ローマのピントGMが1月移籍市場終了後に退任へ…後任は昨夏ミランを追われたマッサーラ氏か

2024.01.04 21:35 Thu
リッキー・マッサーラ氏(右)がローマのGM就任も?
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リッキー・マッサーラ氏(右)がローマのGM就任も?
ローマのゼネラル・マネージャー(GM)を務めるティアゴ・ピント氏(39)。1月の移籍市場が終了後に退任する見通しだという。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ポルトガル国籍のピント氏。32歳にして母国随一の名門ベンフィカでGMに就任後、およそ3年半の在任中にリーグ優勝5回を筆頭として「14」ものタイトルを獲得。2021年1月よりイタリアの首都へとやってきた。
ローマでは2021-22シーズンにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制覇し、クラブとしてだけでなく、ピントSD自身も要職として初の欧州タイトル獲得に。そんな同氏だが、今年6月の契約満了を待たずしてクラブを離れるという。

イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、どうやらクラブ側がピントGMに新契約を提示しない方針を固めたとのこと。これを受け、先んじて自ら降りる形となるようで、後任には昨年夏にミランのスポーツ・ディレクター(SD)を解任されたリッキー・マッサーラ氏(55)が挙がっているとみられている。

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ローマがレンヌMFル・フェ獲得に近づく…個人間合意で選手はクラブに退団希望を通知

ローマが、スタッド・レンヌのフランス人MFエンゾ・ル・フェ(24)の獲得に近づいているようだ。 放出濃厚なアルジェリア代表MFフセム・アワールに代わる攻撃的MFを探すローマは、ル・フェの獲得に動いている。 レンヌ1年目で公式戦35試合に出場も0ゴール5アシストと思ったほどのインパクトを残せずにいたが、ローマの新任スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏はニース時代から同選手の才能を高く評価していた模様だ。 フランス『レキップ』によると、すでにローマと5年契約で合意に至ったとされるル・フェは、元ローマでレンヌの新SDであるリッキー・マッサーラ氏に対して退団希望を伝えたという。 クラブ間では昨夏獲得時の2000万ユーロ(約34億5000万円)の要求するレンヌに対して、ローマの1800万ユーロ(約31億円)のファーストオファーは拒否されたようだが、ル・フェの意向やマッサーラ氏とローマの関係性を鑑みれば、交渉がまとまる可能性は高い。 ロリアンの下部組織出身のル・フェは、2019年5月にファーストチームデビュー。卓越した足元の技術と創造性に優れる攻撃的MFは、2019–20シーズンのリーグ・ドゥ(フランス2部)優勝に貢献。 その後、自身初のリーグ・アンの舞台でも安定したパフォーマンスを披露。2022-23シーズンは35試合5ゴール5アシストの数字を記録。ドルトムントを筆頭に国内外の複数クラブの関心を集めていた。 2024.06.29 18:20 Sat

スタッド・レンヌ、前ミランのマッサーラ氏の新SD招へいを発表

スタッド・レンヌは10日、前ミランのリッキー・マッサーラ氏(55)のスポーツディレクター(SD)就任を発表した。 クラブはマッサーラ氏の招へいに際して「この任命は、クラブの長期的発展を目的とした重要な投資サイクルの一環であり、プロチームの高いスポーツ的野心を維持すること。ヨーロッパで最も効率的であると認められているアカデミーを強化することという2つの柱に焦点を当てている」と、同氏が育成部門からトップチームまで、クラブのスポーツ戦略を率いることになると、その役割を説明している。 ローマ時代にワルテル・サバティーニ氏やモンチ氏の右腕としてリクルート部門で活躍したマッサーラ氏。その後、2019年7月にSDとしてミランに招へいされると、テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏との二人三脚で名門復活の礎を築き、2021-22シーズンのセリエA優勝の立役者となった。 しかし、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏との確執によって、昨年6月にマルディーニ氏と共にクラブを離れていた。 以降は古巣ローマやナポリといった国内クラブでの仕事も取り沙汰されたが、新天地はフランスとなった。 2024.06.11 14:10 Tue

前ミランのマッサーラ氏、レンヌの新SD就任へ

前ミランのリッキー・マッサーラ氏が、スタッド・レンヌのスポーツディレクター(SD)に就任する見込みだ。フランス『レキップ』など複数メディアが報じている。 ローマ時代にワルテル・サバティーニ氏やモンチ氏の右腕としてリクルート部門で活躍したマッサーラ氏。その後、2019年7月にSDとしてミランに招へいされると、テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏との二人三脚で名門復活の礎を築き、2021-22シーズンのセリエA優勝の立役者となった。 しかし、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏との確執によって、昨年6月にマルディーニ氏と共にクラブを離れていた。 以降は古巣ローマやナポリといった国内クラブでの仕事も取り沙汰されたが、新天地はフランスとなる見込みだ。 レンヌではニース行きが取り沙汰されるフロリアン・モーリス氏の退団が決定的に。その後釜を探す中でマッサーラ氏と交渉を行っており、先週末には首脳陣と現地で直接会談を行っていた。 そして、この交渉で就任はほぼ確実となっており、今週中にもモーリス氏の退団とセットで、マッサーラ氏の新SD就任が発表される見込みだ。 2024.05.28 20:00 Tue

混迷ナポリがSDを交代へ…ジュントリ後任のメルーゾ氏は任期満了確実、候補は現状3人か

ナポリがスポーツ・ディレクター(SD)を変えるようだ。 ナポリは昨季スクデットのチームを築き上げた敏腕SD、クリスティアーノ・ジュントリ氏(現ユベントス)が昨夏で退任し、後任にはマウロ・メルーゾ氏(59)を選任した。 しかし、スペツィアやレッチェ、フロジノーネといった中小クラブでのリクルート経験しか持たないメルーゾ氏は、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長を満足させていないとのこと。 前任のジュントリ氏が長い歳月をかけてひとつの大きな栄光をもたらしたことを考えれば、もう少し我慢しても良さそうだが、メルーゾ氏はどうやら1年で任期満了になる見通しだという。 イタリア『カルチョメルカート』によると、現状で後任候補は3人。昨夏もポスト・ジュントリに挙がったエンポリのピエトロ・アッカルディSD(41)、前ミランSDのリッキー・マッサーラ氏(55)、エラス・ヴェローナのショーン・ソリアーノSD(53)とのことだ。 ミランの復権に一役買ったマッサーラ氏と異なり、エンポリのアッカルディSDとヴェローナのソリアーノSDは、現職メルーゾSDと同じくビッグクラブでの要職歴がなし。 ただ、アッカルディSDは41歳と若く、選手キャリア最後のクラブとなったエンポリでマネージャー職からSDへと昇格した叩き上げ。エンポリで要職を与えられてちょうど10年…そろそろステップアップが視野に入る。 混迷するナポリだが、メルーゾSDの任期満了はほぼ確実とのことで、この3人の中から新たなリクルート班トップを選ぶことになるのか。 2024.04.01 20:20 Mon

新SD探すリバプール、ニースの敏腕SDギソルフィ氏に関心か?

リバプールが新たなスポーツディレクター(SD)としてニースのフローラン・ギソルフィ氏に関心を示しているようだ。イギリス『The Atletic』が報じている。 ユルゲン・クロップ監督の今シーズン限りでの退任によって今夏大幅な刷新が見込まれるリバプール。ただ、ヨルグ・シュマートケ氏の退任によって、その監督人事や来季に向けた補強を主導するSDが不在の状況だ。 そういったなか、新SD招へいへ動くクラブは、ニースで優れた手腕を発揮しているギソルフィ氏に関心を示しているようだ。 現役時代にバスティア、スタッド・ランスでプレーしたギソルフィ氏は、2016年に古巣スタッド・ランスでアシスタントマネージャーに就任。その後、ロリアンのアシスタントマネージャーを経て2019年にRCランスのスポーツコーディネーターに就任。リクルート部門での仕事をスタートし、2022年10月からニースでSD職を務めている。 ニースでは的確な選手補強に加え、今季から招へいしたフランチェスコ・ファリオーリ監督の招へいが完璧に嵌り、リーグ・アン3位躍進の立役者となっている。 『フェンウェイ・スポーツ・グループ』はそのギソルフィ氏の手腕を高く評価しており、新SD候補の一人としてリストアップしているようだ。 ただ、先日にマンチェスター・ユナイテッドの株式25%を取得したサー・ジム・ラトクリフ氏が率いる『INEOS』が保有するニースは、敏腕SDに全幅の信頼を寄せており、引き抜きは容易ではないようだ。 その他では近年の黄金期を牽引したマイケル・エドワーズ氏の復帰、前ミランのリッキー・マッサーラ氏が有力な候補として挙がっているようだ。 2024.02.21 08:00 Wed

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ストライカー獲得目指すミラン、ザークツィーとの交渉停滞でルカクへの関心本格化か

ミランがベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の獲得を狙っているようだ。 昨夏の移籍市場では、紆余曲折を経てローマにレンタル移籍することとなったルカク。セリエAでは流石のパフォーマンスを披露しており、32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、攻撃陣の刷新を計画中のローマはルカクを買い取らないことに決定。今夏、チェルシーに帰還することとなったが、ロンドンのクラブはすでにルカクを戦力と見なしておらず、今夏の売却を計画している。 そんな中で、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ミランがルカクの獲得を検討中とのこと。すでにチェルシーに対しては接触しており、選手との交渉も予定しているという。 ミランはフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、新たなストライカー獲得を計画。しかし、筆頭候補だったボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーは、代理人であるキア・ジョーラブシャン氏への高額な手数料支払いをめぐって交渉停滞中であり、クラブは代替案にも目を向けているようだ。 ルカクに対しては、アントニオ・コンテ監督が就任したナポリも獲得を熱望と報じられているが、流浪のベルギー代表ストライカーの新天地がどこになるかが注目されている。 2024.06.26 15:40 Wed

ベロッティがセリエA昇格組のコモに完全移籍…ローマで構想外の点取り屋が新天地で再起図る

セリエA昇格組のコモは25日、ローマから元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの2年となる。 なお、イタリア『TUTTOmercatoWEB』によると、移籍金は総額500万ユーロ(約8億5000万円)程度になるという。 パレルモで台頭し、トリノでセリエA屈指のストライカーに成長したベロッティは2022年夏にローマへフリートランスファーで加入。だが、在籍1年半で公式戦68試合に出場したものの、わずか10ゴールと思うような活躍を見せられず。今冬フィオレンティーナへ買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入していた。 その新天地では公式戦24試合4ゴールにとどまり、クラブは買い取りオプション行使を見送ることを決断していた。 なお、新天地となるコモは元スペイン代表MFのセスク・ファブレガス氏が暫定指揮官の一人として采配を振るい、チェルシーのレジェンドでもある元イングランド代表MFのデニス・ワイズ氏が最高経営責任者(CEO)、元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏も出資者として経営に携わる注目のクラブだ。 2024.06.26 07:00 Wed

ローマ、デ・ロッシ監督と2027年までの契約延長…今季途中就任で優れた手腕発揮

ローマは25日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(40)との契約延長を発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 下部組織で長らく指導者を務めたアルベルト・デ・ロッシ氏を父親に持ち、キャリア晩年にボカ・ジュニアーズへ移籍するまで盟友フランチェスコ・トッティ氏と共に長らくバンディエラとしてジャッロロッシをけん引してきたデ・ロッシ監督。 その後、ロベルト・マンチーニ氏の下でイタリア代表のコーチングスタッフを務め、セリエBのSPALも指揮した元イタリア代表MFは、今年1月にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任した古巣に暫定指揮官として復帰。 優れたリーダーシップと戦術眼を活かしてチームを立て直すと、公式戦26試合を指揮し、14勝6分け6敗の戦績を残した。ヨーロッパリーグでベスト4、セリエAで6位フィニッシュとクラブの目標としていたチャンピオンズリーグ出場権獲得はならずも、オーナーのフリードキン・ファミリーは4月中旬の段階で指揮官の続投を決断していた。 正式発表は約2カ月後にずれ込む形となったが、リクルート部門でも一定の権限を与えられている指揮官は、すでに新スポーツディレクターのフローラン・ギゾルフィ氏やリナ・スルークCEOと連携して今夏のメルカートに向けて動いている。 2024.06.26 06:30 Wed

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