3部相手に苦戦もクンデのゴラッソで逆転のバルセロナがベスト8進出【コパ・デル・レイ】
2024.01.19 05:32 Fri
コパ・デル・レイのラウンド16、ウニオニスタスvsバルセロナが18日にムニシパル・レイナ・ソフィアで行われ、1-3で勝利したバルセロナが準々決勝進出を決めた。
前ラウンドで4部のバルバストロを破って初戦を突破したバルセロナ。ただ、直近に行われたスーペル・コパではオサスナを破って進出した決勝ではレアル・マドリーに1-4の惨敗を喫し、チャビ監督の去就問題が騒がしくなっている。
今週末のラ・リーガで難敵ベティス戦を控えるなか、白星奪取が求められる一戦では前ラウンドでビジャレアルを破った3部のウニオニスタスとのアウェイゲームに臨んだ。チャビ監督はクラシコから先発3人を変更。アラウホ、ギュンドアン、レヴァンドフスキに代えてロメウ、フェルミン・ロペス、マルク・ギウと控え選手を起用した。
格下相手の油断か、バルセロナは開始直後にホームチームの縦に速い仕掛けからあっさりと背後を取られてボックス内に侵入したロサダに決定機を許す。だが、ここはGKペーニャの的確な間合いもあってか相手のシュートが右に外れて事なきを得る。
いきなりのピンチによってリズムを掴み損ねたバルセロナは、ボールこそ握るものの、コンパクトなブロックを敷く相手の守備を前に効果的なボールの循環を見せられず、決定機はおろかなかなかフィニッシュまで持ち込めない。
すると、立ち上がり以降も切り替えの局面での緩さからカウンターを浴びるシーンが目立ったチャビのチームはまさかの先制点を奪われる。31分、左サイド深くでセラーノが浮き球で上げたクロスに対して、ファーでドフリーのアルバロ・ゴメスが抑えの利いた見事な右足ダイレクトボレーシュートをニア上に突き刺した。
拙攻に加えてビハインドまで背負う厳しい展開を強いられたバルセロナはここからよりリスクを冒して前に出ていく。だが、外回りの攻撃が目立ち決定機を作れない。
それでも、前半終了間際の45分にはGKペーニャのファインセーブで凌いだピンチの後の相手右CKを撥ね返したロングカウンターからフェリックスのスルーパスで一気に背後を取ったフェラン・トーレスがそのまま相手陣内を独走。最後は冷静にGKとの一対一を制し、何とか前半の内に同点に追いついた。
迎えた後半、チャビ監督はクリステンセンを下げてパウ・クバルシをハーフタイム明けに投入。立ち上がりからウニオニスタスを押し込んでチャンスを窺う。
前半同様に遅攻の局面でのプレーに苦戦するバルセロナは61分に3枚替えを敢行。マルク・ギウ、フェルミン、フェリックスを下げてレヴァンドフスキ、ペドリ、ギュンドアンの主力3人をピッチへ送り込んだ。
この交代で即攻撃活性化には至らなかったが、前半から打ち続けたジャブと前線のクオリティアップによって徐々に相手の守備に隙が生まれると、伏兵の鮮烈な一撃で逆転に成功する。69分、ペナルティアーク手前で完全にフリーとなったクンデが豪快に右足を振り抜くと、低弾道の鋭いシュートがゴール右隅を射抜いた。
これで重圧から解き放たれたバルセロナは直後の73分にも再び個人技でゴールを奪う。相手陣内左サイドのタッチライン際でボールを受けたバルデがハーフスペースを縦に突破し、そのままボックス内に侵入。最後はGKにコースを消された中でニア天井に強烈な左足シュートを叩き込んだ。
2点差を付けて安全圏に入ったアウェイチームはここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。試合終盤には失うものがないウニオニスタスの迫力のある攻めに晒されたものの、前半の戦いを教訓にしっかりと身体を張った守備で凌ぎ切った。
3部相手に先制を許すなど内容面には引き続き課題も白星を取り戻したバルセロナがベスト8進出を決めた。
前ラウンドで4部のバルバストロを破って初戦を突破したバルセロナ。ただ、直近に行われたスーペル・コパではオサスナを破って進出した決勝ではレアル・マドリーに1-4の惨敗を喫し、チャビ監督の去就問題が騒がしくなっている。
格下相手の油断か、バルセロナは開始直後にホームチームの縦に速い仕掛けからあっさりと背後を取られてボックス内に侵入したロサダに決定機を許す。だが、ここはGKペーニャの的確な間合いもあってか相手のシュートが右に外れて事なきを得る。
いきなりのピンチによってリズムを掴み損ねたバルセロナは、ボールこそ握るものの、コンパクトなブロックを敷く相手の守備を前に効果的なボールの循環を見せられず、決定機はおろかなかなかフィニッシュまで持ち込めない。
21分にはフェリックスの正確な左クロスからゴール前のマルク・ギウに決定機が訪れるが、至近距離からのヘディングシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれた。
すると、立ち上がり以降も切り替えの局面での緩さからカウンターを浴びるシーンが目立ったチャビのチームはまさかの先制点を奪われる。31分、左サイド深くでセラーノが浮き球で上げたクロスに対して、ファーでドフリーのアルバロ・ゴメスが抑えの利いた見事な右足ダイレクトボレーシュートをニア上に突き刺した。
拙攻に加えてビハインドまで背負う厳しい展開を強いられたバルセロナはここからよりリスクを冒して前に出ていく。だが、外回りの攻撃が目立ち決定機を作れない。
それでも、前半終了間際の45分にはGKペーニャのファインセーブで凌いだピンチの後の相手右CKを撥ね返したロングカウンターからフェリックスのスルーパスで一気に背後を取ったフェラン・トーレスがそのまま相手陣内を独走。最後は冷静にGKとの一対一を制し、何とか前半の内に同点に追いついた。
迎えた後半、チャビ監督はクリステンセンを下げてパウ・クバルシをハーフタイム明けに投入。立ち上がりからウニオニスタスを押し込んでチャンスを窺う。
前半同様に遅攻の局面でのプレーに苦戦するバルセロナは61分に3枚替えを敢行。マルク・ギウ、フェルミン、フェリックスを下げてレヴァンドフスキ、ペドリ、ギュンドアンの主力3人をピッチへ送り込んだ。
この交代で即攻撃活性化には至らなかったが、前半から打ち続けたジャブと前線のクオリティアップによって徐々に相手の守備に隙が生まれると、伏兵の鮮烈な一撃で逆転に成功する。69分、ペナルティアーク手前で完全にフリーとなったクンデが豪快に右足を振り抜くと、低弾道の鋭いシュートがゴール右隅を射抜いた。
これで重圧から解き放たれたバルセロナは直後の73分にも再び個人技でゴールを奪う。相手陣内左サイドのタッチライン際でボールを受けたバルデがハーフスペースを縦に突破し、そのままボックス内に侵入。最後はGKにコースを消された中でニア天井に強烈な左足シュートを叩き込んだ。
2点差を付けて安全圏に入ったアウェイチームはここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。試合終盤には失うものがないウニオニスタスの迫力のある攻めに晒されたものの、前半の戦いを教訓にしっかりと身体を張った守備で凌ぎ切った。
3部相手に先制を許すなど内容面には引き続き課題も白星を取り戻したバルセロナがベスト8進出を決めた。
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