「相手だったら絶対イラつく」後半ATに生まれた丸2分間のボールキープが大反響「最高の時間の使い方だ」

2022.01.06 20:50 Thu
Getty Images
勝利を掴み取るために、試合終盤にしばしば行われる時間稼ぎ。代表的なものに、CKの場面で素直にボールを蹴らず、コーナーフラッグ付近でボールをキープするという方法はあるが、イスラエルにそのプロが現れた。3日、イスラエル・プレミアリーグの第16節で2位のマッカビ・ハイファと4位のマッカビ・テル・アビブの一戦が行われた。

試合はマッカビ・テル・アビブが前半に2点を先制するも、マッカビ・ハイファが後半に追い付くと、87分に逆転となる3点目。この試合初めてのリードを奪う。
しかし、多くの警告が出された試合だったため、アディショナルタイムは7分が与えられ、マッカビ・テル・アビブが同点に追い付くには十分な時間が生まれる。

それでもマッカビ・ハイファは耐え凌ぐと、96分に左CKを獲得。MFモハメド・アブ・ファニはボールをキープする。上手く体を当てながら、右足で力強くボールを保持。20秒ほどの戦いの後、再びCKを獲得する。
そこからもアブ・ファニの鬼キープは続き、CKと3度のスローインを獲得。結局丸2分間相手にボールを渡さずに、タイムアップの笛を迎えた。

アブ・ファニを中心としたマッカビ・ハイファの執念のボールキープはSNSでも大きな反響を呼び、「最高の時間の使い方だ」、「相手だったら絶対イラつく(笑)」、「単純にすごいな」といったコメントが寄せられている。

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