女性の意見を多く取り入れ開発! ナイキが新スパイク「ファントム ルナ」を発表…2年以上を費やし、女性を中心に考えたシューズ

13日、ナイキが新スパイク「ファントム ルナ」を発表した。このスパイクは、女性の意見を多く取り入れた研究開発から生まれた新たなスパイク。女性に対してこれまでにない規模でフォーカスし、この取り組みを背景に、研究、試作、デザイン、スタイリングに2年以上の時間を費やし、あらゆる過程において女性を中心に考えたシューズを開発した。

7月、女子の世界一を決める大会が開催。世界での女子サッカーは大きく変化を遂げており、これまで以上に激しさが増し、ゴールも生まれ、チーム一丸となってアタックするために、一人一人のプレイヤーがカバーするエリアも大きくなっている。
「ファントム ルナ」は女性フットボーラーの望むトラクション、フィットと履き心地の実現にこだわった一足となった。

新たに開発されたのは女性向けの「トラクション」。グリップとも言われるが、走行距離が長くなっている中で、一瞬の方向転換の際のトラクションがミスにもつながっている。「ファントム ルナ」には、新しく画期的な円形のスタッド パターンを、トラクションにとって重要なスポットであるつま先近くに取り入れており、「ナイキ サイクロン360」と名付けられたこのトラクションパターンで、プレイヤーは俊敏かつ正確に自信を持ってピッチ上で動けるようになる。また、「ナイキ エイシム フィット」と呼ぶ新しいアッパーのデザインは、女性フットボーラーのフィードバックをもとに足首周りのフィット感を高めている。

さらに、アッパーにはボールとシューズの連携を最適化する最新イノベーションである「ナイキ グリップニット」を採用。これにより、コーティング剤を素材に仕込んで粘りのある感触を生み出すことに成功し、やわらかく、しなやかなシューズに仕上がっている。

女性の意見を多く取り入れた一足だが、ユニセックスでの展開に。21.5cmから30cmと幅広いサイズ展開で、6月28日からNIKE.COMと一部NIKE販売店にて発売される。