「機は熟した」キャプテン鈴木大輔、千葉を好きにさせてくれた人の想いと共に悲願のJ1挑戦「リーグの主役になれるように」

2025.12.14 00:01 Sun
©サッカーキング
2025明治安田J1リーグ昇格プレーオフ決勝が13日に行われ、ジェフユナイテッド千葉は徳島ヴォルティスを相手に1ー0で勝利。悲願でもあった17年ぶりのJ1昇格を果たした。

準決勝ではRB大宮アルディージャとの激闘を制して決勝に進出した千葉。ディフェンスリーダーとしてチームを支え、何度も悔しい思いをしてきたキャプテンのDF鈴木大輔は「17年悔しい思いをクラブとしてしてきて、僕も加入して5年ずっとあと1歩、あと2歩、悔しい思いずっとしてきたので、機は熟したと思って信じ切っていましたけど、いざ試合が終わった瞬間は色んな思いが込みあがりました」と、昇格が決まった瞬間は感極まる部分もあったという。

その思いについては「良いチームでした。1人1人が本当にベクトルを自分に向けて、出てる選手だけでなくて、出てる選手をベンチ外、ベンチの選手がサポートして、みんなで勝ち抜いてきたというか、みんなで結果を掴み取ったっていうその雰囲気だったりとか、1つ1つに感動しました」と、ここまで積み上げてきたものを回想したとした。
チームとしては守備の堅い徳島を相手に無失点。カウンターでピンチも迎えたが、最後は体を張った。「非常にコンパクトに守れて、徳島も守備が固くてそこからカウンターっていうのは非常に脅威でしたけど、僕と(河野)貴志を含めてリスクマネジメントのところと、一対一を跳ね返すというのは、勝負の肝になると思っていた」と、しっかりと戦うことが重要だったとコメント。小林慶行監督からも「気持ちは熱く、頭は冷静に」と言われていたとのこと。「昂る気持ちがあって、フクアリの雰囲気もあって昂っていましたけど、いつも通りやるべきことをやるというのは、頭も非常にクリアで、冷静に試合を進めることができました」と、普段通りに戦えたと振り返った。

鈴木は加入して5年。ファン・サポーターや関係者は16年間待ったJ1への昇格となった。「長年の思いを考えると、自分たちだけの力じゃないなと。前回の試合もそうですし、シーズン中からも思わされて、自分たちがサッカーをしているのは人の想いなんだなと思いました。1個1個、1日1日、1試合1試合に感動して、感動できる仕事でよかったなと思います」と、多くの想いを背負ってのプレーができて良かったと語った。また「僕が加入してから色々な人と話すようになって、サポーターの思いとか、スポンサーさんの思いとか、クラブスタッフの思いとか、色々な人の思いを聞くとクラブが好きになるし、自分にこのクラブを好きにさせてくれた人たちがいて、本当に感謝だなと思います」とした。
“オリジナル10”がJ1で復活する。「必ず盛り上がると思います。自分たちがまたJ1に行って、リーグの主役になれるように頑張りたいです」と、百年構想リーグ、その先のリーグへ気持ちを強くした。


【動画】千葉、5879日目の悲願のJ1昇格決定の瞬間


出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20251213/2099243.html


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