「ラウタロの苦しみは愛と責任感から」インテルのマロッタ元帥が“主将”を語る「...ならディマルコが正式に」

2024.04.12 14:10 Fri
インテルのジュゼッペ・マロッタCEO
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インテルのジュゼッペ・マロッタCEO
インテルの最高経営責任者(CEO)、ジュゼッペ・マロッタ氏があれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

その慧眼と交渉手腕、錬金術により、国内敵なしのインテルを築いたマロッタCEO。チームの3季ぶりスクデットがほぼ確実となったなか、ミラノ市内で開催されたイベントに登壇し、“現場”へ「最後まで全力で」と呼びかけた。
「感情を爆発させたいという大きな欲求がある。祝賀会はエキサイティングなものになるだろうが、まだ勝ち点は足りていないし、対戦相手のこともリスペクトすべきだ。集中して頑張ろう」

14日の第32節・カリアリ戦については「もし我々が勝ってもカリアリは残留争いで生き残るだろう」とし、3月以降ノーゴールで今節出場停止の主将FWラウタロ・マルティネスにも触れる。

「いま最も苦しんでいる選手かな。ピッチに足を踏み入れる前から、大きな緊張感に苛まれているようだ。これが何を意味するかわかるね? ラウタロのクラブに対する愛と責任感であり、この状況もとても重要なものだ」
「私は毎日ロッカールームでラウタロと話し、そこから他の選手たちの状況も読み取っていく。導き出されるひとつの結論は、ピッチでも平日でも、今この瞬間さえも、ラウタロは“模範”なのだ」

そんな主将ラウタロが不在のカリアリ戦…インテル愛と言えば、ミラノ生まれの自国民DFフェデリコ・ディマルコが真っ先に浮かぶ方も多いかと思うが、ゲーム主将は別の選手になりそうだ。

「ウディネーゼ戦(8日)でイタリア人選手は両軍先発22人中3人だけだった。今日のサッカーはワールドワイドであり、イタリア人がイタリアでプレーする機会が減っている」

「そんななかでだ。フェデリコ・ディマルコはインテルと共に育ったウルトラスであり、未だにインテリスタ感覚でインテルの選手をやっているようなヤツだ(笑)」

「しかし、キャプテンを務めるには学びも必要。ディマルコがいつかキャプテンになりそうな雰囲気があるのは正しいことと言えよう。仮にラウタロが引退ならディマルコが正式なキャプテンだろう」

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「事実上完了」インテル会長がエースFWラウタロとの契約延長を明かす「後はサインもらうだけ」

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マロッタ会長時代到来の新生インテルは営業面も順調? 新規のスポンサー獲得でまず23億円確保

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新生インテルが「ゾマーの後継者」探しを加速へ…今夏バックアップ獲得で来季への準備なるか

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「他クラブから提案が来ると踏んでいる」ダンフリースの去就にインテル幹部が言及

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インテルに20度目のスクデットもたらしたインザーギ監督が新契約締結へ、年俸11億円で3年契約か

20度目のスクデットを獲得したインテル。シモーネ・インザーギ監督(48)が新契約締結に近づいているようだ。 2021年夏にインテルの監督に就任したインザーギ監督。チームを立て直すと、2023-24シーズンは20度目のスクデットを獲得。これまでの3シーズンで、コッパ・イタリアで2回、スーペル・コッパで3回優勝しており、6つ目のタイトルとなった。 インテルは蘇寧グループからオーナーが変更となり、アメリカのオークツリーが買収。最高経営責任者(CEO)を務めていたジュゼッペ・マロッタ氏が新たな会長に就任していた。 マロッタ会長の下、すでに新シーズンに向けて動き出しており、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスやイタリア代表MFニコロ・バレッラとの契約延長に向けて交渉をスタートさせている。 そんな中、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、インザーギ監督の代理人がマロッタ会長と会談。複数年契約を結ぶための詳細を詰める予定としている。 契約内容は1シーズン当たりの報酬が約650万ユーロ(約11億円)、オプションがついた3年契約になるとのことだ。 2024.06.06 23:58 Thu

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デ・フライに古巣フェイエノールトからオファーもインテル残留が基本線「100%残るはず」

オランダ代表DFステファン・デ・フライ(32)は来季もインテルで。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエA歴、インテル歴も長くなったデ・フライ。今季はネラッズーリの主力センターバックとしてキャリア2度目となるスクデット、最後はオランダ代表としてユーロ2024を戦う。 そんなデ・フライ、インテルとの契約をあと1年残すなか、代理人のフェデリコ・パストレロ氏いわく「最近オランダのトップクラブからオファーがあった」とのこと。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先月、デ・フライにPSV、古巣フェイエノールトがオファーと報じており、これを認めた形だ。 それでも「現段階で来季もインテルの選手。私の視点では100%残るはず」と付け加えたパストレロ氏。これはインテル側とのミーティングを終えた直後のコメントであり、契約に関する何らかの話し合いがあったとされる。 ラツィオ時代を含め、今夏でイタリア在住10年となるデ・フライ。オランダへの復帰、イタリアとの別れ、どちらも考えていないようだ。 2024.06.14 10:30 Fri

グズムンドソンが欲しいインテル、獲得にはアルナウトビッチ売却がマストも…

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