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インテルがジェノアへ若手を大量提示…ホセフ・マルティネスの獲得コスト削減へ譲歩狙う

インテルがジェノアへ若手を大量に提示しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 スイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しに本腰を入れるインテル。アトレチコMGのブラジル代表GKベントを「高額すぎる」として諦め、現在獲得交渉中なのが、ジェノアの元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)だ。 交渉成立に備えてジェノアが日本代表GK鈴木彩艶(21)をリストアップする一方、インテルは何としてでも今夏中にGKを確保しておきたい模様。J・マルティネスの獲得交渉にあたり、若手の譲渡をジェノアへ提示したそうだ。 その面々は、ウルグアイ代表FWマルティン・サトリアーノ(23)、U-21イタリア代表MFガエタノ・オリスタニオ(21)、U-21イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージト(21)、U-21イタリア代表DFマッティア・ザノッティ(21)。いずれもレンタル放出中の21〜23歳だ。 J・マルティネスの獲得と引き換えに、インテルから1人ないし2人がジェノアへ…レンタル移籍か完全移籍か形態は不明瞭だが、マロッタ・インテルがJ・マルティネスに注力していることは間違いなさそうだ。 2024.06.17 16:10 Mon

コスティッチがユーロ2024初戦で涙の負傷交代…ユベントスの売却計画に影響必至か

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が負傷。今夏移籍への影響やいかに。 ユベントス加入2年で左サイドの定位置をキープしたコスティッチ。しかし、フランクフルト時代に欧州No.1のクロッサーとして名声を得た31歳は、今夏クラブから売却候補に挙げられていることが明白だ。 まずは恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスの関心に始まり、今日現在はトルコ勢からの人気が加熱。ガラタサライとフェネルバフチェが競るなか、ローマ時代からコスティッチに熱視線を送るジョゼ・モウリーニョ氏を招聘した後者が優勢とされる。 そんななか16日、セルビア代表としてユーロ2024へ参戦するコスティッチ本人は、グループ第1節のイングランド代表戦で左足を痛めて負傷交代に。セルビア連盟からの発表を待つところだが、涙の退場がすぐに治るケガではないことを示唆している。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、中長期的なケガならユベントスのコスティッチ売却計画に影響が出ることは避けられず。財政安定化へまたひとつ難題が生まれたユベントスだ。 2024.06.17 15:40 Mon

代理人や父親の移籍発言に反発! ナポリ「クワラツヘリアはメルカートに出ていない」

ナポリがジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)の残留を主張した。 来季からアントニオ・コンテ新監督のもとで新たにスタートするナポリ。これまでと変わらず、攻撃陣の中心として期待される1人がクワラツヘリアだが、今季のセリエAでも34試合で11得点8アシストをマークした活躍ぶりから、パリ・サンジェルマン(PSG)の関心が取り沙汰される。 そのなか、選手代理人のマムカ・ジュゲリ氏が先日、ジョージアのメディアで「ナポリからの退団を望むが、彼の邪魔にならないように、まずはユーロが終わるのを待っているところ。彼のプライオリティはチャンピオンズリーグに出るチームへの移籍だ」と発言し、これが話題となる。 また、選手の父親であるパドリ氏からも「息子にはナポリに残ってほしくない」と移籍を後押しする発言が飛び出すが、ナポリは16日にクラブのSNSを通じて、その件に対する声明で反論。2027年夏までの契約を残す現状とともに、非売品のスタンスを強調した。 「ナポリはクワラツヘリアの代理人であるマムカ・ジュゲリ氏と父親であるパドリ氏の発言を受けて、彼と3年間の契約が残っていることを改めて発表する。クワラツヘリアはメルカートに出ていない。ナポリと契約している選手の将来を決めるのは代理人や父親ではなく、カルチョ・ナポリだ!!! この話はこれで終わりだ」 2024.06.17 13:50 Mon

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