宮代大聖が加入したラス・パルマス、昇格争いのライバルはデポルティーボら“古豪”…日本人2選手が西2部後半戦へ!

2026.01.21 00:01 Wed
©サッカーキング
FW宮代大聖が今冬、ラス・パルマスに加入した。CB喜多壱也(レアル・ソシエダB)に続く2人目の日本人選手がセグンダ(スペイン2部)に挑戦するのに先立ち、同リーグの前半戦を振り返っていく。

“魔境”と呼ばれるセグンダことスペイン2部。全22クラブが所属するリーグで、昇格は1位と2位に、レギュラーシーズンの3位から6位で争われる、昇格プレーオフの勝者を加えた計3クラブ。対する降格は、19位から22位までの4クラブで、入れ替え戦等の救済措置はなく3部(セミプロ)に落ちることとなる。

そんなセグンダを“魔境”たらしめる要因のひとつは、実力差が拮抗していることだろう。例えば、2年前の2023-24シーズンにおいては、ラスト4試合を残した段階で全22クラブが昇格、もしくは降格のどちらかに関与している、という出来事もあったくらいだ(当時13位のカルタヘナに至ってはどちらの可能性もあった)。今シーズンも、2位カステリョンから7位ブルゴスまでの勝ち点差が『3』など、その兆候が見受けられている。また、全42試合のうち22試合が終わった現段階で、10クラブが計11回(※)の監督交代に及んでいる。
※暫定指揮官扱いの場合はノーカウント。また、一時的にトップチームの暫定監督となったホン・アンソテギ氏(レアル・ソシエダB)も回数には含まず。

まず、宮代大聖が加入するラス・パルマスは、第22節終了時点で勝ち点38(10勝8分4敗)で、2位カステリョンと同勝ち点の3位につけている。つまり、バルセロナやレアル・マドリードといったメガクラブが所属する、ラ・リーガ(スペイン1部)への挑戦権を獲得するための新戦力として、宮代は期待されているのだ!
そして昇格を争うライバルクラブには、ラシン・サンタンデールやデポルティーボがいる。ともにスペインの“古豪”で、首位(勝ち点41)の前者は攻撃的なスタイルで席巻しており、ここまでリーグ最多の49得点を記録。昇格プレーオフで涙を呑んだ、昨シーズンの雪辱に向けて邁進している。4位(勝ち点37)の後者は、かつて“スーペルデポル”としてチャンピオンズリーグで見せた快進撃を覚えている人もいるだろう。近年は、財政難により3部落ちまで経験したのだが、昨シーズンに5年ぶりの2部復帰を果たすと、今シーズンは上位をキープしている。さらに後ろからは、アルメリア(5位/勝ち点36)やマラガ(6位/勝ち点35)の実績あるクラブが肉薄してきている。

対する残留争いも熾烈極まりないのと同時に、予想外のクラブがいくつか巻き込まれている。とりわけ、最下位(勝ち点17)に沈んでいるミランデスだろう。昨シーズンは昇格プレーオフ決勝戦に進出するほどの躍進を遂げた一方で、いわゆる“育成型”のクラブであることから、アレッシオ・リッシ監督がオサスナに引き抜かれたのに始まり、主力の大半が退団したため、ゼロからのスタートとなったのは確かだ。誤算だったのは、新たに獲得した若手が伸び悩んでいること。1年で台頭したFWホアキン・パニチェッリ(現:ストラスブール/フランス)の例を筆頭に、“金の卵”を発掘し、覚醒を促すことに定評のあるミランデスにとっては、それが不振を招く原因のひとつとなっている。

また、降格圏に低迷する残りのクラブも、レアル・サラゴサ(21位/勝ち点21)、ウエスカ(20位/勝ち点23)、グラナダ(19位/勝ち点23)とすべて1部在籍経験のある3つに。その1つ上には、CB喜多壱也が所属するレアル・ソシエダB(18位/勝ち点24)がいるほか、昨シーズンは1部だったレガネス(15位/勝ち点26)やエイバル(16位/勝ち点25)なども苦戦を強いられている。

宮代の新天地デビューが予想されるのは、現地24日の第23節コルドバ戦。自身初の海外挑戦で“魔境”セグンダを選んだサムライは、1年での1部昇格を目指すラス・パルマスに貢献できるのだろうか。日本人2選手がプレーするスペイン2部に注目だ!!

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20260120/2116764.html


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