アルゼンチンの点取り屋、ディエゴ・ミリートがミラノ・ダービーで決めた狡猾なゴール【インクレディブル・ゴールズ】
2021.01.23 10:00 Sat
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回は元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏がインテルで決めたゴールだ。
2009年夏にジェノアからインテルに加入したミリート氏は、貴重な得点源として活躍。公式戦171試合に出場し、75ゴールを記録している。
抜群の決定力でゴールを量産し、多くの試合でチームを勝利に導いたミリート氏だが、2012年1月15日に行われたセリエA第18節のミラン戦では、見事なゴールを決めている。
“ミラノ・ダービー”となったこの試合、0-0のまま迎えた54分、右サイドをDFハビエル・サネッティがドリブル突破で駆け上がっていく。相手陣内までボールを運んだサネッティは、中央へアーリークロスを送る。DFイグナツィオ・アバーテがパスカットを試みたものの、対応を見誤りフリーのミリートにパスを通してしまう。相手のミスから決定的チャンスを得たミリートは、ドリブルでそのままボックス内に侵入。ゴール右下のコースへシュートを流し込み、先制点を奪ってみせた。
◆ミリートがミスを見逃さずに決めた決勝点
2009年夏にジェノアからインテルに加入したミリート氏は、貴重な得点源として活躍。公式戦171試合に出場し、75ゴールを記録している。
抜群の決定力でゴールを量産し、多くの試合でチームを勝利に導いたミリート氏だが、2012年1月15日に行われたセリエA第18節のミラン戦では、見事なゴールを決めている。
“ミラノ・ダービー”となったこの試合、0-0のまま迎えた54分、右サイドをDFハビエル・サネッティがドリブル突破で駆け上がっていく。相手陣内までボールを運んだサネッティは、中央へアーリークロスを送る。DFイグナツィオ・アバーテがパスカットを試みたものの、対応を見誤りフリーのミリートにパスを通してしまう。相手のミスから決定的チャンスを得たミリートは、ドリブルでそのままボックス内に侵入。ゴール右下のコースへシュートを流し込み、先制点を奪ってみせた。
試合はインテルがそのまま1-0で逃げ切り勝利。ミスを見逃さなかったミリートの決定力が際立った試合となった。
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アルゼンチン出身の伊代表FWレテギがジェノア移籍に迫る?
イタリア代表FWマテオ・レテギ(24)がジェノア移籍に近づいているようだ。 今年3月にイタリア代表にサプライズ選出され、デビュー戦からの2試合連続ゴールで大きな注目を集めたレテギ。アルゼンチン生まれで現在もアルゼンチン国内でプレーする24歳は、昨年2月にボカ・ジュニアーズからティグレへレンタル移籍すると、公式戦67試合の出場で35ゴールを記録するなどリーグ屈指の点取り屋へと成長を遂げた。 186cmの恵まれた体躯に加え、闘争心とゴールへの嗅覚に優れる生粋のストライカーに関しては、アッズーリデビュー後にヨーロッパでのプレー希望を公言。 これにより、インテルとミランのミラノ勢やローマ、フィオレンティーナといったセリエAクラブがこぞって関心を示していた。ただ、獲得レースをリードしている見られていたインテルを始め、ここに来て移籍の噂は下火となっている。 そういった中、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レテギは1年でのセリエA復帰を決めたジェノア移籍に近づいているという。 現在、ジェノアとティグレは1000万ユーロ(約15億6000万円)+アドオンの条件で交渉を進めているという。また、レテギ本人に対しては年俸 180万ユーロ(約2億8000万円)の4年契約という条件掲示を行っているようだ。 ジェノアは過去にディエゴ・ミリートやエルナン・クレスポ、ロドリゴ・パラシオ、ジョバンニ・シメオネらアルゼンチン出身のアタッカーが活躍した土壌があり、出場機会を含めてヨーロッパでのキャリアをスタートする上では悪くないクラブと言えるはずだ。 2023.07.17 17:00 Monシティ撃破でCL制覇目指すインテル、イタリアの伝説的名将はインザーギ監督に期待寄せる「優れた指導者だ」
イタリアが誇る伝説的名将、アリゴ・サッキ氏がチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦を控えるインテルについて語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 浮き沈みが激しいシーズンを送りながらもCLの決勝戦まで辿り着いたインテル。英雄となった元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏の2ゴールでバイエルンを2-0と撃破し、イタリア勢初のトレブルを成し遂げた2009-10シーズン以来13年ぶりの大舞台となる。 今回の対戦相手は、欧州最強の呼び声も高いプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティ。戦前の予想ではインテル不利とも考えられているが、ミランの指揮官として1989-90シーズンからCL2連覇を経験しているサッキ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでシモーネ・インザーギ監督に期待を寄せた。 「インテルのコンディションは良さそうだ。優れた指導者であり、幅広い教養を持つインザーギの功績と言えるだろう。選手たちが途中交代に不満げな表情を見せないのは注目すべき点だ。インザーギは今シーズンも2つのカップ戦でタイトルを獲得しているが、シティ戦はまだ始まってもいない」 独自の視点からインザーギ監督の統率手腕を称えたサッキ氏。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に敬意を寄せつつも、インテルに勝機ありと語る。 「シティは素晴らしいチームだ。グアルディオラがグループを覚醒させた今、彼らはテクニック一辺倒ではない。常に攻撃を意識し、スペースへと動く」 「だが、私の言葉を信じてほしい。全てのイタリア人が重要な瞬間を迎えているのだ。間違いなくインテルにも勝機があり、彼らと同じクオリティを持つチームは多くない。今回のチャンスをふいにしてはならない」 「シティがトロフィーを勝ち取りたいなら、インテルが危険な選手たちの集団であることを忘れてはならない。グアルディオラもインザーギとの対決で采配ミスを犯してはならないと理解しているはずだ」 自国イタリアの伝説的名将からエールを貰った格好のインザーギ監督。インテルをCL制覇へと導けるだろうか。 2023.05.26 20:37 Friディエゴ・ミリート氏が古巣ジェノアの本拠地に! ファンらが大歓声で出迎え
元アルゼンチン代表のディエゴ・ミリート氏が古巣ジェノアの試合観戦に訪れ、ファンから大歓声で迎えられた。 現在43歳のミリート氏は現役時代にジェノアやインテルなどで活躍。2009-10シーズンのイタリア史上初の3冠やUEFA年間最優秀選手賞に輝いたインテル時代の印象が色濃いが、それ以前にジェノアでプレーし、通算94試合60得点という成績を残している。 2016年に36歳で現役引退。プロデビューを飾った母国のラシン・クラブで選手キャリアに終止符を打ち、栄光に満ちたキャリアを称えられ、本拠地近くの道路が自身の名前を冠したものに改称されるなど、惜しまれながらの引退となった。 そんなミリート氏が18日、欧州での飛躍のきっかけとなった古巣ジェノアの本拠地を訪れ、コッパ・イタリア2回戦のジェノアvsSPALを観戦。ハーフタイムにはピッチに降りて挨拶し、スタジアム全体から大歓声を浴びるなど、今もなお根強い人気をうかがわせた。 クラブの公式ツイッターが投稿した写真には、「エル・プリンシペ(王子)は永遠」や「当時と見た目が変わらないね」といったコメントが寄せられている。なお、試合はジェノアが1-0で勝利し、3回戦進出を決めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ディエゴ・ミリート氏が古巣ジェノアを訪問</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr"> Oggi “El Principe” Milito al Ferraris! <a href="https://t.co/d9Mhd2jXgS">pic.twitter.com/d9Mhd2jXgS</a></p>— Genoa CFC (@GenoaCFC) <a href="https://twitter.com/GenoaCFC/status/1582450619691900928?ref_src=twsrc%5Etfw">October 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.19 21:26 Wedインテルで活躍のラウタロにOBがさらなる期待 「真のリーダーになるため個性を出し切らなければ」
かつてインテルで活躍した元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ氏が古巣の同代表FWラウタロ・マルティネスに期待した。 2018年夏にインテルへ加入して以来、多くのビッグクラブから関心を寄せられながらもクラブへの忠誠心を示し、残留し続けるラウタロ・マルティネス。今季も公式戦14試合で5ゴール2アシストを記録しており、ファンからの人気も高い選手だ。 同胞であるクレスポ氏もイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でラウタロ・マルティネスを高く評価しつつ、インテルのレジェンドである元アルゼンチン代表FWのディエゴ・ミリート氏と比較。特にメンタル面ではまだ成長の余地があるとし、今後に期待を寄せた。 「空中戦のパワーという点ではミリートが9点、ラウタロは8点だね。前者は高さもあるが、それ以上にポジショニングやクロスの読みに優れ、相応しい場所にいる方法を知っていた。ラウタロはより本能的であり、それほど高くは跳べない」 「右足の精度についてはミリートが8.5点、ラウタロは9点だろう。エル・プリンシペ(ミリート氏の愛称)は素晴らしいテクニックを持っていたが、トロ(ラウタロ・マルティネスの愛称)はボックスの中でも外でも、どの位置からでも決定的なシュートを打てるんだ」 「左足の精度もミリートが8点、ラウタロが8.5点で彼の勝利だね。左足のキックはミリートにとって得意ではない一方で、トロは右と左の精度に差がないように見える」 「ゴールへの嗅覚に関しては、ミリートに軍配が上がる。彼は常にゴールが頭にあり、GKがどこにいるか見なくてもボールをどこに蹴れば良いか理解していた。ラウタロは少し安定感に欠ける。ただ、彼は典型的なセンターフォワードでありながら、サポートストライカーとしてもプレー可能で、アシスト能力も長けているね」 「リーダーシップに関しては、ミリートが9点、ラウタロは8点だ。プリンシペはチーム全体を鼓舞する術を知っていた。寡黙なリーダーとして尊敬され、その声はロッカールームで本当に重みをもっていたよ。そういう意味で、ラウタロはまだまだ成長する必要がある」 「ラウタロはまだ若く、真のリーダーになるため自分の個性をすべて出し切らなければならない。今のところ、彼はまだチームに大きく依存しているからね」 2022.10.18 12:33 Tueミランの関連記事
ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か
ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon契約満了or延長OP行使…ミランがルカ・ヨビッチの扱いを迷う
ミランがセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(26)の扱いを慎重に議論しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 点取り屋としてフランクフルト時代に一躍脚光を浴びるも、レアル・マドリーへの移籍が白い巨人にとって時期尚早の決断だったと今なお言われるヨビッチ。 最後はフィオレンティーナに無償放出され、キャリア初のカルチョで公式戦13得点をマークした昨季を経て、今季からミランと1年契約。これには延長オプションがあり、ミラン残留は今季の出来に懸かっていた形だ。 今季1年を振り返ると、まず数字はセリエA23試合6得点、公式戦全体で30試合9得点。ストライカーとしてオリヴィエ・ジルーの牙城を崩すには至らず、途中出場が多かった。 一方で、9得点中8得点は昨年12月〜今年2月にかけて集中。したたかな相手DFイッツォの挑発に乗っかった2月19日モンツァ戦での一発レッド(2試合出場停止)がなければ、もう少し貢献度を引き延ばせたかもしれない。 そんなこんなでヨビッチの契約延長オプションを採択するか否か迷うミラン。 ボローニャからオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得に前進中とされるなか、チェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)とも接触しており、実際のところ経営陣的にヨビッチは「放出」だという。 ただ、今夏で指揮官が交代するミラン。どうやら最後は新たなボスに判断を仰ぐ方針とされ、現状でいけば、パウロ・フォンセカ新監督(仮)がヨビッチの運命を決めることになる。 ミラニスタの間でも意見が分かれるであろうルカ・ヨビッチ。まずは新監督の到着を待つ必要がありそうだ。 2024.06.09 18:10 Sun今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か
ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 SunセリエA史上最年少デビュー…ミランの16歳カマルダがプロ契約! 年俸は…
ミランがU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)とプロ契約を結んだようだ。 昨秋フィオレンティーナ戦にて、セリエA史上最年少の15歳260日でデビューを飾ったカマルダ。ミラン最後の欧州制覇(2007年)は生まれる前というストライカーだ。 今季1年を振り返ると、ステファノ・ピオリ監督率いるトップチームでセリエA2試合に出場した一方、籍を置くプリマヴェーラ(U-19)で公式戦41試合13得点5アシスト。 この年代の欧州王者を決めるUEFAユースリーグでは、最終的に優勝こそならなかったものの、ミランをイタリア勢初の決勝戦へと導き、エース格として1年間君臨した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、カマルダは7月1日付けの3年契約をミランと結ぶようで、来季はU-23チームへ昇格。年俸50万ユーロ(約8450万円)が出発地点になるという。 来季はおそらくパウロ・フォンセカ氏(51)がトップチームを率いるであろうとされるミラン。カマルダはU-23チームとトップチームと今季よりも頻繁に行き来するとみられている。 2024.06.08 21:25 Satお手頃なサーレマーケルス、モッタ監督と共にユーベ入りも?
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