今季出番ゼロ… チェルシー保有のミランMFバカヨコ、モンテッラ率いるトルコ1部クラブへ?

2022.12.21 20:28 Wed
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ミランの元フランス代表MFティエムエ・バカヨコ(28)に、アダナ・デミルスポルが触手を伸ばしているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

かつて将来を大きく嘱望されたバカヨコ。モナコ時代の2016-17シーズンにクラブをチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4へと導く活躍を見せ、シーズン終了後にチェルシーとの5年契約を勝ち取った。
しかし、ロンドンでパッとしない日々が続き、1年後にミランへ貸し出されると、その翌年は古巣モナコ、さらにナポリ、2021年夏から再びミランと、今季までに5シーズン連続でレンタル生活を続けている。

今季はここまで一度も出番がなく、来年1月の退団を決意したと言われるなか、元ミラン指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が率いるトルコ・スュペル・リグのアダナ・デミルスポルから接触があったようだ。

バカヨコがトルコ行きを承諾するかどうかは不透明なものの、モンテッラ監督が率いるチームは資金力に不足はなく、来夏にチェルシーへの買い取り義務が発生するミランとしても放出を躊躇する理由がない模様。ミランは近日中にも代理人との会談に臨むとされる。

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フットボーラーと二重国籍…バカヨコがA代表選択で直面した苦悩「デシャンの電話から丸2日間…」

ロリアンの元フランス代表MFティエムエ・バカヨコ(29)が、自身の代表キャリアを振り返った。フランス『RMC Sport』が伝えている。 バカヨコは過去にモナコやチェルシー、ミラン、ナポリでプレー。コートジボワール出身の両親のもとにパリで生まれ育ち、世代別代表から一貫してフランスを選択してきた。 モナコ時代の2017年にはディディエ・デシャン監督率いるA代表でも1試合に出場しているが、このほどフランス『レキップ』のインタビューで、自身のような二重国籍者(フランスとコートジボワール)が直面する難題について語った。 「二重国籍を持っていると、A代表の選択がどれほど難しいものになるか。デシャンから最初の電話がかかってきたときのことをよく覚えているよ。『イエス』と返答するまで丸2日間、ずっとお腹が痛く、何も喉を通らなかった」 考え抜いた末にレ・ブルー入りを決めたバカヨコ。初キャップを最後に招集されていないことで心残りがあるようだが、コートジボワールの選択肢を切り捨てたこともずっと引っかかっているようだ。 「初キャップの後に移籍したチェルシーからうまくいかず、僕は今日の今日までフランス代表に戻れていない。フランスは1年後には世界チャンピオンになったし、後悔がないと言えば嘘になる」 「しかし、完全なるインターナショナルな存在にはどうしたってなれないね。基本的に選択肢は1つしかない。例えばもし『今からコートジボワール代表になれ』と言われたら…ノーともイエスとも返せない。イエスなら自分を否定しているような気分になるはずだ」 2024.02.18 18:55 Sun

元フランス代表MFバカヨコがロリアンにフリー加入! 2年契約で母国帰還に

ロリアンは31日、元フランス代表MFティエムエ・バカヨコ(29)の加入を発表した。2年契約での加入となる。 かつてモナコ時代にリーグ・アン制覇やチャンピオンズリーグ(CL)4強入りに貢献し、自身も守備的MFとしての評価を高め、2017年夏にチェルシー入りしたバカヨコ。だが、プレミアリーグの水に慣れず、2018年夏のミラン行きから渡り鳥生活が続く。 2019年夏のモナコ復帰後もナポリでのプレーを挟み、2021年夏から再びミランへ。昨季もミランで過ごした後、チェルシーの残留選手リストから外れ、契約満了による退団が決まった。 4年ぶりのフランス凱旋となるバカヨコはクラブ公式サイトで「ロリアンのような野心的なクラブでリーグ・アンに復帰できるのはぼ大きな喜びだ」とコメントしている。 2023.09.01 11:45 Fri

チェルシー、バカヨコの退団を発表

チェルシーは16日、元フランス代表MFティエムエ・バカヨコ(28)の退団を発表した。 バカヨコは2017年夏に4000万ポンドでチェルシーに加入。しかしチェルシーでは主力に定着できずミラン、モナコ、ナポリにレンタル移籍していた。 今季はミランに再レンタルしていたが、セリエA3試合の出場に終わっていた。チェルシーでは公式戦43試合に出場した。 2023.06.17 01:00 Sat

今季無冠に終わったミラン、夏に7選手放出を計画?

ミランが今夏の移籍市場で、戦力の刷新を計画しているようだ。 セリエA王者として今シーズンに臨みながら、多くのケガ人が出たこともあり、リーグ戦残り3試合の時点で5位に位置するミラン。チャンピオンズリーグ(CL)準決勝でも宿敵インテルに完敗し、今季の無冠が決定した。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、クラブは来シーズンの挽回に向けて今夏にスカッドの刷新を計画。数人の新戦力を獲得する一方で、7選手に退団の可能性があるとのことだ。 その中でも、元フランス代表MFティエムエ・バカヨコ(28)はチェルシー、アメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(22)はバルセロナ、MFアステル・ブランクス(20)はヴォルフスブルクへのレンタルバックが確実となっている。 また、今シーズンに高い期待と共に加入しながら公式戦35試合でわずか2ゴールのベルギー代表FWディヴォク・オリジ(28)についても、クラブは売却を希望。現時点でオファーなしだが、ある程度の金額が提示されれば応じる見込みだ。 その他、ステファノ・ピオリ監督の信頼を掴めていないフランス人MFヤシン・アドリ(22)については、レンタルでの放出を考慮。セネガル代表DFフォデ・バロ=トゥーレ(26)、ブラジル人MFジュニオール・メシアス(32)についても、好条件のオファーがあれば放出もやぶさかではない模様だ。 一方で、ミランはフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)や、チェルシーのイングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(26)の獲得に関心を示しており、忙しい夏になることが予想される。 2023.05.20 11:30 Sat

チェルシーが夏の大量放出を計画、主将アスピリクエタや生え抜きマウントも対象に?

チェルシーは今夏の移籍市場で選手の大量放出を計画しているようだ。 昨夏にトッド・ベーリー氏が新たなオーナーに就任して以降、移籍市場で積極的な動きを続けるチェルシー。冬の移籍市場では総額3億2300万ポンド(約521億9000万円)を投じて、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスら計8選手を獲得した。 一方で、パリ・サンジェルマン(PSG)行きが濃厚とされていたMFハキム・ツィエクが書類不備によって土壇場で残留となるなど放出には手間取り、現在はスカッドの肥大化が問題視されている。 イギリス『The Athletic』によると、チェルシーは今夏の移籍市場で選手の大量放出を計画。現在は10選手が整理の対象になっているとのことだ。 退団がほぼ確実となっているのはGKマーカス・ベッティネッリ、GKネイサン・バクスター、DFイーサン・アンパドゥ、MFティエムエ・バカヨコの4選手。加えて、夏には契約が残り1年となるDFセサル・アスピリクエタ、MFマテオ・コバチッチ、MFクリスチャン・プリシッチ、MFルーベン・ロフタス=チーク、MFメイソン・マウント、FWピエール=エメリク・オーバメヤンについても、適切なオファーがあれば耳を傾ける方針だという。 下部組織出身であるマウントについては、グレアム・ポッター監督が高く評価している一方で、待遇面の折り合いがつかず契約交渉は停滞。このまま進展が見られなければ、リバプールやニューカッスルが獲得を望む同選手の売却に踏み切る模様だ。 一方で、クラブは今夏で契約満了となるMFエンゴロ・カンテについては残留を希望。現在選手側との間で契約交渉が進められており、合意は近い見通しとのことだ。 2023.03.14 17:26 Tue

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ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

契約満了or延長OP行使…ミランがルカ・ヨビッチの扱いを迷う

ミランがセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(26)の扱いを慎重に議論しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 点取り屋としてフランクフルト時代に一躍脚光を浴びるも、レアル・マドリーへの移籍が白い巨人にとって時期尚早の決断だったと今なお言われるヨビッチ。 最後はフィオレンティーナに無償放出され、キャリア初のカルチョで公式戦13得点をマークした昨季を経て、今季からミランと1年契約。これには延長オプションがあり、ミラン残留は今季の出来に懸かっていた形だ。 今季1年を振り返ると、まず数字はセリエA23試合6得点、公式戦全体で30試合9得点。ストライカーとしてオリヴィエ・ジルーの牙城を崩すには至らず、途中出場が多かった。 一方で、9得点中8得点は昨年12月〜今年2月にかけて集中。したたかな相手DFイッツォの挑発に乗っかった2月19日モンツァ戦での一発レッド(2試合出場停止)がなければ、もう少し貢献度を引き延ばせたかもしれない。 そんなこんなでヨビッチの契約延長オプションを採択するか否か迷うミラン。 ボローニャからオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得に前進中とされるなか、チェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)とも接触しており、実際のところ経営陣的にヨビッチは「放出」だという。 ただ、今夏で指揮官が交代するミラン。どうやら最後は新たなボスに判断を仰ぐ方針とされ、現状でいけば、パウロ・フォンセカ新監督(仮)がヨビッチの運命を決めることになる。 ミラニスタの間でも意見が分かれるであろうルカ・ヨビッチ。まずは新監督の到着を待つ必要がありそうだ。 2024.06.09 18:10 Sun

今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 Sun

セリエA史上最年少デビュー…ミランの16歳カマルダがプロ契約! 年俸は…

ミランがU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)とプロ契約を結んだようだ。 昨秋フィオレンティーナ戦にて、セリエA史上最年少の15歳260日でデビューを飾ったカマルダ。ミラン最後の欧州制覇(2007年)は生まれる前というストライカーだ。 今季1年を振り返ると、ステファノ・ピオリ監督率いるトップチームでセリエA2試合に出場した一方、籍を置くプリマヴェーラ(U-19)で公式戦41試合13得点5アシスト。 この年代の欧州王者を決めるUEFAユースリーグでは、最終的に優勝こそならなかったものの、ミランをイタリア勢初の決勝戦へと導き、エース格として1年間君臨した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、カマルダは7月1日付けの3年契約をミランと結ぶようで、来季はU-23チームへ昇格。年俸50万ユーロ(約8450万円)が出発地点になるという。 来季はおそらくパウロ・フォンセカ氏(51)がトップチームを率いるであろうとされるミラン。カマルダはU-23チームとトップチームと今季よりも頻繁に行き来するとみられている。 2024.06.08 21:25 Sat

お手頃なサーレマーケルス、モッタ監督と共にユーベ入りも?

ミラン保有のベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(24)はユベントス移籍もありえるようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 今シーズンはミランからボローニャへレンタル移籍したサーレマーケルス。常時のスタメンとはいかず、セリエA成績も4ゴール3アシストにとどまったが、チアゴ・モッタ監督のもと、両サイドでプレーできるユーティリティ性も発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。 しかし、モッタ監督の退任が決まったボローニャは、フィオレンティーナを率いたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督を招へい。この影響もあり、サーレマーケルスの買取オプションは行使しない見込みだという。 ミランに戻っても、主戦場とした右サイドにはアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックとナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼが存在。1000万ユーロ(約16億9000万円)強で売りに出される可能性があるようだ。 そこで浮上しているのが、モッタ監督の就任発表が待たれるユベントス移籍の可能性。イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の去就が不透明な上、サーレマーケルスの給与は約200万ユーロ(約3億4000万円)と許容範囲内にある。 リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、今シーズンのジローナで活躍したトロワ保有のブラジル代表FWサヴィオ(20)、マンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)も新戦力候補に挙がっているというが、こちらは移籍金2500万〜4000万ユーロ(約42億4000万円〜67億8000万円)の取引に。同程度の売却が実現しない限りは獲得に動けないとのことで、サーレマーケルスはより現実的な選択肢となるようだ。 2024.06.08 19:35 Sat

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