シティ撃破でCL制覇目指すインテル、イタリアの伝説的名将はインザーギ監督に期待寄せる「優れた指導者だ」
2023.05.26 20:37 Fri
イタリアが誇る伝説的名将、アリゴ・サッキ氏がチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦を控えるインテルについて語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
浮き沈みが激しいシーズンを送りながらもCLの決勝戦まで辿り着いたインテル。英雄となった元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏の2ゴールでバイエルンを2-0と撃破し、イタリア勢初のトレブルを成し遂げた2009-10シーズン以来13年ぶりの大舞台となる。
今回の対戦相手は、欧州最強の呼び声も高いプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティ。戦前の予想ではインテル不利とも考えられているが、ミランの指揮官として1989-90シーズンからCL2連覇を経験しているサッキ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでシモーネ・インザーギ監督に期待を寄せた。
「インテルのコンディションは良さそうだ。優れた指導者であり、幅広い教養を持つインザーギの功績と言えるだろう。選手たちが途中交代に不満げな表情を見せないのは注目すべき点だ。インザーギは今シーズンも2つのカップ戦でタイトルを獲得しているが、シティ戦はまだ始まってもいない」
独自の視点からインザーギ監督の統率手腕を称えたサッキ氏。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に敬意を寄せつつも、インテルに勝機ありと語る。
「だが、私の言葉を信じてほしい。全てのイタリア人が重要な瞬間を迎えているのだ。間違いなくインテルにも勝機があり、彼らと同じクオリティを持つチームは多くない。今回のチャンスをふいにしてはならない」
「シティがトロフィーを勝ち取りたいなら、インテルが危険な選手たちの集団であることを忘れてはならない。グアルディオラもインザーギとの対決で采配ミスを犯してはならないと理解しているはずだ」
自国イタリアの伝説的名将からエールを貰った格好のインザーギ監督。インテルをCL制覇へと導けるだろうか。
浮き沈みが激しいシーズンを送りながらもCLの決勝戦まで辿り着いたインテル。英雄となった元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏の2ゴールでバイエルンを2-0と撃破し、イタリア勢初のトレブルを成し遂げた2009-10シーズン以来13年ぶりの大舞台となる。
「インテルのコンディションは良さそうだ。優れた指導者であり、幅広い教養を持つインザーギの功績と言えるだろう。選手たちが途中交代に不満げな表情を見せないのは注目すべき点だ。インザーギは今シーズンも2つのカップ戦でタイトルを獲得しているが、シティ戦はまだ始まってもいない」
独自の視点からインザーギ監督の統率手腕を称えたサッキ氏。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に敬意を寄せつつも、インテルに勝機ありと語る。
「シティは素晴らしいチームだ。グアルディオラがグループを覚醒させた今、彼らはテクニック一辺倒ではない。常に攻撃を意識し、スペースへと動く」
「だが、私の言葉を信じてほしい。全てのイタリア人が重要な瞬間を迎えているのだ。間違いなくインテルにも勝機があり、彼らと同じクオリティを持つチームは多くない。今回のチャンスをふいにしてはならない」
「シティがトロフィーを勝ち取りたいなら、インテルが危険な選手たちの集団であることを忘れてはならない。グアルディオラもインザーギとの対決で采配ミスを犯してはならないと理解しているはずだ」
自国イタリアの伝説的名将からエールを貰った格好のインザーギ監督。インテルをCL制覇へと導けるだろうか。
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アルゼンチン出身の伊代表FWレテギがジェノア移籍に迫る?
イタリア代表FWマテオ・レテギ(24)がジェノア移籍に近づいているようだ。 今年3月にイタリア代表にサプライズ選出され、デビュー戦からの2試合連続ゴールで大きな注目を集めたレテギ。アルゼンチン生まれで現在もアルゼンチン国内でプレーする24歳は、昨年2月にボカ・ジュニアーズからティグレへレンタル移籍すると、公式戦67試合の出場で35ゴールを記録するなどリーグ屈指の点取り屋へと成長を遂げた。 186cmの恵まれた体躯に加え、闘争心とゴールへの嗅覚に優れる生粋のストライカーに関しては、アッズーリデビュー後にヨーロッパでのプレー希望を公言。 これにより、インテルとミランのミラノ勢やローマ、フィオレンティーナといったセリエAクラブがこぞって関心を示していた。ただ、獲得レースをリードしている見られていたインテルを始め、ここに来て移籍の噂は下火となっている。 そういった中、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レテギは1年でのセリエA復帰を決めたジェノア移籍に近づいているという。 現在、ジェノアとティグレは1000万ユーロ(約15億6000万円)+アドオンの条件で交渉を進めているという。また、レテギ本人に対しては年俸 180万ユーロ(約2億8000万円)の4年契約という条件掲示を行っているようだ。 ジェノアは過去にディエゴ・ミリートやエルナン・クレスポ、ロドリゴ・パラシオ、ジョバンニ・シメオネらアルゼンチン出身のアタッカーが活躍した土壌があり、出場機会を含めてヨーロッパでのキャリアをスタートする上では悪くないクラブと言えるはずだ。 2023.07.17 17:00 Monディエゴ・ミリート氏が古巣ジェノアの本拠地に! ファンらが大歓声で出迎え
元アルゼンチン代表のディエゴ・ミリート氏が古巣ジェノアの試合観戦に訪れ、ファンから大歓声で迎えられた。 現在43歳のミリート氏は現役時代にジェノアやインテルなどで活躍。2009-10シーズンのイタリア史上初の3冠やUEFA年間最優秀選手賞に輝いたインテル時代の印象が色濃いが、それ以前にジェノアでプレーし、通算94試合60得点という成績を残している。 2016年に36歳で現役引退。プロデビューを飾った母国のラシン・クラブで選手キャリアに終止符を打ち、栄光に満ちたキャリアを称えられ、本拠地近くの道路が自身の名前を冠したものに改称されるなど、惜しまれながらの引退となった。 そんなミリート氏が18日、欧州での飛躍のきっかけとなった古巣ジェノアの本拠地を訪れ、コッパ・イタリア2回戦のジェノアvsSPALを観戦。ハーフタイムにはピッチに降りて挨拶し、スタジアム全体から大歓声を浴びるなど、今もなお根強い人気をうかがわせた。 クラブの公式ツイッターが投稿した写真には、「エル・プリンシペ(王子)は永遠」や「当時と見た目が変わらないね」といったコメントが寄せられている。なお、試合はジェノアが1-0で勝利し、3回戦進出を決めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ディエゴ・ミリート氏が古巣ジェノアを訪問</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr"> Oggi “El Principe” Milito al Ferraris! <a href="https://t.co/d9Mhd2jXgS">pic.twitter.com/d9Mhd2jXgS</a></p>— Genoa CFC (@GenoaCFC) <a href="https://twitter.com/GenoaCFC/status/1582450619691900928?ref_src=twsrc%5Etfw">October 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.19 21:26 Wedインテルで活躍のラウタロにOBがさらなる期待 「真のリーダーになるため個性を出し切らなければ」
かつてインテルで活躍した元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ氏が古巣の同代表FWラウタロ・マルティネスに期待した。 2018年夏にインテルへ加入して以来、多くのビッグクラブから関心を寄せられながらもクラブへの忠誠心を示し、残留し続けるラウタロ・マルティネス。今季も公式戦14試合で5ゴール2アシストを記録しており、ファンからの人気も高い選手だ。 同胞であるクレスポ氏もイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でラウタロ・マルティネスを高く評価しつつ、インテルのレジェンドである元アルゼンチン代表FWのディエゴ・ミリート氏と比較。特にメンタル面ではまだ成長の余地があるとし、今後に期待を寄せた。 「空中戦のパワーという点ではミリートが9点、ラウタロは8点だね。前者は高さもあるが、それ以上にポジショニングやクロスの読みに優れ、相応しい場所にいる方法を知っていた。ラウタロはより本能的であり、それほど高くは跳べない」 「右足の精度についてはミリートが8.5点、ラウタロは9点だろう。エル・プリンシペ(ミリート氏の愛称)は素晴らしいテクニックを持っていたが、トロ(ラウタロ・マルティネスの愛称)はボックスの中でも外でも、どの位置からでも決定的なシュートを打てるんだ」 「左足の精度もミリートが8点、ラウタロが8.5点で彼の勝利だね。左足のキックはミリートにとって得意ではない一方で、トロは右と左の精度に差がないように見える」 「ゴールへの嗅覚に関しては、ミリートに軍配が上がる。彼は常にゴールが頭にあり、GKがどこにいるか見なくてもボールをどこに蹴れば良いか理解していた。ラウタロは少し安定感に欠ける。ただ、彼は典型的なセンターフォワードでありながら、サポートストライカーとしてもプレー可能で、アシスト能力も長けているね」 「リーダーシップに関しては、ミリートが9点、ラウタロは8点だ。プリンシペはチーム全体を鼓舞する術を知っていた。寡黙なリーダーとして尊敬され、その声はロッカールームで本当に重みをもっていたよ。そういう意味で、ラウタロはまだまだ成長する必要がある」 「ラウタロはまだ若く、真のリーダーになるため自分の個性をすべて出し切らなければならない。今のところ、彼はまだチームに大きく依存しているからね」 2022.10.18 12:33 Tueラシンの17歳アルゼンチン人MFを巡って、レアルやPSGなどによる争奪戦が激化?
ラシン・クラブのアルゼンチン人MFゴンサロ・ソサ(17)に、欧州の複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。 ソサはラシンのU-20チームでプレーする2005年生まれのティーン世代。南米の選手らしい優れた足元の技術や、意表を突いたトリッキーなパスに加え、縦への推進力も魅力の攻撃的ミッドフィールダーだ。 ラシンのファーストチームでのプレー経験はないものの、その類まれなる才能を巡って、早くも欧州から触手が伸びている模様。スペイン『Fichajes』によると、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)などが、将来の契約を睨んで動向を注視しているとのことだ。 FIFAが規定する未成年選手の国際移籍禁止ルールに基づき、現時点では欧州のどのクラブもソサを確保することはできない。だが、前途有望なファンタジスタが18歳となる2023年3月に向けて、これから争奪戦が激化していくとみられている。 なお、ラシンはアルゼンチン屈指の育成の名門として知られているクラブ。これまでに、インテルにチャンピオンズリーグ(CL)制覇をもたらした元アルゼンチン代表のディエゴ・ミリート氏や、現インテル所属のFWラウタロ・マルティネス、現アトレティコのMFロドリゴ・デ・パウルなど、数多のアルゼンチン代表選手を下部組織から輩出している。 <span class="paragraph-title">【写真】“アルゼンチンの至宝”ゴンサロ・ソサ</span> <span data-other-div="movie"></span><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/Racingman%C3%ADacosRadio?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#RacingmaníacosRadio</a><br><br>.<a href="https://twitter.com/Gonzalezmar_?ref_src=twsrc%5Etfw">@GonzalezMar_</a>: "Representantes del Paris Saint-Germain se encuentran en Argentina con la idea de adquirir el 50% de los derechos Gonzalo Sosa y dejarlo en Racing hasta que cumpla los 18 años, actualmente tiene 15". <a href="https://t.co/IijUyb0Rno">pic.twitter.com/IijUyb0Rno</a></p>— Racingmaníacos (@RacingManiacos) <a href="https://twitter.com/RacingManiacos/status/1365083622831759362?ref_src=twsrc%5Etfw">February 25, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.09 15:50 Satインテルの関連記事
マロッタ会長時代到来の新生インテルは営業面も順調? 新規のスポンサー獲得でまず23億円確保
インテルが1400万ユーロ(約23億6000万円)を手に入れた。イタリア『Calcio Finanza』が伝えている。 オークツリーへの体制移行でジュゼッペ・マロッタ新会長時代が到来するインテル。何よりの成果は、マロッタ新会長やピエロ・アウシリオSDら、補強に関与する幹部陣の残留か。 そんななか、新たなパートナーシップを結んだようで、イタリア国内のスポーツベット「Betsson.sport」(※1)が来季からユニフォームスポンサーになるとのこと。 (※1)健全な民間企業。法令を遵守しており、イタリア通信庁も認可。フランチェスコ・トッティ氏が広告塔となっている これは第3四半期予算書の内容から明らかになったもので、すでに表題の1400万ユーロが入金済み。「Betsson.sport」との合意、そして新ユニフォームは数週間以内に発表される。 また、インテルは24-25シーズンのスポンサー収入について7800万ユーロ(約131億8000万円)が確定と発表済みだが、ユニフォームの袖部分等にまだ空きがあり、今後の進展も注目されている。 2024.06.09 14:15 Sun新生インテルが「ゾマーの後継者」探しを加速へ…今夏バックアップ獲得で来季への準備なるか
新生インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しを加速する。 現インテルの正GKはゾマー。昨夏2年契約で加入し、スクデット奪還の立役者の1人となった国際経験も豊富な35歳だが、イタリア『カルチョメルカート」いわく、24-25シーズンで満了となる契約の延長は十中八九ないという。 オークツリーへの体制移行で“慧眼”ジュゼッペ・マロッタ氏が新会長となるなか、今後補強活動で重要性が増していくのが、現スポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏。幹部全員が一致するゾマーへの信頼は一旦隅におき、ゾマーの後継者探しを加速する見通しだ。 具体的な獲得候補1人目は、以前からよく名前の上がる“ブラジル国内No.1守護神”、アトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)。 イタリア国籍も保有するベントは、昨秋ブラジル代表から初めてお声がかかり、今年3月の国際親善試合、イングランド代表戦とスペイン代表戦に2試合連続先発出場。2024シーズンの国内では、公式戦26試合出場で13試合無失点と「クリーンシート」の多さが光る。 ただし、獲得にはかなりのコストを要するとのことで、アウシリオSDは別の候補も準備。ジェノアの元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)だ。 J・マルティネスはバルセロナ下部組織出身のGKで、ラス・パルマスでプロデビュー後、RBライプツィヒ時代の2021年に23歳でスペイン代表初キャップ。ライプツィヒで定位置を確保できなかったためにラ・ロハはこれっきりだが、昨季加入のジェノアで正GKとなり、今季のセリエA昇格と残留に大きく貢献した。 また、インテルはウディネーゼのナイジェリア代表GKマドゥカ・オコイェ(24)もリストアップしているそうだが、こちらは安価で獲得できるのが間違いない一方、スターターを任せられるほどの確信がない模様。 したがって今日現在、ゾマー後継者の優先順位は、1番手ベント、2番手ホセフ・マルティネス。オコイェは複数いる候補の1人にすぎないと位置付けられている。 インテルとしては、今夏中にベント(仮)を獲得し、1年間ゾマーのバックアップを任せて来季からポジション交代…これを理想としているようだ。 2024.06.08 14:00 Sat「他クラブから提案が来ると踏んでいる」ダンフリースの去就にインテル幹部が言及
インテルのスポーツ・ディレクター(SD)、ピエロ・アウシリオ氏が去就注目のオランダ代表戦士について「売却の可能性あり」を明言した。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 主将にして現セリエANo.1のスター選手であるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、そして自国民No.1の市場価値を誇るイタリア代表MFニコロ・バレッラとの契約延長が近いとされるインテル。 ジュゼッペ・マロッタCEO(新会長)とのコンビで国内最強インテルを築いたアウシリオSDは、ラウタロ&バレッラと異なり、退団の噂が絶えないオランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(28)について「2人と状況が違う」と話す。 「最近もダンフリースと話したよ。インテルに残留したい気持ちは間違いなくあるし、今回もそれを認めた。喜んでここに残る…と言いたいところだが、その契約につき、我々は様子を見ないといけない」 「詰まるところ、ダンフリースには他(クラブ)のチャンスが訪れる、と我々は踏んでいる。今はインテルの選手だし、我々は互いに満足感を持っている。もし他クラブから提案があれば、それについて本人交えて話し合うということだ」 ダンフリースは昨季まで2年間、インテル不動の右ウイングバックに君臨。しかし初スクデットの今季は序列が不安定になり、メンタルコントロールに苦しんだことも告白している。 契約は2025年6月まで。昨年から長く続く延長交渉は一向に進展しておらず、“マロッタ・インテル”の性質を考慮すれば、今夏での売却が最も妥当かつ、選手本人の今後を考えても良い選択肢ではないか、という見立てが少なくない。 2024.06.07 14:40 Fri1年前に断ったサウジ行き…ルカクが疑念払拭で移籍も? 「考えるよりもレベルが高い」
チェルシーで去就注目のベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はサウジアラビア行きも選択肢となるのだろうか。 ここ2シーズンにわたり、インテル、ローマといずれもローン移籍のルカク。今季も最終的に公式戦21ゴールを積み上げたストライカーだが、チェルシーでは依然として戦力に計算されず、来季も他で出番を求めるのが確実視される。 ローマのほか、アントニオ・コンテ新監督が率いるナポリや、ミランも関心を寄せるが、この夏のチェルシーは完全売却のみを視野に入れ、イタリアのクラブが交渉の席についても資金力的に一筋縄ではいかないものとみられる。 そのなかで、新天地選びでサウジアラビアも1つに。ルカクは昨夏、チェルシーが受けたアル・ヒラルからのオファーを拒んだが、サウジアラビア行きの見方が変わったようだ。ベルギー『HLN』で語った。 「サウジアラビアは僕を止められない。(サウジのフットボールレベルは)上がる一方だ。多くの人が考えるよりもはるかにレベルが高い」 「多くの選手がどんどんとあの場所でプレーするだろう。それと、あの場所のファンがフットボールをどのように体験しているかもある」 「インフラはまだ改善すべきだけど、ヨーロッパの主要クラブは『サウジアラビアがくる』と知っている。ボクシングや、ゴルフ、F1ではもうそれが目にできる」 2024.06.07 13:50 Friインテルに20度目のスクデットもたらしたインザーギ監督が新契約締結へ、年俸11億円で3年契約か
20度目のスクデットを獲得したインテル。シモーネ・インザーギ監督(48)が新契約締結に近づいているようだ。 2021年夏にインテルの監督に就任したインザーギ監督。チームを立て直すと、2023-24シーズンは20度目のスクデットを獲得。これまでの3シーズンで、コッパ・イタリアで2回、スーペル・コッパで3回優勝しており、6つ目のタイトルとなった。 インテルは蘇寧グループからオーナーが変更となり、アメリカのオークツリーが買収。最高経営責任者(CEO)を務めていたジュゼッペ・マロッタ氏が新たな会長に就任していた。 マロッタ会長の下、すでに新シーズンに向けて動き出しており、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスやイタリア代表MFニコロ・バレッラとの契約延長に向けて交渉をスタートさせている。 そんな中、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、インザーギ監督の代理人がマロッタ会長と会談。複数年契約を結ぶための詳細を詰める予定としている。 契約内容は1シーズン当たりの報酬が約650万ユーロ(約11億円)、オプションがついた3年契約になるとのことだ。 2024.06.06 23:58 ThuUEFAチャンピオンズリーグの関連記事
宿敵の勝負強さ認めるメッシ…「プレーレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」
元バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、かつての宿敵の傑出した勝負強さを認めた。 2022年カタール・ワールドカップ制覇によってクラブレベル、代表レベルでも獲得可能なほぼすべてのメジャータイトルを獲得したメッシ。 その生まれながらの勝者は『Infobae』のインタビューで世界最高のチームについて問われると、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティを「好きなチーム」と絶賛。その一方で、今シーズンのチャンピオンズリーグでそのシティの連覇を阻み、最多15度目の優勝を達成したレアル・マドリーの勝負強さを認めた。 「プレーで言えば、個人的にグアルディオラのシティが好きだ。グアルディオラのいるチームは、彼の在り方、トレーニングの仕方、仕事の仕方、そしてチームをプレーさせる方法の点で、特別だと思うよ」 「僕にとってプレーのレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」 「結果で言えば、現在のチャンピオンズリーグの王者であるレアル・マドリーになるね」 「結果で言えば」という言葉を強調するあたりに元バルセロナの選手ゆえのライバル意識も窺えたが、やはり宿敵のその傑出した勝負強さはメッシにとっても認めざるを得ないようだ。 2024.06.08 23:11 Satクロースが現役引退後のプラン明かす…引退決断についても言及
ユーロ2024後に現役を引退するレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロース(34)が、引退後のプランを明かした。 バイエルン、ドイツ代表、レアル・マドリーで通算6度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や7度のリーグ制覇、2014年ブラジル・ワールドカップ優勝とキャリアを通じて30以上のタイトルを獲得してきたクロース。 今シーズンも34歳という年齢を全く感じさせない傑出したパフォーマンスを披露し、マドリーのラ・リーガとCLのシーズン2冠に貢献したが、以前からトップレベルでの引退の意向を伝えてきた稀代のマエストロは、先日に母国開催のユーロをもってスパイクを脱ぐことを宣言した。 そのクロースはユーロを間近に控えた中、ドイツ『キッカー』のインタビューで今後のプランを明かし、ひとまずは家族と共にマドリードに滞在し続けることを明かした。 「何よりも家族のために時間を使いたい。弟のフェリックスとのポッドキャストも続けていくよ。そして、マドリードの若いフットボーラーのためのトニ・クロース・アカデミーを拡大し続けたい。エリアス・ネルリッヒと創設したアイコン・リーグも9月にスタートするね」 「だけど、18ものプロジェクトに携わるつもりはないし、現役だった頃と同じくらい遠征することはないよ。それは明らかだね」 また、改めて現役引退という決断について問われた34歳MFは「僕は、レアルで最後に最高のシーズンを過ごした34歳のトニ・クロースとして記憶されたいだけなんだ。僕はそれを成し遂げた。多くの人がその時が早すぎると思うのは、褒め言葉だと受け止めているよ」と、自身の美学を貫いている。 さらに、ユーロの結果に関わらず、現時点でドイツ人選手として歴代最多のタイトル保持者は、「それは僕にとってとても重要なことだ。常にタイトルを獲得したいと思っていた。フットボールをプレーし始めた時から、成功したいと思っていた。僕にとって個々のタイトルが重要で、チャンピオンズリーグで優勝することが各シーズン前の大きなモチベーションだった。最終的にそれを達成できたことは、大きな意味があるんだ」と、生まれながらの勝者らしいコメントを残している。 2024.06.07 23:05 Friマドリッドのクラブサッカー最後の週末はお祝い三昧…/原ゆみこのマドリッド
「そうか、優勝だもんね」そんな風に私が早合点を後悔していたのは月曜日、お昼のニュースで2部のマドリッドの弟分、レガネスの選手たちがブタルケのピッチや彼らのお祝い事の定点、同市のエスパーニャ広場でトロフィーを誇らしげに掲げている映像を見た時のことでした。いやあ、日曜は私も彼らの1部昇格を見るため、エルチェ戦に足を運んだんですけどね。試合の方は前半早々から、ミゲール・デ・ラ・フエンテのゴールで先制したボルハ・ヒメネス監督のチームが、ロスタイムにもファン・クルスのシュートで2点目をゲット。相手が前節に昇格プレーオフ入りがなくなり、消化試合モードだったおかげもあって、2-0のまま、後半が終わる前から、ファンは4年ぶりの1部昇格祝いを満喫することに。 ただ、これは「Campeones, campeones/カンペオネス(チャンピオン)」と皆が歌っているのをレガネスの優勝と結び付けなかった私の浅はかさもあって、ええ、同時進行だった、勝ち点3差で直接昇格の2位を奪われる可能性が僅かにあった3位のエイバルのオビエド戦は時々、経過を伺っていたんですけどね。レガネスの勝利により、昇格条件だった勝ち点1奪取を満たしたため、他は気にしていなかったところ、何と前節、今季29節の間、首位をキープしていたレガネスを出し抜いて、一足先に1部復帰を決めたバジャドリーがテネリフェに負けていたんですよ。 そのおかげで最終節に再び首位に返り咲いた彼らは2部王者として、トロフィー授与されたんですが、そこまで頭が回らなかったのが運の尽き。後はもう、ファンとお祝いするだけだろうと、チームが場内一周を始めた時点でスタジアムを出ることに。いえ、午後6時から始まったTDP(スペイン国営放送のスポーツチャンネル)のDecimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝)祝勝行事追っかけ生中継を試合中もスマホで流しっぱなしにしていたため、レアル・マドリーがアルムデナ大聖堂、続いてアジュソ州知事がブタルケに駆けつける約束をキャンセルして、チームを迎えた州庁舎訪問とプエルタ・デル・ソル(マドリッドの中心にある広場)を埋め尽くすファンへのバルコニーからの挨拶。 更にシベレス噴水広場にある市庁舎訪問という、リーガ優勝時とほぼ同じ行程に例年通り、遅れが出ていたため、あと30分ぐらいはブタルケにいても、午後10時スタート予定だったサンティアゴ・ベルナベウでのフィエスタには間に合いそうだったんですけどね。それが、前日のCL決勝パブリックビューイングに行った時、普段のマッチデー以上の混雑に巻き込まれてしまってねえ。サンティアゴ・ベルナベウ駅で人を捌ききれず、メトロも1駅前のヌエボス・ミニステリオスから歩かされたため、ええ、だって、このカンカン照りの暑さの中、5、6時間もの間、何千人もののファンが選手たちを見ようと待機していたシベレスのステージでのお祝いの後、マドリーのオープンデッキバスがベルナベウに到着する時間に重なったら、大変じゃないですか。 それこそ、バスを走って追うようなファンが多数いるぐらいですから、フィエスタの始まる前、スタジアム周辺が到着を待つ群衆で身動きできなるのは火を見るよりも明らか。そこで早めにブタルケを切り上げ、セルカニアス(国鉄近郊路線)に乗ることにしたんですが、いやあ、今季をスタートした時はまったく、目標に入ってなかった1部再昇格を果たしたレガネスのはじけっぷりも半端ないよう。すでに日曜夜には選手たちが行っていたにも関わらず、月曜にはオープンデッキバスに乗っての市内パレード。その後、またエスパーニャ広場で、今度はステージを組んで、お祝いをしていましたが、更に水曜午後9時にはブタルケのピッチで選手たちを囲んで、軽食をつまむイベントを入場料65ユーロ(1万2000円)で開催。うーん、今は皆、1部に上がるにはあと3週間、プレーオフで戦わないといけないエイバル、エスパニョール、スポルティング、オビエドの4チームを尻目に、少しでも早く、バカンスに行きたいんじゃないですかね。 そんなことはともかく、先週末のビッグイベントだったCL決勝ドルトムント戦がどんなだったかもお話ししていかないと。7万5000人の満員御礼となったベルナベウのピッチは、突貫工事でテイラー・スウィフトのコンサート舞台を撤去し、中央に巨大スクリーンを設置。これは2014年のDecima(10回目のCL優勝)以来、必ず、翌日は優勝祝いにも使われるお便利設備なんですが、加えて、天井から吊り下がった360度大型スクリーンにもTV中継の映像だけでなく、時間や交代選手の名前が出たため、試合の見やすいことといったら、もう。 実況もしてくれる上に、マドリーの得点時など、普通の試合のように盛大なゴールコールで盛り上がることができたんですが、それは後半の話。そう、前半は、うーん、開始30秒でウェンブリーのピッチに3人も乱入者が現れて、2分近くもゲームが止まっていたのが影響したんですかね。前半23分にはフュルクルクのシュートがゴールポストを直撃し、オフサイドだったのにホッとさせられたり、アデイェミには2度も肝を冷やされる始末。更にはサビッツァーの強烈シュートを弾くなど、マドリッドから当日移動して、その日のベンチにいたインフル明けのルーニンの代わりに決勝の舞台に立った、GKクルトワの正当性を証明するシーンのオンパレードだったんですよ。 いやあ、これにはアンチェロッティ監督も「En la primera parte hemos sido un poco vagos/エン・ラ・プリメーラ・パルテ・エモス・シドー・ウン・ポコ・バゴス(前半のウチはちょっと怠け者だった)。ボールロストが多くて、相手のしたいようにされてしまった」と反省していたんですけどね。私もその光景には、ええ、準々決勝2ndレグではアトレティコがまさにこのドルトムントに4点も奪われ、逆転敗退していただけに、このままじゃ、絶対、ゴールを入れられる。いや、マドリーのことだから、却って、先制された方が根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)精神に火がついていいのかもとか、あれこれ考えさせられることに。 幸運にも0-0のまま、始まった後半もしばらく相手の優勢が続いたんですが、そこはCLの権化と言っていいマドリー。それはドルトムントがアデイェミから、2013年には同じウェンブリーでのCL決勝でクロースのいたバイエルンに負け、奇しくも同様に今季限りで引退するマルコ・ロイスを投入したすぐ後の29分のことでした。何と、クロースの蹴ったCKに身長173cmのカルバハルが189cmのフュルクルクより高く跳び、ヘッドで先制ゴールを挙げたから、それまで欲求不満の塊だったベルナベウのファンたちがどんなに沸いたことか。 いやあ、このゴールついて、「今季はCKの時に自分も上がるようになったんだけど、大事なのは決意を持って挑むことだ。Se me fue una arriba y la segunda la tenía que enchufar/セ・メ・フエ・ウナ・アリーバ・イ・ラ・セグンダ・ラ・テニア・ケ・エンチュファール(1つ目は上に行ってしまったから、2度目は入れないと)」と当人は言っていたんですけどね。本当にマドリーの怖いところは、後でアンチェロッティ監督も「Otra vez la tactica del muerto/(オトラ・ベス・ラ・タクティカ・デル・ムエルトー(また死人の振り作戦))」と茶化していたそうですが、どんな劣勢にある試合でも、一瞬で状況を引っくり返せる力があること。 実際、今季の決勝トーナメントでは16強対決ライプツィヒ戦、準々決勝マンチェスター・シティ戦、準決勝バイエルン戦でも、え?と思うような場面で得点していましたからね。それこそ、テルジッチ監督も「チャンスを沢山、作りながら、ゴールにできなかったのが肝だった」と言っていたんですが、まあ、それも慣れない決勝ではありうることかと。大体がして、あんなにポンポン、ゴールを決められたアトレティコが愚かだっただけで、しかも相手がCL絶対王者となれば…。 結局、マレン、ハラーとFWを総動員しながら、その1点を返せなかったドルトムントは総攻撃態勢に入っていた38分、ベリンガムのラストパスからビニシウスに2点目を奪われて、最後は0-2で敗北。マドリーの優勝が決まった途端、ベルナベウには「We are the Champions」が鳴り響き、表彰式を待つ間、場内はカンペオネスやマドリーのクラブ歌などを延々と合唱することに。 そしていよいよ、「La voy a levantar lo más alto que pueda, es la más especial como capitán/ラ・ボイ・ア・レバンタール・ロ・マス・アルトー・エ・プエダ、エス・ラ・マス・エスペシアル・コモ・カピタン(できる限り、高く上げるよ。キャプテンとして、最高のCL優勝だ)」というナチョがチームメートの待つ壇上でトロフィーを掲げた瞬間、巨大スクリーンのボックスから紙吹雪が飛び出し、レーザー光線ショーも始まるといった具合で、もうそれだけで、翌日の祝賀イベントのバージョンアップ予告には十分だった? それにしたって凄いのはもちろん、これでマドリーはCL優勝回数ダントツの15回に到達、しかもうち6回はここ10年で達成というのもそうなんですが、指揮官として、5回目のCL優勝となったアンチェロッティ監督の選手たちへの信頼ぶり。ええ、「Estábamos tranquilos pese a todo/エスタバモス・トランキーロス・ペセ・ア・トードー(何があっても私たちは落ち着いていた)。ちょっと変えるだけで良かったよ。ドルトムントはウチを生かしておいてくれたし」と、ええ、彼もCLマッチでは幾度も土壇場で奇跡が起きるのを見てきましたからね。 ナチョ、カルバハル、モドリッチと共にCL優勝6回となり、マドリーのレジェンド、ヘントに並んだクロースなども「La primera parte no ha salido bien pero da igual, este equipo siempre sigue/ラ・プリメーラ・パルテ・ノー・ア・サリードー・ビエン・ペロ・ダ・イグアル、エステ・エキポ・シエンプレ・シゲ(前半は上手くいかなかったけど、構わない。このチームは常に進み続ける)」と言っていましたが、ホント、マドリーのCL神話は度し難い。ウェンブリーのピッチで思う存分、お祝いをしたチームは翌日早朝にマドリッドに帰還。そして翌日も6時間以上、マラソン祝賀行事に取り組むだけの体力が選手たちに残っていたんですが…。 だってえ、シベレスからオープンデッキバスがベルナベウに着いたのは午後10時45分近くだったんですよ。ピッチの巨大スクリーンがイベントスタートを告げる1回目から15回目のハイライトを映し始めたのが11時過ぎで、いやもう、これはそのうち、30回とか、40回になったら、できなくなるんでしょうけどね。アンチェロッティ監督を筆頭に選手が1人ひとり、紹介されながら、登場したのは11時10分頃からで、巨大スクリーンのボックス屋上のステージに全員が揃ったのが40分頃。ナチョが再び、トロフィーを掲げると、屋内で花火が上がったのにはビックリさせられましたが、これは前回まで、場外からの打ち上げ花火の大爆音が怖くて仕方なかった私には嬉しい変更だったかと。 まあ、さすがコンサート会場機能を強化すべく、大改装を行ったおかげで、またしても満員となった場内を彩る光のショーや音響など、見事なものではありましたけどね。マイクを握ったモドリッチが「Nos vemos la temporada que viene/ノス・ベモス・ラ・テンポラーダ・ケ・ビエネ(来季にまた会おう)」と言ったため、契約延長が確実なのもわかりましたし、実はいつの間にか、ベリンガムのスペイン語力もかなりアップしていたよう。「Como no te voy a querer/コモ・ノー・テ・ボイ・ア・ケレール(どうして君を好きにならずにいられようか)」の定番応援歌を歌い出して、驚かせてくれましたが、トロフィーを持っての場内一周が終わり、ピッチに選手たちの家族が登場。キッズパークと化して、ようやくお開きとなったのは日付の変わった0時15分過ぎでしたっけ。 まあ、こんな感じのベルナベウでの2夜だったんですが、マドリーファンのための今季はこれで店仕舞いとはいえ、さすがにエリート揃いのチームだけあって、このままバケーション入りできる選手は少数派。ええ、月曜夕方に入団が公式発表されたエムバペ(PSGと契約終了)やエンドリッキ(パルメイラスから移籍)らを含め、18人もがユーロ、コパ・アメリカに出場する各国代表のお勤めに出ることに。折しもCL決勝の日にラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を始めたスペイン代表にはホセル、ナチョ、カルバハルの3人が招集されているんですが、こちらは木曜からの合流が予定されています。 実際のところ、スペインの合宿開始は遅い方で、ユーロのグループリーグで当たるクロアチア、イタリア、アルバニアはとっくに練習を始めているみたいですけどね。ただ、私もCL決勝のせいで、土曜の公開セッションに行けずに生配信で我慢するしかなかったため、まだあまり、今回の代表の情報を仕入れていないんですが、ちなみに初日は29人の招集選手中、マドリー勢、サルジアラビア杯決勝のせいでまだ来ていないラポール(アル・ナスル)、自身の結婚式と被ったミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、兄イニャキの結婚式があったニコ・ウィリアムス(アスレティック)らを除く、23人が参加。45分程の練習の後、彼らは施設のスタンドを埋めたファンのサインやセルフィーのリクエストにせっせと応えることに。 早くも水曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)からはバダホス(スペイン南部)で強化親善試合のアンドラ戦も控えているため、早いところ、私もモードをスペイン代表に切り替えないといけないんですが…とりあえず、最初の焦点は最初の招集リストから、落ちる3人がどの選手になるかという辺りでしょうか。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.04 20:00 Tue美しい物語…15度目のCL制覇、パレードするレアルのチームバスを先導した騎馬隊に選手の父親!
史上最多を更新する15度目のチャンピオンズリーグ(CL)を制覇したレアル・マドリー。現役を引退するドイツ代表MFトニ・クロースにとってはマドリーでのラストマッチとなり、感動的な別れとなった。 ラ・リーガも制していた今シーズンのマドリー。シベレス広場では2度目の優勝セレモニーが行われ、選手たちを乗せたチームバスはパレードを行った。 お祝いムードのパレードとなった中、驚きの事実も判明。チームバスを警備するために警察の騎馬隊が先導していたが、なんとその騎馬隊の1人がスペイン代表DFダニエル・カルバハルの父だった。 馬に乗った父がエスコートするバスの上で優勝を祝うのが息子という構図。さぞかし誇らしいはずだ。 また、カルバハルはパレードが終わりバスを降りた際に父親の元へビッグイヤーを持っていき、2ショット撮影。親子にとって素晴らしい思い出になったことだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】息子のCL制覇のパレードを先導したのは騎馬隊の父親(手前の方)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/ignacio_marcano?ref_src=twsrc%5Etfw">@ignacio_marcano</a> <a href="https://t.co/ezKQn3aBmm">pic.twitter.com/ezKQn3aBmm</a></p>— Carrusel Deportivo (@carrusel) <a href="https://twitter.com/carrusel/status/1797344757019976131?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.04 15:50 TueヴィニシウスがCL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手はベリンガムに
欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)最優秀選手として、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを選出した。 ヴィニシウスは、今シーズンのCL10試合に出場し6ゴール5アシストを記録。1日に行われたローマとの決勝では、1-0で迎えた83分にベリンガムのラストパスを受けると、ボックス左からシュートを決めきり、2季ぶり15度目のCL制覇に貢献した。 また、最優秀若手選手にはCL11試合に出場して4得点5アシストを記録したマドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが選出された。 そのほか、[4-3-3]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKは準優勝のドルトムントからグレゴール・コベルを選出。最終ラインは、右サイドバックに決勝戦で先制弾を挙げたダニエル・カルバハル、左サイドバックにドルトムントのイアン・マートセンが選ばれ、センターバックは決勝を戦った両チームの守備を支えるアントニオ・リュディガーとマッツ・フンメルスが選出された。 中盤では優勝したマドリーからベリンガム、準優勝のドルトムントからマルセル・ザビッツァーが選ばれたほか、パリ・サンジェルマンの中盤を支えるヴィティーニャが選出。3トップには今大会の得点王であるバイエルンのハリー・ケインと最優秀選手賞に輝いたヴィニシウスに加え、マンチェスター・シティのフィル・フォーデンが選ばれた。 2024.06.04 06:30 Tue記事をさがす
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