1年でセグンダ降格のグラナダがサンドバル監督の退任を発表

2024.05.27 07:00 Mon
Getty Images
グラナダは26日、ホセ・ラモン・サンドバル監督(56)が今季限りで退任することを発表した。

パコ・ロペス監督のもと1年でラ・リーガ昇格を果たしたグラナダ。しかし、今シーズンは開幕から成績不振に陥りると、パコ・ロペス監督とアレクサンデル・メディナ監督をシーズン途中に解任。
その後、今年3月19日にサンドバル監督が新監督に就任。しかし、リーグ戦10試合で2勝1分け7敗とチームを立て直すことはできず。3節を残して1年でのセグンダ(スペイン2部)への降格が決定していた。

グラナダは公式サイトで「グラナダは不利な状況の中、クラブを助けるために名乗りを上げたサンドバル監督の仕事、努力、献身に感謝している。彼らの今後のプロとしての活躍を祈っている」と、感謝の声明を発表している。

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降格圏グラナダがメディナ監督を解任し今季2度目の監督交代、通算2度目の指揮となるサンドバル氏を新監督に招へい

グラナダは19日、アレクサンデル・メディナ監督(45)の解任を発表。新指揮官にホセ・ラモン・サンドバル監督(55)を招へいしたことを発表した。 メディナ監督は、2023年11月27日にパコ・ロペス監督の後任として就任した。 ラ・リーガで15試合を指揮したものの、チームは2勝4分け12敗と立て直すことができず。28試合を終えて勝ち点14の19位と降格圏に沈んでおり、残留ラインのセルタと勝ち点差13と厳しい状況に立たされている。 サンドバル監督は、スペインのマドリード出身。ラージョ・バジェカーノやスポルティング・ヒホンなどを指揮。2015年5月から2016年2月まではグラナダを指揮した経験があり、2度目の指揮となる。 2024.03.19 21:25 Tue

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圧巻ブラヒム・ディアスが全4ゴールに関与! マドリーが王者として臨んだ最初の一戦でグラナダを降格に追い込む圧勝【ラ・リーガ】

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レンタル先でも苦しむペリストリ…グラナダの2部降格に現実味「プレータイムは貰っているけど」

ウルグアイ代表MFファクンド・ペリストリ(22)はなかなかキャリアが前進しない。イギリス『ミラー』が伝えている。 18歳で母国ペニャロールからマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたペリストリ。前途有望な若手として欧州の名門へやってきたわけだが、加入から3シーズンと少し…公式戦通算24試合の出場にとどまる。 基本的にはレンタルに出されており、マンチェスターでフルシーズン戦ったのは昨季だけ。昨季から指揮するエリク・テン・ハグ監督の信頼を掴めぬまま、今年1月にラ・リーガはグラナダへとレンタル移籍…代理人は指揮官への恨み辛みを散々言い放った。 “ペリストリがマンチェスターに戻るかどうかは、グラナダでの活躍次第…と言いたいが、テン・ハグが残るなら厳しいと言わざるを得ない。彼はペリストリをろくに起用したことも、評価したことも、プロとして扱ったこともない” グラナダでは加入後のリーグ戦全6試合に先発出場、バルセロナ戦の1得点1アシストを含めて主力に君臨。しかしチームは28試合を消化し、残留圏内17位と勝ち点「13」差の19位…よほどの巻き返しがない限り、2部降格という未来が待つ。 この苦境をウルグアイ『AUF TV』のインタビューで問われたペリストリ。 「幸いにも多くのプレータイムを貰っているよ。この点には満足しているけど、グループ(グラナダ)の競争レベルは少し残念だ。残留を達成しようと全員で頑張っているところだが、(代表ウィークから)戻ったらすぐに最大限のエネルギーを注がなくてはならない」 グラナダのチーム状況が厳しいのは、傍から見ていてもよくわかることだが、ペリストリとしては、ここから独力でチームを急浮上させるくらいの馬力を発揮しなければ、レンタルバックしても厳しい日々が続くだろう。当初のユナイテッドは完全移籍での放出を望んでいたのだから。 2024.03.23 19:40 Sat

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ソシエダが悩めるCF陣揃い踏みで逆転勝利! 久保建英は不出場も公式戦連敗を「4」でストップ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第28節、グラナダvsレアル・ソシエダが9日にロス・カルメネスで行われ、アウェイのソシエダが2-3で逆転勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はベンチ入りも出場機会はなかった。 前節、セビージャに競り負けた7位のソシエダは、チャンピオンズリーグ(CL)でもパリ・サンジェルマンに1-2で敗れてベスト16敗退が決定した。公式戦4連敗と苦境が続く中、シーズン残りで来季ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を目標として戦うラ・レアルは、降格圏の19位に沈むグラナダ相手に仕切り直しの勝利を狙った。 心身ともに消耗激しいCLの戦いから中3日の一戦に向けてイマノル監督は先発2人を変更。ベッカーと久保に代えてトゥリエンテス、サディクを起用し、[4-1-4-1]の布陣で臨んだ。 後方から丁寧に繋いで前進するソシエダ、ハイプレスからのカウンターを狙うグラナダという構図の下で試合は一進一退の攻防となる。開始13分には相手陣内中央でFKを獲得したソシエダが、再三の駆け引きからブライス・メンデスが入れたボールをボックス左のスビメンディが頭で折り返してオヤルサバルにチャンスが訪れるが、ここは相手DFの決死のクリアに阻まれる。 一方、グラナダは17分にヨズヴィアクのシュートでゴールに迫ると、このこぼれ球に反応したペリストリがDFハビ・ガランと交錯。一度プレーは流されたが、オンフィールド・レビューの結果、ホームチームにPKが与えられる。これをキッカーのウズニが冷静に決め切り、21分の先制点とした。 得点力不足が課題の中で先にゴールを奪われる難しい展開となったソシエダは、早い時間帯の同点ゴールを目指す。だが、ロングカウンターのチャンスでオヤルサバルがうまく相手にスピードダウンさせられるなど苦戦が続く。 そういった中、今季ここまで期待を裏切り続けてきたストライカーが名誉挽回の一発を決める。33分、相手陣内左サイドでの細かい繋ぎからガランのショートスルーパスでゴールライン際に抜け出したブライス・メンデスが丁寧な浮き球の折り返しを送ると、これをゴール前のサディクが完璧なヘディングで合わせた。 これで1-1の振り出しに戻った試合だが、追いつかれたホームチームが前半終盤にかけてギアを上げていく。 ショートカウンターからペリストリ、サルヒオ・ルイスと際どいシュートでGKレミロにファインセーブを強いると、前半アディショナルタイム3分にはサルヒオ・ルイスが右サイドからGKとディフェンスラインの間にグラウンダーの高速クロスを入れると、DFスベルディアが大きく撥ね返せなかったクリアボールに反応したウズニが見事なヘディングシュートで押し込んだ。 1点ビハインドで試合を折り返したソシエダは、守備で苦戦していたガランを下げてティアニーをハーフタイム明けに投入。立ち上がりから攻勢を仕掛けていくが、アタッキングサードであと一工夫がほしいという場面が目立つ。 この攻めあぐねを受け、69分にはオヤルサバルとサディクを諦めてアンドレ・シウバ、ベッカーを投入。しかし、この交代策も即攻撃を活性化させる一手とはならず。 それでも、焦れずに攻撃を続けると、80分にはセットプレーの二次攻撃から左サイドのティアニーがゴール前に入れた高速クロスを、ル・ノルマンがストライカーさながらの右足ダイレクトシュートでゴールネットに突き刺して同点に追いつく。 これで完全に勢いづいたラ・レアルは85分、ボックス左でブライス・メンデスからパスを受けたトゥリエンテスの左足シュートがGKにファインセーブではじき出されたこぼれをアンドレ・シウバが押し込む。当初オフサイド判定が下されたが、VARの介入によってオンサイドでのゴールが認められて土壇場で逆転に成功した。 その後、何とかホームで勝ち点1でも得たいグラナダの猛攻を耐え抜いたソシエダは、格下相手に苦しみながらも公式戦連敗を「4」でストップする重要な勝利を挙げた。 2024.03.10 04:51 Sun

バレンシアで大規模住宅火災、グラナダ戦が延期に

ラ・リーガは23日、翌日行われる予定だったラ・リーガ第26節グラナダvsバレンシアを延期することを発表した。 バレンシアでは23日、カンパナール地区の14階建てマンションで火災が発生。全焼し4人が犠牲に、14人が行方不明となっている。バレンシアはこの火災を受けてラ・リーガに試合の延期を要請していた。 ルベン・バラハ監督は延期を受けて「今は非常に困難な時。サッカーを後回しにすべきだ。人生にはもっと大事なことがある。我々はこの状況に対して団結しなければならない。大惨事だったが、救援にあたった全ての人に感謝しなければならない。バレンシアはクラブとしてできる限りのことをするつもりだ」とコメントした。 2024.02.23 22:30 Fri

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バルセロナがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得に向け、本格的に動きを見せているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 慢性的な財政難に苦しむ一方、今夏は左ウイングの補強を目指しているバルセロナ。ユーロ2024で活躍中のニコ・ウィリアムズが有力なターゲットに挙がっている。 バルセロナはニコ・ウィリアムズとFWラミン・ヤマルの代表両翼コンビ実現に本気のようで、すでにアスレティックにオファーを提示。4000万ユーロ(約68億4000万円)の2回払いに加え、昨夏にアスレティックからフリー移籍したスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)も取引に含めているという。 しかし、5800万ユーロ(約99億2000万円)の契約解除条項を設けるビルバオは耳を傾ける気配なし。拒否されることを予感しているバルセロナは、条件を大幅に改善した2度目のオファーもすでに準備している模様だ。 こちらもイニゴを取引に含めることは変わらず、移籍金を5500万ユーロ(約94億円)+ボーナス1000万ユーロ(約17億1000万円)に引き上げ。ただ、契約解除金を一括で支払うことはやはり難しいようで、5500万ユーロは3000万ユーロ(約51億3000万円)と2500万ユーロ(約42億7000万円)の2回払いが条件となる。 2013年にビルバオのカンテラに加わり、今シーズンは公式戦37試合で8ゴール19アシストを記録したニコ・ウィリアムズ。ビルバオとは2023年12月に契約延長し、2027年6月まで契約を残すが、ハンジ・フリック新監督率いるチームの一員となるのだろうか。 2024.06.26 16:25 Wed

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バイエルン、今季ラ・リーガ席捲の逸材FWブライアン・サラゴサを獲得! 加入は来季からに

バイエルンは6日、スペイン代表FWブライアン・サラゴサ(22)の完全移籍に関してグラナダと合意に至ったことを発表した。 バイエルンと2029年6月30日までの5年契約にサインしたサラゴサは、今シーズン終了まではレンタルの形でグラナダに残留し、2024-25シーズンから正式に加入する予定だ。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1500万ユーロ(約23億8000万円)となったようだ。 バイエルンでスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏は、今季に入ってブレイクを果たした有望株の獲得に満足感を示している。 「ブライアン・サラゴサは爆発力があり、非常に速く、非常に機敏なウインガーで、どちらのサイドでもプレーできる。彼は予測不可能で、得点力があり、1対1でも非常に優れている。彼は今年すでにスペイン代表デビューを果たしており、大きな可能性を秘めている。ブライアンはスペインの新進気鋭のプレーヤーの一人であり、しばらくの間我々の注目を集めてきた。彼は我々の攻撃の選択肢を増やしてくれるだろう。我々は彼のグラナダでの残りシーズンの幸運を祈り、夏に彼が我々に加わることを楽しみにしている」 サラゴサは2019年にグラナダの下部組織に加入。エル・エヒドへの武者修行、グラナダのリザーブチームでのプレーを経て、昨シーズンからファーストチームに定着。これまでグラナダで公式戦51試合に出場し、10ゴール3アシストを記録している。 昨シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)優勝に貢献を果たしたなか、今シーズンはプリメーラに初参戦。ここまで14試合5ゴール2アシストを記録し、バルセロナ戦では圧巻のドブレーテを記録し2-2のドローの立役者となっていた。 さらに、10月に行われたユーロ2024予選のスコットランド代表戦でスペイン代表デビューも飾っている。 164cmとサイズには恵まれていないが、フロイント氏の前述のコメントのように左右のウイングを主戦場に爆発的なスピードとテクニックを活かした勝負度胸に優れるドリブル突破が最大の魅力。また、シュート感覚やボックス内での冷静さを併せ持っており、得点力に優れるアタッカーとしてのさらなる飛躍が期待されている。 2023.12.06 22:34 Wed

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