原因不明の病気でU-19ルーマニア代表MFが他界…病床から母への最後の電話の内容が明らかに

2025.03.10 22:10 Mon
Getty Images
原因不明の病気が理由で19歳のルーマニア人選手が死去。そんな中、母親に残した最後の言葉が明らかになった。
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イギリス『ミラー』によると、亡くなったのはメタログロブス・ブカレッティで2024年8月までプレーしていたMFルカ・マノラチェ。健康上の問題により、プレーを中断していた。報道によると、マノラチェは長期にわたる疲労とめまい、悪寒、血便に苦しんでいたとのこと。ここ数カ月は前半をプレーすることすら苦労していたという。
監督は当初はマノラチェが試合に向けた準備をしっかりしていないと判断していたようだが、その症状がひどくなると、試合中に突如視界が暗くなったと訴え。救急車を呼び、緊急搬送されていた。

病院は肺のレントゲン検査や血液検査を行っていたがそのまま退院。ただ、家族との外出中に再び容態が悪くなり、救急車で再び搬送されたという。
その後治療を受けていたマノラチェだが、ある日仕事中に母親に電話が。「ママ、ママ、もう無理だ」「僕が死ぬと思う?」と電話口で尋ねられたという。

母親は急遽病院へと向かったが、残念ながら間に合わず。マノラチェは、大量の血を吐き、医師たちも懸命に努力したものの、最終的には自身の胃酸で溺死してしまったとのことだ。

マノラチェはU-15からU-19までルーマニア代表でもプレーしたサイドハーフの選手。チームでは公式戦13試合に出場し1ゴールを記録していた。



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