スロット監督、“大胆ターンオーバー”への批判に反論「私たちは人々が思っているほど厚い選手層ではない」

2025.10.31 08:00 Fri
©サッカーキング
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、クリスタル・パレス戦のメンバー編成について見解を語った。30日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。

カラバオ・カップ4回戦(ラウンド16)が29日に行われ、リヴァプールはホームでクリスタル・パレスと対戦した。試合は41分にイスマイラ・サールのゴールでアウェイチームが先制すると、前半アディショナルタイムにも再びサールが追加点をマーク。さらに88分、ジェレミ・ピノが勝負を決める3点目を奪い、3-0で勝利したクリスタル・パレスが準々決勝に駒を進めた。

この結果により、直近の公式戦7試合で6敗目を喫したリヴァプール。クリスタル・パレス戦では3バックを採用するなど、不振脱却に向けて新たなゲームプランを準備していたスロット監督だったが、終わってみれば3失点を許す完敗となった。試合後には大胆なターンオーバーを敢行した指揮官に批判が集中。25日のプレミアリーグ第9節ブレントフォード戦から先発を10人入れ替え、ベンチに21歳以下の選手を9人並べたスロット監督に疑問の声が上がっている。
クリスタル・パレス戦のメンバー編成について質問を受けた指揮官は、「(3回戦で)サウサンプトンと対戦したとき、ジョヴァンニ・レオーニが負傷した。夏に多額の資金を使ったことばかりが注目されたが、実際のところ、私たちは人々が思っているほど厚い選手層ではない」とコメント。「我々には25人の選手がいると思われているが、実際には主力は20人ほどで、そこに4人の負傷者がいる」とチームの現状のスカッドを分析した。

また、「前回のサウサンプトン戦ではレオーニが負傷し、ウーゴ・エキティケが退場した。大事な1週間が迫っている今、そういう事態は避けたい」と説明。「もちろん選択肢は常にある。たとえば、もし今回フィルジル(ファン・ダイク)やイブラヒマ(コナテ)を起用してどちらかが負傷したら、『なんて愚かな判断だ』と言われていただろう」とターンオーバーに理解を求めている。

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20251031/2082048.html


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