ワーチャレ2025を制したのはバルセロナ 2年ぶり7度目の優勝で格の違いを見せる|U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2025
2025.08.22 21:00 Fri
22日、フクダ電子アリーナで『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2025』の準決勝と決勝が開催された。
19日から21日の3日間で40チームが8グループに分かれて予選リーグを戦い、準々決勝を勝ち上がった4チームが“フクアリ”に集結した。
9時キックオフの準決勝第1試合は、FC大泉学園とFCバルセロナが対戦。2年ぶり4度目の出場となったFC大泉学園は、前線からのアグレッシブなプレスと左サイドからの攻撃で、勇敢に立ち向かっていく。特にMF稲木豊のスピードを生かした推進力は、FCバルセロナのサイドバックが攻め上がって空いたスペースを効果的に突いていた。だが、リーチの長いスライディングタックルで防がれ、なかなかシュートまで持ち込めず。一方のFCバルセロナは個々の技術が非常に高く、トップチーム顔負けのパスワークで翻弄。両ウイングを起点に攻め込み獲得したCKから3ゴールを奪い、3-0で勝利を収めた。
11時キックオフの準決勝第2試合は、malva fcとエコノメソッド選抜が激突。今月に行われたフットサルの全国大会『バーモントカップ』を制覇したmalva fcは、コンパクトな陣形から強度の高い守備とテンポの良いパスワークで序盤の主導権を握り、開始直後の3分に右サイドを攻略してFW大清水皇輝が流し込み、先制点を決めた。しかし、エコノメソッド選抜も黙ってはいない。7分には北原礼翔が鮮やかな直接FKを沈めると、18分にはFW井関溜季也が相手ゴール前でボールを奪ってネットを揺らし、逆転に成功した。2-1とリードして後半を迎えたエコノメソッド選抜は、30分に左サイドからのクロスにMF細見龍之介が押し込み、3-1とした。それでも、malva fcは最後まであきらめない。この直後のキックオフからFW大清水が1点を返すと、縦に速い攻撃で相手ディフェンスラインの背後を突く。35分にはスルーパスに抜け出したFW平山モイズがペナルティーエリアでファウルを誘い、MF大内波論がPKを決めて同点に。その4分後には、大清水がハーフウェイラインを独走し、最後はGKをかわしてゴール。malva fcが乱打戦に競り勝ち、決勝に駒を進めた。
16時キックオフの決勝は、FCバルセロナとmalva fcが相対した。スタンドも含めて全員で活気よく試合に臨んだが、主導権を掌握したのは、FCバルセロナ。ウイングがタッチライン沿いに立ち、malva fcの陣形を横に引き延ばし、空いた内側のスペースにインサイドハーフやサイドバックが飛び込んでいく。ボールを保持しながらピッチを幅広く使って攻め続けると、前半25分だけで4ゴール。そのうち3得点を10番を背負うMFマリオ・フランコ・デェ・ラ・フエンテがハットトリックを達成した。後半に入ると、malva fc は中央への縦パスを潰す場面をつくり、相手サイドバックの背後からの抜け出しを狙う。前半とは異なり押し込む時間をつくると、ロングシュートで1点を返すも万事休す。FCバルセロナが2年ぶり7度目の優勝を飾った。
19日から21日の3日間で40チームが8グループに分かれて予選リーグを戦い、準々決勝を勝ち上がった4チームが“フクアリ”に集結した。
9時キックオフの準決勝第1試合は、FC大泉学園とFCバルセロナが対戦。2年ぶり4度目の出場となったFC大泉学園は、前線からのアグレッシブなプレスと左サイドからの攻撃で、勇敢に立ち向かっていく。特にMF稲木豊のスピードを生かした推進力は、FCバルセロナのサイドバックが攻め上がって空いたスペースを効果的に突いていた。だが、リーチの長いスライディングタックルで防がれ、なかなかシュートまで持ち込めず。一方のFCバルセロナは個々の技術が非常に高く、トップチーム顔負けのパスワークで翻弄。両ウイングを起点に攻め込み獲得したCKから3ゴールを奪い、3-0で勝利を収めた。
16時キックオフの決勝は、FCバルセロナとmalva fcが相対した。スタンドも含めて全員で活気よく試合に臨んだが、主導権を掌握したのは、FCバルセロナ。ウイングがタッチライン沿いに立ち、malva fcの陣形を横に引き延ばし、空いた内側のスペースにインサイドハーフやサイドバックが飛び込んでいく。ボールを保持しながらピッチを幅広く使って攻め続けると、前半25分だけで4ゴール。そのうち3得点を10番を背負うMFマリオ・フランコ・デェ・ラ・フエンテがハットトリックを達成した。後半に入ると、malva fc は中央への縦パスを潰す場面をつくり、相手サイドバックの背後からの抜け出しを狙う。前半とは異なり押し込む時間をつくると、ロングシュートで1点を返すも万事休す。FCバルセロナが2年ぶり7度目の優勝を飾った。
なお、大会MVPは、決勝戦で3ゴールのFCバルセロナのMFデェ・ラ・フエンテが受賞している。
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