アドバンテージを取らず…自分の“判断ミス”に気が付いた主審が思わず頭を抱えてヒザから崩れ落ちる

2021.08.25 06:05 Wed
Getty Images
自らの判断ミスに気が付いた主審がヒザから崩れ落ちる。その潔すぎるリアクションに大きな注目が集まった。舞台となったのは、22日に行われたデンマーク2部リーグの第6節、ヴェンシュセルFFvsFCフレゼリシアの一戦だ。

ヴェンシュセルが1点リードで迎えた27分、相手陣内でボールを奪ったフレゼリシアがカウンターでチャンスを迎える。
ヴェンシュセルの選手がファウルを犯すも、ボールは前線へ走り込んでいたフレゼリシアの選手のもとに転がり、大チャンスになりかけていた。しかし、この時にはすでにニルス・ヒール主審が笛を吹いており、プレーが途切れることとなった。

当然、この判断にはフレゼリシアの選手たちの不満が爆発したが、自身のミスに即座に気が付いた主審は、悔やむように頭を両手で抱えると、その勢いのままピッチにヒザから崩れ落ちた。
主審の潔すぎるリアクションには、ヴェンシュセルのキャプテンも思わず手を差し伸べ、フレゼリシアの選手たちも不満がなくなったわけではないだろうが、主審の肩を叩き、慰めていた。

結局、このプレーから得点は生まれなかったものの、フレゼリシアはその後同点に追いつき、試合は1-1の引き分けで終了。ハプニングがあったものの、フレゼリシアは4勝2分けと無敗を継続している。

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