まさに無敵艦隊! スペイン代表、公式戦30戦無敗の新記録を樹立…期間内にはEURO2024制覇
2025.11.17 00:00 Mon
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループE第9節が15日に行われ、スペイン代表は敵地でジョージア代表を4-0で撃破。同試合の結果を受けて、スペイン代表が新記録を樹立した。
グループEの戦いで4戦全勝、15得点無失点と圧巻の成績を残し、首位をひた走るスペイン代表は、同試合でも力の差を見せつける。序盤の11分に、スペイン代表通算50試合目の出場を果たしたFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)がPKを決めて先制すると、続く22分にはゴール前でスルーパスを呼び込んだMFマルティン・スビメンディ(アーセナル/イングランド)が追加点を奪取。35分にはオヤルサバルからの折り返しをFWフェラン・トーレス(バルセロナ)が押し込み、3点をリードして前半を終えると、後半に入った63分には、今度はフェランからのクロスボールでオヤルサバルがヘディングシュートを沈め、スペイン代表が4-0と完勝。13大会連続17回目の本大会出場を決定的なものとした。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が率いるスペイン代表は、2023年3月に行われたEURO2024予選・グループA第2節の戦いでスコットランド代表に敗れたものの、国際親善試合を除くと、以降の国際Aマッチでは25戦5分と無敗をキープ。厳密に指摘すると、今年6月に行われたUEFAネーションズリーグ2024-25・ファイナルズ決勝のポルトガル代表戦では、PK戦の末に敗れたものの、公式記録上でPK戦は引き分け扱いとなる。同期間内に行われたEURO2024では、全勝を成し遂げて3大会ぶり史上最多4度目の優勝を果たした。
現在、スペイン代表は国際親善試合を除く国際Aマッチで、30戦無敗を維持しているが、データサイト『Opta』によると、この記録はスペイン代表歴代最多となる無敗記録となったようだ。
これまでの最多記録は、2010年6月から2013年6月にかけての29試合無敗。FIFAワールドカップ南アフリカ2010・グループH第1節でスイス代表に敗れた後から樹立された記録だ。同大会、スペイン代表は史上初の“世界王者”に輝くわけだが、以降のEURO2012予選、EURO2012本大会では無敗を維持し、EUROの2連覇を達成。FIFAワールドカップブラジル2014欧州予選でも、フランス代表と同居したグループIの戦いを無敗で終えていた。FIFAコンフェデレーションズカップブラジル2013では決勝進出を果たしたものの、同大会のファイナルでは開催国のブラジル代表に0-3と完敗。この黒星までの期間、国際親善試合を除く国際Aマッチで29試合無敗の記録を打ち立てていた。
現在のスペイン代表は、かつてEURO2連覇とFIFAワールドカップ優勝を成し遂げ、メジャータイトル3連覇をやってのけた当時のスペイン代表が作った記録を塗り替えたわけだが、この記録をどこまで伸ばすこととなるか。FIFAワールドカップ26欧州予選・グループEの最終節は18日に行われ、スペイン代表はトルコ代表と対戦する。同試合で引き分け以上の成績を収めた場合は、本大会出場権を獲得。敗れた場合も、6点差以内での黒星ならば、同様に本大会出場を決めることができる。
【ハイライト動画】スペイン代表がジョージアを4発粉砕
グループEの戦いで4戦全勝、15得点無失点と圧巻の成績を残し、首位をひた走るスペイン代表は、同試合でも力の差を見せつける。序盤の11分に、スペイン代表通算50試合目の出場を果たしたFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)がPKを決めて先制すると、続く22分にはゴール前でスルーパスを呼び込んだMFマルティン・スビメンディ(アーセナル/イングランド)が追加点を奪取。35分にはオヤルサバルからの折り返しをFWフェラン・トーレス(バルセロナ)が押し込み、3点をリードして前半を終えると、後半に入った63分には、今度はフェランからのクロスボールでオヤルサバルがヘディングシュートを沈め、スペイン代表が4-0と完勝。13大会連続17回目の本大会出場を決定的なものとした。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が率いるスペイン代表は、2023年3月に行われたEURO2024予選・グループA第2節の戦いでスコットランド代表に敗れたものの、国際親善試合を除くと、以降の国際Aマッチでは25戦5分と無敗をキープ。厳密に指摘すると、今年6月に行われたUEFAネーションズリーグ2024-25・ファイナルズ決勝のポルトガル代表戦では、PK戦の末に敗れたものの、公式記録上でPK戦は引き分け扱いとなる。同期間内に行われたEURO2024では、全勝を成し遂げて3大会ぶり史上最多4度目の優勝を果たした。
これまでの最多記録は、2010年6月から2013年6月にかけての29試合無敗。FIFAワールドカップ南アフリカ2010・グループH第1節でスイス代表に敗れた後から樹立された記録だ。同大会、スペイン代表は史上初の“世界王者”に輝くわけだが、以降のEURO2012予選、EURO2012本大会では無敗を維持し、EUROの2連覇を達成。FIFAワールドカップブラジル2014欧州予選でも、フランス代表と同居したグループIの戦いを無敗で終えていた。FIFAコンフェデレーションズカップブラジル2013では決勝進出を果たしたものの、同大会のファイナルでは開催国のブラジル代表に0-3と完敗。この黒星までの期間、国際親善試合を除く国際Aマッチで29試合無敗の記録を打ち立てていた。
なお、当時はUEFAネーションズリーグが設立されていなかったため、国際親善試合の数も多かった。当時のスペイン代表は2010年9月にアルゼンチン代表(●1-4)、同年11月にポルトガル代表(●0-4)、2011年8月にイタリア代表(●1-2)、同年11月にイングランド代表(●0-1)と4つの黒星があった。一方で、現在のスペイン代表は、昨年3月に行われた国際親善試合でコロンビア代表に0-1敗れたのみ。もっとも、現在のスペイン代表が対象の期間内に国際親善試合を4試合しかこなしていないのに対し、かつて記録を作ったスペイン代表は20試合を消化しているため、単純な比較は無意味だろう。
現在のスペイン代表は、かつてEURO2連覇とFIFAワールドカップ優勝を成し遂げ、メジャータイトル3連覇をやってのけた当時のスペイン代表が作った記録を塗り替えたわけだが、この記録をどこまで伸ばすこととなるか。FIFAワールドカップ26欧州予選・グループEの最終節は18日に行われ、スペイン代表はトルコ代表と対戦する。同試合で引き分け以上の成績を収めた場合は、本大会出場権を獲得。敗れた場合も、6点差以内での黒星ならば、同様に本大会出場を決めることができる。
【ハイライト動画】スペイン代表がジョージアを4発粉砕
出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251116/2088661.html
|
|
