ネルシーニョ
NELSINHO
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| ポジション | 監督 |
| 国籍 |
ブラジル
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| 生年月日 | 1950年07月22日(75歳) |
| 利き足 | |
| 身長 | |
| 体重 |
| ニュース | 人気記事 |
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ネルシーニョ氏の足跡を振り返る/六川亨の日本サッカーの歩み
第13節を終えた段階で2勝5分け6敗と低迷していた柏が、ネルシーニョ監督の退任と井原正巳ヘッドコーチの監督昇格を決定。初陣となった第14節の神戸戦では、積極的なプレスからOGを誘い、首位を相手に1-1のドローに持ち込んだ。 72歳のベテラン監督であるネルシーニョ氏が来日したのは1994年のこと。ヴェルディ川崎(現東京V)のヘッドコーチとして、松木安太郎監督と二頭体制でリーグ優勝に貢献した。95年からは監督を務めたが、サントリーチャンピオンシップで横浜マリノスに敗れて連覇はならなかった。Jリーグは今年で30周年を迎えたが、ネルシーニョ氏はヴェルディ川崎だけでなく、名古屋で3年、柏では通算11年、そして神戸でも3年ほど監督を務め、20年もJリーグに関わってきた。 その間にはV川崎の天皇杯やリーグカップ制覇、さらに柏でもJ1リーグ初優勝に貢献したのを始め、天皇杯とリーグカップなどのタイトルをクラブにもたらした。神戸では16年にセカンドステージ2位という好成績を収めてもいる。 同氏は、前日まで控え組だった選手をいきなりレギュラーで起用すると活躍したり、試合中にシステムや戦術を柔軟に変更したりする手腕から「ネルシーニョ・マジック」と言われたこともあった。Jリーグが93年に10チームで開幕した時の監督で、いまなお現役の監督は当然ながら1人もいない。浦和の森孝慈さん、名古屋の平木隆三さん、鹿島の宮本征勝さんらメキシコ銅メダル組の方は、すでに他界している方々もいるくらいだ。 一方、93年当時は現役選手で、現在はJ1リーグの監督を務めている方々もいる。まずは柏の井原監督で、横浜Mでもリーグ優勝に貢献している。名古屋の長谷川健太監督は、現役時代は清水エスパルスのストライカーとしてリーグカップ制覇に貢献した。変わったところでは、アルビレックス新潟の松橋力蔵監督で、日産FCのファーム出身で、日産自動車サッカー部を経て横浜Mの一員になっている。新潟を1年でJ1に復帰させた手腕はダテではないということだ。もう1人、日本代表の森保一監督もサンフレッチェ広島の一員として風間八宏氏や高木琢也氏らとともにチームを支えた。 こうして改めてネルシーニョ氏の足跡を辿ってみると、いかに優れた指導者だったのか理解できるだろう。30周年には1年足りないが、ベスト監督賞を授与してもいいのではないだろうか。 2023.05.23 15:30 Tue2
今季神戸を指揮していたネルシーニョ氏がブラジル帰国へ「日本ではとても幸せだった」
▽今年8月にヴィッセル神戸の指揮官を解任されたネルシーニョ元監督が、15年過ごした日本に別れを告げ、母国ブラジルへと帰国することになるようだ。ブラジル『FUTEBOL INTERIOR』が報じた。 ▽ネルシーニョ氏は、1994年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)のコーチに就任。1994年1月から1996年12月まで監督を務めた。その後ブラジルに帰国するも、2003年7月に再び来日し、名古屋グランパスの監督に就任。2005年9月まで指揮を執った。 ▽再び日本を離れると、サントスやコリンチャンスなどで監督を務め、2009年7月に柏レイソルの監督に就任。J2降格も経験したものの、2010年のJ2で優勝、2011年のJ1ではリーグ史上初となる昇格1年目での優勝を果たし、天皇杯も制覇。2013年にはナビスコカップも制し、国内3タイトルをクラブにもたらせた。 ▽2014年12月に柏の監督を退任すると、2015年からは神戸の監督に就任。タイトルこそ獲得できなかったが、チームのベースを作り、2016年の明治安田生命J1リーグ2ndステージでは2位につける躍進を見せていた。 ▽『FUTEBOL INTERIOR』によると、ネルシーニョ氏は家族とともにブラジルへ帰国する見込みとのこと。年内は休暇を取り、2018シーズンから復帰するつもりのようだ。 ▽ネルシーニョ氏の招へいには、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏を解任したスポルチ・レシフェ、かつてセレッソ大阪で指揮を執っていたレヴィー・クルピ監督を解任したサントスも興味を示しているようだ。 ▽ネルシーニョ氏はブラジル『Grande Área』でコメント。「今が帰る時だ」と語り、日本での生活を振り返った。 「ブラジルへの帰国を決断した。サッカーだけでなく、人々との共生や学習の面でも日本ではとても幸せだった。ただ、今が帰るべき時だと思っている。日本の文化の中で育った8歳の娘には申し訳なく思うし、日本が恋しくなるだろう」 「この先何をするかはまだわからない。私は休みたいし、今年はブラジルで休暇を楽しみたい。家族の隣で落ち着いて過ごし、2018年に何をするかを決断したい。しかし、私は達成感を持ちながら日本を離れる」 「私はタイトル、友人を得ました。そして、経験、組織、全てのものを日本から受け取っている」 2017.11.02 12:30 Thu3

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