これは挑発なのか、それとも発破をかけたのだろうか。
今シーズンのプレミアリーグで最大の一戦である
マンチェスター・シティvs
アーセナルが26日に行われた。
首位のアーセナルと2位のシティの対戦。両者の勝ち点差は「5」だが、シティは2試合消化が少ない状況。勝った方が優勝に大きな一歩を踏み出す試合となった。
しかし、試合はホームのシティの一方的な展開に。クオリティの差を見せつけると、アーセナルを圧倒。前半で2ゴールを奪うと、後半も早い時間帯に3点目を奪う。
このままでは自力優勝の可能性が消えるアーセナル。
ロブ・ホールディングが1点を返すが、後半アディショナルタイムに
アーリング・ハーランドがネットを揺らし、4-1でシティに軍配が上がった。
敗れたアーセナルは暫定首位にいながらも、シティが未消化の試合で連勝すれば追い抜かれることとなる。
前半からパフォーマンスで圧倒されていたアーセナルだが、スイス代表MF
グラニト・ジャカとシティのイングランド代表MF
ジャック・グリーリッシュの絡みが話題となっている。
チームにフラストレーションを溜めていたのか、それとも熱を上げるためなのかは不明だが、ジャカはグリーリッシュの首を掴む。すると、「離せ」と言わんばかりにグリーリッシュが振り解くと、ジャカの行動にハーランドも怒りを示していた。
今シーズンはピッチ上で血が昇って問題のある行動を起こすことが少なかったば、リバプール戦でもイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドと衝突。ただ、これによりヒートアップし、チームのパフォーマンスが改善していた。
ジャカはチームメイトに戦えというアピールをしたのかもしれないが、その行動はむしろシティに火をつけてしまったのかもしれない。
