アントワープを電撃辞任のイバン・レコ監督が上海上港の新指揮官に就任!

2021.01.02 00:28 Sat
Getty Images
上海上港は1日、新監督にクロアチア人指揮官イバン・レコ氏(42)が就任したことを発表した。

2020年シーズンの中国スーパーリーグを4位で終えた上海上港は、昨年12月31日に2018シーズンからチームを率いてきたヴィトール・ペレイラ前監督の退任を発表していた。
その後任として白羽の矢がたったレコ氏は、選手としては母国のハイドゥク・スプリトでプロデビューを飾ると、マラガやクラブ・ブルージュ、ロケレンなどでプレー。ハイドゥク・スプリトでは国内リーグを2度優勝し、クラブ・ブルージュとロケレンではベルギーカップで優勝するなど選手としても功績を残していた。

2014年に現役を引退すると、同年にベルギーのルーヴェンで指導者キャリアをスタート。その後、シント=トロイデンや古巣のクラブ・ブルージュ、UAEのアル・アインなどで指揮官を歴任。

昨夏からは日本代表MF三好康児の所属するアントワープの監督を務め、ここまで19試合を消化したジュピラー・プロ・リーグでは9勝4分け6敗の5位。また、初出場となったヨーロッパリーグ(EL)ではトッテナムから大金星を挙げるなど、優れた手腕を発揮しグループステージ突破に導いていた。
だが、上海上港からのオファーを受け、昨年12月29日にアントワープとの契約を解消していた。

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セビージャで解任のサンパオリ、フラメンゴの監督就任…契約は2024年まで

フラメンゴは15日、ホルヘ・サンパオリ氏(63)の監督就任を発表した。契約は2024年12月までとなる。 フラメンゴは11日にポルトガル人指導者のヴィトール・ペレイラ監督を解任。その後任として迎え入れられたのがアルゼンチン人指導者のサンパオリ氏だ。 かつてチリ代表やアルゼンチン代表も率いたサンパオリ氏は昨年10月からセビージャを再び指揮したが、立て直しといかず、今年3月に解任。フリーだった。 サンパオリ氏は来週から指導。ブラジルでの仕事は2020年3月から2021年2月まで指揮したアトレチコ・ミネイロ時代ぶりで、サントス時代を含め、3クラブ目となる。 2023.04.15 10:55 Sat

フラメンゴがヴィトール・ペレイラを新指揮官に招へい! 今季はコリンチャンスを指揮

フラメンゴは13日、ヴィトール・ペレイラ氏(54)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2023年12月31日までとなる。 フラメンゴは今シーズン、パウロ・ソウザ、ドリヴァウ・ジュニオルと2人の指揮官の下でシーズンを戦ったが、最終的にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを5位でフィニッシュした。 ドリヴァウ・ジュニオル監督の今季限りでの契約終了が決定していた中、新指揮官にはポルトガル人指揮官のペレイラ氏が任命された。 アンドレ・ビラス=ボアス氏の右腕として、生まれ故郷のポルトで頭角を現したペレイラ氏は、2011-12、2012-13シーズンにポルトをリーグ2連覇に導いた。 さらに、オリンピアコスでもリーグ制覇を成し遂げた同氏は、フェネルバフチェ、1860ミュンヘン、上海上港(現在は上海海港)を経て、2021年7月に2度目となるフェネルバフチェの指揮官に就任。その後、今シーズンからコリンチャンスを指揮。その新天地ではチームをカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで4位フィニッシュに導いていた。 2022.12.13 23:07 Tue

コリンチャンス、新指揮官にヴィトール・ペレイラ氏を招へい

コリンチャンスは23日、ポルトガル指揮官ヴィトール・ペレイラ氏(53)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2022年12月31日までとなる。 アンドレ・ビラス・ボアス氏の右腕として、生まれ故郷のポルトで頭角を現したペレイラ監督は、2011-12、2012-13シーズンにポルトをリーグ2連覇に導いた。 さらに、オリンピアコスでもリーグ制覇を成し遂げた同監督は、フェネルバフチェ、1860ミュンヘン、上海上港(現在は上海海港)を経て、82021年7月に2度目となるフェネルバフチェの指揮官に就任。 しかし、今シーズンは序盤から不安定な戦いが続くと、リーグ戦では首位のトラブゾンスポルと14ポイント差の5位に低迷。また、ヨーロッパリーグでもグループ3位と思うような結果を残せず、昨年12月に解任されていた。 シウビーニョ監督を招へいし5年ぶりの優勝を狙ったコリンチャンスは、2021年シーズンのカンピオナート・ブラジレイロを首位のアトレティコ・ミネイロと27ポイント差の5位でフィニッシュ。また、1月下旬に開幕したカンピオナート・パウリスタでも、第3節でライバルのサントスに敗戦するなど安定感を欠き、2月3日に解任が発表されていた。 2022.02.24 08:00 Thu

エバートンがランパード氏と2年半契約で監督就任に合意、31日にも発表へ

新監督を探しているエバートンだが、フランク・ランパード氏(43)と合意に至ったようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 エバートンは16日、成績不振によりラファエル・ベニテス監督を解任。今シーズンは4勝2分け1敗と上々のスタートを切っていた。 しかし、度重なる負傷者や新型コロナウイルスの影響などで徐々にパフォーマンスが低下すると、2度の3連敗を経験するなど急失速。直近のノリッジ戦で今季3度目の連敗を喫したことで、現時点での戦績は5勝4分け10敗の暫定15位となっていた。 暫定的にアシスタントコーチのダンカン・ファーガソン氏が指揮を執るなか、後任にはクラブOBでありダービー・カウンティで指揮を執るウェイン・ルーニー監督やベルギー代表のロベルト・マルティネス監督、また現在フリーのファビオ・カンナバーロ氏など様々な名前が挙がったが、ここに来てランパード氏の就任が濃厚となっていた。 報道によれば、エバートンは30日にランパード監督と2年半契約を結び、その他のスタッフの調整と、補強について話し合っているという。なお、現時点で公式発表はされていない。 ランパード氏は、ダンカン・ファーガソン氏、そして12月までフェネルバフチェを率いていたポルトガル人指揮官のヴィトール・ペレイラ氏とともに、クラブと28日に面談を行ったとのこと。31日にも正式に就任が発表される見込みだ。 また、補強についても、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークのシーズン終了までのレンタル移籍での獲得が合意に至っているとのことだ。 ランパード氏は、ウェストハムやスゥオンジー、チェルシー、マンチェスター・シティ、ニューヨーク・シティでプレー。イングランド代表としても活躍すると、現役引退後はチェルシーのユースコーチに就任。その後、ダービー・カウンティで監督を務めると、2019年7月からチェルシーの監督に就任。2021年1月に解任されて以降、1年間はフリーだった。 2022.01.31 10:33 Mon

交代後に怒りを露わにしたエジル、ボトル蹴り上げシャツを投げ捨てる 後日SNSで謝罪文も

フェネルバフチェの元ドイツ代表MFメスト・エジルが荒れた。イギリス『サン』が伝えている。 21日にホームで行われたヨーロッパリーグ(EL)グループD第3節のアントワープ戦に先発出場したエジル。チームはエネル・バレンシアの2得点もあって2-1で試合を折り返したが、エジル自身は相手のマークに苦しめられた。 フェネルバフチェは62分に同点に追い付かれると、直後にエジルを下げてディミトリス・ペルカスを投入。交代を告げられてベンチに下がったエジルはフラストレーションが溜まっていたのだろうか。近くにあったドリンクボトルを蹴り飛ばし、着ていたユニフォームを投げ捨てた。 関係の悪化が囁かれているヴィトール・ペレイラ監督だが、エジルの怒りには一定の理解を示している様子だ。「我々はもっとインテンシティとフレッシュさが必要だった。メストはよくやってくれた。ボールを収めるのには苦労したけれども」とフォローを入れている。 この行為についてエジルは、後に自身のツイッターで弁明。負けられない一戦で気持ちの高ぶりから起こしてしまったのだと、次のように釈明した。 「親愛なるフェネルバフチェファンへ。昨夜僕がゲームから離れるときに行ったことは、試合の緊張感と勝利への重要性のためだったんだ。誰かを狙ったわけじゃ決してないけれど、あのようなことをすべきではなかった。フェネルバフチェのために戦い続けてくれ」 11月4日にはアウェイでアントワープと再戦するフェネルバフチェ。エジルは周囲の雑音をかき消すような結果を残すことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ボトルを蹴り飛ばすエジル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Jana Mchezaji wa klabu ya <a href="https://twitter.com/Fenerbahce?ref_src=twsrc%5Etfw">@fenerbahce</a> Mesut Ozil alikasirika baada ya kifanyiwa mabadiliko katika Mchezo wa EUROPE League dhidi ya Royal Antwerp dakika ya 66 ya Mchezo <br><br>Mchezo Huo ulimalizika kwa sare ya Magoli 2-2<a href="https://twitter.com/hashtag/sokaplaceupdates?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#sokaplaceupdates</a> <a href="https://t.co/PHIuWb0MUY">pic.twitter.com/PHIuWb0MUY</a></p>&mdash; SokaPlace (@SokaPlace) <a href="https://twitter.com/SokaPlace/status/1451439149681201153?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.23 20:01 Sat

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フェイエノールトの次期指揮官は? ファン・ブロンクホルスト氏が2度目就任に消極的「愛するクラブだが…」

元オランダ代表DFジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏(49)が、古巣フェイエノールトとの紐付けについて語った。 アルネ・スロット監督(45)のリバプール行きが限りなく濃厚となったフェイエノールト。上田綺世所属の名門が水面下で次期指揮官を探しているのは想像に難くない。 候補には元チェルシー指揮官で現在フリーのグレアム・ポッター氏(48)、ロイヤル・アントワープのマルク・ファン・ボメル監督(47)、前横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督(50/上海海港)などが挙げられる。 フェイエノールトのレジェンドであるファン・ブロンクホルスト氏もその1人で、昨季途中にレンジャーズの指揮官を退任して以降フリー。1日出演のオランダ『RTL』では、まだオファーはないと明らかにした。 「フェイエノールトは私の心のクラブ。ここ最近はいちファンとして、素晴らしい戦いを応援してきた。人々が私を(スロット監督の)後任に紐づけるのは仕方ないかもしれないけど、まだ何も起こっていないよ」 選手生活の最初と最後をフェイエノールトで過ごし、初の監督業もフェイエノールトで4年間指揮してオランダ1部優勝1回、国内カップ戦優勝2回というファン・ブロンクホルスト氏。 「監督としても素晴らしい瞬間を経験した…今でもこれからも、大切にし続ける良い思い出だ。だが、最後は望まない形で去ることになり、心を遠ざけることになった…」 どうやら2度目の就任にはやや消極的。1度目の「解任」に等しい退任が気分の良いものではなかったと示唆し、愛するクラブで再び同じ思いをすることを避けたいようだ。 2024.05.02 14:55 Thu

指揮官がリバプール行き濃厚のフェイエノールト、ペップも絶賛したJリーグ優勝経験監督が後任候補に浮上?「興味深い名前」と報道

日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールト。指揮を執るアルネ・スロット監督がリバプールの監督就任に近づいていると連日報じられている。 ユルゲン・クロップ監督が退任することが決まっているリバプールは、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督やブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督、スポルティングCPのルベン・アモリム監督らが候補に挙がっていたが、スロット監督の招へいで落ち着きそうだ。 スロット監督は、2022-23シーズンのエールディビジを制すると、今シーズンはエールディビジで2位につけた中、KNVBベーカーで見事に優勝。2年連続でクラブにタイトルをもたらせている。 しかし、その指揮官を失うことはクラブにとっては痛手。そんな中、オランダ『Voetbal International』は後任候補9名を挙げているが、Jリーグを知る指揮官の名前も浮上している。 スロット監督の後任に挙がった1人は昨シーズンまで横浜F・マリノスを指揮し、現在は中国スーパーリーグの上海海港を指揮するケヴィン・マスカット監督。横浜FMでは明治安田生命J1リーグを2022年に制し、決勝まで進んでいるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも指揮を執っていた。 『Voetbal International』はスロット監督の後任に相応しいかどうかの要件を提示。「ビジョン」、「存在感とリーダーシップ」、「ストレス耐性」、「若手起用」が必要だとした。 マスカット監督以外には、マルク・ファン・ボメル監督(ロイヤル・アントワープ)、フェイエノールトで過去に指揮をとったこともあるジオバニ・ファン・ブロンクホルスト氏(フリー)、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやチェルシーで指揮を執ったグレアム・ポッター氏(フリー)などがいる。 その中でもマスカット監督は注目されており「興味深い名前」として伝えられている。 2023年夏にはマンチェスター・シティが来日して横浜FMと戦ったが、その際にはジョゼップ・グアルディオラ監督が感銘を受けていたことにも触れられ「彼らはビルドアップ中に非常にダイナミックなサッカーをする。彼らのやること全てが好きだった」と、マスカット監督率いる横浜FMのプレーぶりを称えていた。 上海海港では現在無敗。中国でもその手腕を発揮しているが、契約は1年とのこと。夏にオランダへ旅立つ可能性も十分にあるとされているが、Jリーグを知る指揮官が来れば、鹿島アントラーズ時代に対戦したこともある上田にとってもプラス材料かもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】上田綺世の絶妙な技が光る最新ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">On repeat… Ayase Ueda<a href="https://twitter.com/hashtag/gaefey?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gaefey</a> <a href="https://t.co/ZO5ZVreVF9">pic.twitter.com/ZO5ZVreVF9</a></p>&mdash; Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) <a href="https://twitter.com/Feyenoord/status/1784962039523180645?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.30 15:50 Tue

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横浜F・マリノスのハリー・キューウェル新監督に母国オーストラリアも興味を寄せる。 横浜FMは25日、J1リーグ開幕節で東京ヴェルディと対戦。国立競技場に5万3026人を集めた青緑の美しき一戦は、31年前のあの日と同じく、トリコロールが2-1で逆転勝利を収めた。 今季就任のキューウェル新監督にとっては、J1初陣で見事に初白星。母国紙『news.com.au』は、横浜FMのACLベスト8進出を含め、「キューウェルが日本で好スタートを切ったようだ」とレポートする。 キューウェル新監督は、指導者キャリアを開始したイングランドで下部リーグの複数クラブを指揮した経験を持つが、トップディビジョンでの指揮は横浜FMが初。3代目のオーストラリアンコーチは、先代2人に続いてJ1タイトル獲得といくだろうか。 その一方、前任者のケヴィン・マスカット監督が新天地で黒星発進となったことも紹介。 マスカット監督は今季から中国スーパーリーグ(CSL)の昨季王者・上海上港を指揮。マリノスvsヴェルディと同日の25日、初陣で上海申花とのスーパーカップに臨むも0-1と敗戦…宿敵とのダービーを落とし、3月1日のCSL開幕節へ向けて弾みをつけられなかった。 オーストラリアのサッカー界は、アンジェ・ポステコグルー(現トッテナム)、マスカット、キューウェルと、各国へ進出する指揮官たちの動向を気にかけている。 2024.02.26 17:40 Mon

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