「国内のファンを悩ませる」イギリスのジョンソン首相も欧州スーパーリーグ構想に反対

2021.04.19 20:15 Mon
Getty Images
世界中を賑わせているヨーロッパ・スーパーリーグ構想。数々の反対意見が出てくる中、イギリスのボリス・ジョンソン首相も見解を示した。ロンドン市長も務めたことのあるジョンソン首相は、2019年7月から首相を務めている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大もあり、プレミアリーグでは昨シーズン途中から無観客開催が続いている状況だ。
ヨーロッパ・スーパーリーグには、プレミアリーグのビッグ6と呼ばれる、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシー、アーセナル、トッテナムが参加の意思を表明。その他、レアル・マドリーやバルセロナ、アトレティコ・マドリーのスペイン勢、ユベントス、ミラン、インテルのイタリア勢など、15のチームが常任チームとなり、残り5チームはシーズンごとに入れ替える構想がある。

この発表が一斉にされた一方で、欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(JFA)は反対の声明を発表。各国リーグと協力して反対に動くとしているが、ジョンソン首相もこの一件に自身にツイッターで反応。反対意見を主張した。
「ヨーロッパ・スーパーリーグの計画は、サッカーにとって非常に損害を与えるものであり、我々はサッカー当局が行動を起こすことをサポートする」

「これは国内の試合の核心を突くものであり、国内のファンを悩ませるものだ」

「関係するクラブは、さらなる措置が講じられる前に、ファンや幅広いサッカーコミュニティに対して、回答する必要がある」

一国の首相も反対したこの状況。多くの主要機関が反対意見を述べている中で、それでも押し通して設立するのか。注目が集まる。

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