ミラン、後半ATの“劇的弾”で辛くもドロー…ジラルディーノ監督率いる最下位ピサは初白星逃す

2025.10.25 08:00 Sat
©サッカーキング
セリエA第8節が24日に行われ、ミランとピサが対戦した。

ここまで7試合を消化したリーグ戦で5勝1分1敗を記録し、勝ち点「16」の首位に立つミラン。開幕戦を落とした“ロッソネロ”だったが、以降は無敗を維持しながら4年ぶりのリーグ制覇へ向け順調なスタートを切っている。対するは、現時点で未勝利の最下位に沈むピサ。アルベルト・ジラルディーノ監督率いる昇格1年目の同クラブが、敵地で指揮官の古巣から今季初白星を狙う。

試合は立ち上がりの7分にミランがスコアを動かす。敵陣中央でフリーキックを獲得し、短いリスタートからルカ・モドリッチがサムエレ・リッチに横パス。左サイドに張ったラファエル・レオンに展開すると、得意のカットインからペナルティエリア左角で右足を振る。ボールはゴール前の混戦を抜けてサイドネットに吸い込まれ、ホームチームが先制した。
一方のピサも、57分にフアン・クアドラードの放った強烈な一撃がコニ・デ・ヴィンターの左手に接触。主審は迷わずPKの判定を下す。プレッシャーがかかるなか、キッカーを務めたクアドラードが冷静にGKの逆を突くキックを成功。ピサがゲームを振り出しに戻した。

そんななか、86分にピサがスコアをひっくり返す。エベネザー・アキンサンミロがセンターサークル内でボールを引き出し、巧みな反転から浮き球のスルーパスを供給。駆け引きを制したムバラ・エンゾラが裏に抜け出すと、GKとの1対1を落ち着いて決め切り、大きな逆転弾をマークした。
それでも後半アディショナルタイム、コーナーキックの流れから途中投入のザカリー・アテカメが右足を一振り。値千金の同点ゴールを奪い、試合は2-2で終了した。次節、ミランは28日にアウェイでアタランタと対戦。ピサはその2日後にホームでラツィオと対戦する。

【スコア】
ミラン 2-2 ピサ

【得点者】
1-0 7分 ラファエル・レオン(ミラン)
1-1 60分 フアン・クアドラード(PK/ピサ)
1-2 86分 ムバラ・エンゾラ(ピサ)
2-2 90+3分 ザカリー・アテカメ(ミラン)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20251025/2080071.html


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