今季最初のエル・クラシコはレアルに軍配! ラ・リーガ3連勝で首位固め…バルサと「5」ポイント差に
2025.10.27 04:00 Mon
ラ・リーガ第10節が26日に行われ、レアル・マドリードとバルセロナが対戦した。
今シーズン最初のエル・クラシコは「2」ポイント差でのラ・リーガ首位攻防戦となった。本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に“宿敵”を迎えるレアル・マドリードはシャビ・アロンソ監督のもと、ここまで8勝1分と安定した戦いを見せており、直近は公式戦4連勝中と波に乗っている。在籍2年目のキリアン・エンバペはすでにラ・リーガで10ゴールを挙げるなど存在感は抜群だ。
一方、敵地に乗り込むバルセロナはインターナショナルマッチウィーク前に連敗を喫したが、現在は公式戦2連勝中で直近のオリンピアコス戦では6-1と快勝するなど状態を立て直している。しかし、今節はハフィーニャやロベルト・レヴァンドフスキら主力が欠場。厳しい台所事情の中、昨シーズンから数えてエル・クラシコ5連勝を飾ることができるだろうか。
開始早々の2分、左から仕掛けたヴィニシウス・ジュニオールが敵陣ボックス内でラミン・ヤマルに倒され、主審はPKを宣告。しかし、VARが介入した結果、直前にオフサイドがあったとしてPKは取り消しに。12分には敵陣内でボールを奪ったところからエンバペが強烈なミドルシュートでネットを揺らしたが、ここもオフサイドとの判定が下され、得点は認められなかった。
ホームの大声援を背に良い入りを見せたレアル・マドリードは22分に先制に成功。巧みなターンでプレスを回避したジュード・ベリンガムのスルーパスにエンバペが抜け出し、GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの1対1を冷静に沈めた。バルセロナはその後も立て続けにピンチを迎えたが、GKシュチェスニーが好セーブを連発。すると38分、ペドリが敵陣バイタルエリアでアルダ・ギュレルからボールを奪い、最後はマーカス・ラッシュフォードの折り返しをフェルミン・ロペスが押し込み同点とした。
後半に入り49分、レアル・マドリードは敵陣右サイド深くでボールを奪い、ベリンガムが中央へ折り返すと、これがエリック・ガルシアのハンドを誘発してPKを獲得する。追加点の大きなチャンスだったが、エンバペのキックをGKシュチェスニーが完全に読み切り好セーブ。絶体絶命のピンチを凌いだバルセロナだが、ヤマルやフェラン・トーレスら前線の選手はやや精彩を欠いたプレーが続き、なかなかチャンスを作り出すことができない。
1点リードのレアル・マドリードはコンパクトなブロックを形成してバルセロナに決定機を与えず、ボール奪取後はハイラインの背後を突く速攻を狙う。エンバペや途中出場のロドリゴに訪れたチャンスは決め切ることができなかったものの、バルセロナに同点ゴールは許さず。最終盤にはペドリに2枚目のイエローカードが提示されて退場となった。
試合は2-1で終了し、エル・クラシコを制したレアル・マドリードがラ・リーガ3連勝を飾った。バルセロナとのポイント差は「5」に広がっている。
次節、レアル・マドリードは11月1日にバレンシア、バルセロナは2日にエルチェといずれもホームで対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 2-1 バルセロナ
【得点者】
1-0 22分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
1-1 38分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)
2-1 43分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
【スタメン】
レアル・マドリード(4-2-3-1)
GK:クルトワ
DF:バルベルデ(72分 カルバハル)、ミリトン、ハウセン、カレーラス
MF:チュアメニ、カマヴィンガ、ギュレル(66分 B・ディアス)、ベリンガム(90分 セバージョス)、ヴィニシウス(72分 ロドリゴ)
FW:エンバペ(90分 G・ガルシア)
バルセロナ(4-3-3)
GK:シュチェスニー
DF:クンデ、クバルシ(84分 バルジ)、E・ガルシア(74分 アラウホ)、バルデ(90+7分 マルティン)
MF:F・デ・ヨング、ペドリ、F・ロペス
FW:ヤマル、F・トーレス(74分 カサド)、ラッシュフォード
今シーズン最初のエル・クラシコは「2」ポイント差でのラ・リーガ首位攻防戦となった。本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に“宿敵”を迎えるレアル・マドリードはシャビ・アロンソ監督のもと、ここまで8勝1分と安定した戦いを見せており、直近は公式戦4連勝中と波に乗っている。在籍2年目のキリアン・エンバペはすでにラ・リーガで10ゴールを挙げるなど存在感は抜群だ。
一方、敵地に乗り込むバルセロナはインターナショナルマッチウィーク前に連敗を喫したが、現在は公式戦2連勝中で直近のオリンピアコス戦では6-1と快勝するなど状態を立て直している。しかし、今節はハフィーニャやロベルト・レヴァンドフスキら主力が欠場。厳しい台所事情の中、昨シーズンから数えてエル・クラシコ5連勝を飾ることができるだろうか。
ホームの大声援を背に良い入りを見せたレアル・マドリードは22分に先制に成功。巧みなターンでプレスを回避したジュード・ベリンガムのスルーパスにエンバペが抜け出し、GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの1対1を冷静に沈めた。バルセロナはその後も立て続けにピンチを迎えたが、GKシュチェスニーが好セーブを連発。すると38分、ペドリが敵陣バイタルエリアでアルダ・ギュレルからボールを奪い、最後はマーカス・ラッシュフォードの折り返しをフェルミン・ロペスが押し込み同点とした。
しかし、レアル・マドリードもすぐさま反撃。43分、ジュール・クンデを振り切ったヴィニシウスのクロスをエデル・ミリトンが頭で折り返し、最後はベリンガムがボレーでネットを揺らす。前半は2-1で終了した。
後半に入り49分、レアル・マドリードは敵陣右サイド深くでボールを奪い、ベリンガムが中央へ折り返すと、これがエリック・ガルシアのハンドを誘発してPKを獲得する。追加点の大きなチャンスだったが、エンバペのキックをGKシュチェスニーが完全に読み切り好セーブ。絶体絶命のピンチを凌いだバルセロナだが、ヤマルやフェラン・トーレスら前線の選手はやや精彩を欠いたプレーが続き、なかなかチャンスを作り出すことができない。
1点リードのレアル・マドリードはコンパクトなブロックを形成してバルセロナに決定機を与えず、ボール奪取後はハイラインの背後を突く速攻を狙う。エンバペや途中出場のロドリゴに訪れたチャンスは決め切ることができなかったものの、バルセロナに同点ゴールは許さず。最終盤にはペドリに2枚目のイエローカードが提示されて退場となった。
試合は2-1で終了し、エル・クラシコを制したレアル・マドリードがラ・リーガ3連勝を飾った。バルセロナとのポイント差は「5」に広がっている。
次節、レアル・マドリードは11月1日にバレンシア、バルセロナは2日にエルチェといずれもホームで対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 2-1 バルセロナ
【得点者】
1-0 22分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
1-1 38分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)
2-1 43分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
【スタメン】
レアル・マドリード(4-2-3-1)
GK:クルトワ
DF:バルベルデ(72分 カルバハル)、ミリトン、ハウセン、カレーラス
MF:チュアメニ、カマヴィンガ、ギュレル(66分 B・ディアス)、ベリンガム(90分 セバージョス)、ヴィニシウス(72分 ロドリゴ)
FW:エンバペ(90分 G・ガルシア)
バルセロナ(4-3-3)
GK:シュチェスニー
DF:クンデ、クバルシ(84分 バルジ)、E・ガルシア(74分 アラウホ)、バルデ(90+7分 マルティン)
MF:F・デ・ヨング、ペドリ、F・ロペス
FW:ヤマル、F・トーレス(74分 カサド)、ラッシュフォード
出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251027/2080649.html
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