ボリビアで年齢詐称&身元偽造問題…クラブは勝ち点33はく奪の制裁、CASが直接審理へ
2025.10.30 20:00 Thu
                 ボリビアで発覚した衝撃的な年齢詐称事件をめぐり、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が現地を訪れ、直接審理を行うことが明らかとなった。ボリビアのメディア『UNITEL』が報じている。
問題の中心人物は、ディビシオン・プロフェシオナル(ボリビア1部リーグ)のアウロラに所属するMFガブリエル・モンターニョ。年齢詐称および身元偽造を行っていたとされる。
アウロラの下部組織出身で、トップチームでのデビューは果たしていないものの、ボリビア代表への招集歴もあるモンターニョだが、2025年1月に年齢詐称の疑惑が浮上。調査の結果、亡くなった兄弟になりすまして「ディエゴ・モンターニョ」として選手登録していたことが判明した。なお、19歳として登録されていたが、実際には5歳年上の24歳だったという。
 登録書類がSNS上で瞬く間に拡散され、大きな波紋を呼んだ。『UNITEL』によれば、本人はスポーツ懲戒裁判所で年齢詐称を認めており、ボリビアサッカー連盟(FBF)は2年間の出場停止処分を科した。
モンターニョは2024年シーズン、20歳以下の選手としてリーグ戦に出場していたが、実際には24歳。これを受け、所属クラブのアウロラには2025シーズンの勝ち点はく奪処分が下された。モンターニョが先発出場、もしくはメンバー登録されていた試合の勝ち点が取り消され、今季は勝ち点「-33」からのスタートとなった。
CASによる公聴会は11月12日に予定されており、アウロラ側は処分が確定するまでの間、勝ち点はく奪の暫定撤回を求めているという。もし訴えが認められれば、順位表が大きく変動し、リーグ全体に重大な影響を及ぼすことは必至だ。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。
【画像】年齢詐称&身元偽造を行っていたモンターニョ
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    問題の中心人物は、ディビシオン・プロフェシオナル(ボリビア1部リーグ)のアウロラに所属するMFガブリエル・モンターニョ。年齢詐称および身元偽造を行っていたとされる。
アウロラの下部組織出身で、トップチームでのデビューは果たしていないものの、ボリビア代表への招集歴もあるモンターニョだが、2025年1月に年齢詐称の疑惑が浮上。調査の結果、亡くなった兄弟になりすまして「ディエゴ・モンターニョ」として選手登録していたことが判明した。なお、19歳として登録されていたが、実際には5歳年上の24歳だったという。
モンターニョは2024年シーズン、20歳以下の選手としてリーグ戦に出場していたが、実際には24歳。これを受け、所属クラブのアウロラには2025シーズンの勝ち点はく奪処分が下された。モンターニョが先発出場、もしくはメンバー登録されていた試合の勝ち点が取り消され、今季は勝ち点「-33」からのスタートとなった。
 アウロラは今シーズンここまで22試合を戦い、8勝4分け10敗で勝ち点28を積み上げているが、制裁により現在の順位は勝ち点「-5」で最下位。最大限の結果を出しても残留圏には届かず、最大の勝ち点を稼いでも入れ替え戦行きまでという状況だ。
CASによる公聴会は11月12日に予定されており、アウロラ側は処分が確定するまでの間、勝ち点はく奪の暫定撤回を求めているという。もし訴えが認められれば、順位表が大きく変動し、リーグ全体に重大な影響を及ぼすことは必至だ。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。
【画像】年齢詐称&身元偽造を行っていたモンターニョ
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出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/southamerica/20251030/2081991.html
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