堂安律、エールディビジ月間ベストイレブンに今季初選出! 4試合で3ゴールをマーク《エールディビジ》

2018.12.08 00:50 Sat
Getty Images
フローニンヘンに所属する日本代表MF堂安律が、11月のエールディビジ月間ベストイレブンに選出された。リーグ公式サイトが発表している。

▽今季初の月間ベストイレブンに選出された堂安は、11月に開催されたエクセルシオール戦、ヘーレンフェーン戦、フェイエノールト戦、NAC戦の合計4試合に出場。そして、フェイエノールト戦を除く3試合でいずれもゴールを記録していた。
▽なお、11月に3勝を挙げ最下位から脱出したフローニンヘンからはモロッコ代表FWミマウン・マヒも月間ベストイレブンに選出された。今回発表されたベストイレブンは以下の通り。

◆エースディビジ11月ベストイレブン
GK
エドゥアルド・カルバーリョ(フィテッセ/ポルトガル)
DF
ヌサイル・マズラウィ(アヤックス/モロッコ)
マタイス・デ・リフト(アヤックス/オランダ)
カネル・カブラン(エメン/オランダ)
ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/アルゼンチン)
MF
堂安律(フローニンヘン/日本)
ダヴィド・ネレス(アヤックス/ブラジル)
フレンキー・デ・ヨング(アヤックス/オランダ)
FW
ミマウン・マヒ(フローニンヘン/モロッコ)
ルーク・デ・ヨング(アヤックス/オランダ)
ステフェン・ベルグヴィン(PSV/オランダ)

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北朝鮮が逆転突破、石井正忠監督のタイはあと1点足りず中国が突破…クウェートは最下位からの大逆転突破! アジア最終予選進出の18カ国が決定【2026W杯アジア2次予選】

11日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われた。 すでに18カ国中、13カ国の最終予選出場が決まっている中、そのうちの1つである日本代表はホームでシリア代表と対戦。対戦相手のシリアは第5節で北朝鮮代表に敗れたことで、この試合で勝利しなければ敗退が濃厚となる中、FW上田綺世、MF堂安律、オウンゴール、MF相馬勇紀、MF南野拓実のゴールで5-0と圧勝。日本が6試合連続無失点で6連勝と圧倒した。 この段階では2位につけていたシリア。逆転での突破を目指す北朝鮮は、ホーム扱いながらラオスで行われたミャンマー代表戦で、4-1と快勝。リ・ジョグクがハットトリックの活躍を見せ、グループBでは日本とともに最終予選行きの切符を掴んだ。 大きな注目を集めたのはグループC。すでに韓国代表が突破を決めている中、2位争いで中国代表とタイ代表が熾烈な争いとなった。 中国はアウェイでその韓国と対戦。均衡した試合となった中、61分にイ・ガンインがゴール。この1点を守った韓国が、1-0で勝利を収めた。 これにより、タイはシンガポール代表に大量得点差で勝利すれば2位に滑り込める中、タイの石井正忠監督とシンガポールの小倉勉監督の日本人指揮官対決に。試合はタイペースで進み、ティーラトン・ブンマタン、チャナティップ・ソングラシン、スパチョーク・サラチャートとJリーグ経験者が揃って先発した中、3-1でタイが勝利。これにより得失点差で並んだものの、直接対決が中国の1勝1分けとなり、2位に中国が入ることに。タイは2次予選で敗退となった。 グループAではカタール代表が突破を決めていた中、3チーム三つ巴の戦いに。2位のインド代表はそのカタールと対戦し、2-1で敗戦。勝ち点で並んでいた3位のアフガニスタン代表と、勝ち点1差で追いかける4位のクウェート代表の対戦は、1-0でクウェートが勝利。これにより、クウェートが最下位からの逆転で2位突破を決めた。 グループDはオマーン代表がすでに突破決定。キルギス代表は引き分け以上で2位が決定する中、オマーンと1-1のドロー。3位のマレーシア代表はチャイニーズ・タイペイ代表と対戦し、3-1で勝利を収めたものの、勝ち点1届かず3位で敗退となった。キルギスは初の最終予選進出を決めた。 グループEはすでにイラン代表とウズベキスタン代表の突破が決定している状況。両者は直接対決となったがゴールレスドローとなった。また、3位のトルクメニスタン代表と香港代表の試合も0-0のゴールレスドロー。順位変動なく最終節を終えた。 グループFはイラク代表がすでに首位を決めている中、2位のインドネシア代表と3位ベトナム代表が勝ち点差1で2位を争うことに。逆転を目指すベトナムは首位のイラクと対戦したが、3-1で敗戦。イラクは6連勝で2次予選を通過。2位のインドネシアはホームにフィリピン代表を迎えて2-0で快勝。2位での通過を決め、初の最終予選進出を決めた。 グループGはサウジアラビア代表、ヨルダン代表の通過が決定。両者は最終節で直接対決となった中、アウェイのヨルダンが1-2でサウジアラビアに勝利。これにより、グループ首位がヨルダン、2位がサウジアラビアとなった。 グループHはすでにUAE代表とバーレーン代表の通過が決定。両者は最終節で直接対決し、1-1のドロー。3位のイエメン代表と4位のネパール代表の試合も2-2-のドローに終わった。ネパールは最後に勝ち点1を獲得した。 グループIはオーストラリア代表の首位、パレスチナ代表の2位が決定。両者は直接対決し、オーストラリアが5-0で圧勝。日本とともに6連勝、無失点で2次予選通過を決めた。3位レバノン代表はバングラデシュ代表に4-0で快勝して予選を終えた。 これにより、3次予選に進出する18カ国のうち、13カ国が最終節を残して決定した。 <span class="paragraph-subtitle">◆2026年北中米W杯 アジア2次予選</span> ※赤字は3次予選進出決定 <span style="font-weight:800">■グループA</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:カタール/13pt/+14</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:クウェート/7pt/0</span> 3位:インド/5pt/-4 4位:アフガニスタン/5pt/-11 <span style="font-weight:800">■グループB</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:日本/18pt/+24</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:北朝鮮/9pt/+4</span> 3位:シリア/7pt/-3 4位:ミャンマー/1pt/-24 <span style="font-weight:800">■グループC</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:韓国/16pt/+19</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:中国/8pt/0</span> 3位:タイ/8pt/0 4位:シンガポール/1pt/-19 ※直接対決で中国が1勝1分けとなり2位が決定 <span style="font-weight:800">■グループD</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:オマーン/13pt/+9</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:キルギス/11pt/+6</span> 3位:マレーシア/10pt/0 4位:チャイニーズ・タイペイ/0pt/-15 <span style="font-weight:800">■グループE</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:イラン/14pt/+12</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:ウズベキスタン/14pt/+9</span> 3位:トルクメニスタン/2pt/-10 4位:香港/2pt/-11 <span style="font-weight:800">■グループF</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:イラク/18pt/+15</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:インドネシア/10pt/0</span> 3位:ベトナム/6pt/-4 4位:フィリピン/1pt/-11 <span style="font-weight:800">■グループG</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:ヨルダン/13pt/+12</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:サウジアラビア/13pt/+9</span> 3位:タジキスタン/8pt/+4 4位:パキスタン/0pt/-25 <span style="font-weight:800">■グループH</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:UAE/16pt/+14</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:バーレーン/11pt/+8</span> 3位:イエメン/5pt/-4 4位:ネパール/1pt/-18 <span style="font-weight:800">■グループI</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:オーストラリア/18pt/+22</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:パレスチナ/8pt/+0</span> 3位:レバノン/6pt/-3 4位:バングラデシュ/1pt/-19 2024.06.12 09:20 Wed

「久保選手の声が聞こえた」絶妙な判断でのパスが起点、2試合で2G1Aの中村敬斗はWBに手応え「攻撃は修正すべきところはあまりない」

日本代表MF中村敬斗(スタッド・ランス)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 6日のミャンマー代表戦でフル出場すると、続けて先発した中村。左ウイングバックのポジションで、45分間躍動した。 FW上田綺世の先制ゴールに繋がったクロスをあげた中村は「試合前から話をしていてクロスをあげたので、それが実現できて良かったです」とコメント。擦り合わせていた形だと振り返った。 また、2点目のMF堂安律のミドルシュートに繋がったカウンターでは、中村の判断が起点に。自陣の左サイドでボールを持ち、相手に囲まれた中で、中央で浮いていた久保建英にパスを通した。 中村はあのシーンを振り返り、「ビルドアップのところで自分が少し低い位置で受けて、前で組み立てていくというのを練習でやっていました」とコメント。「斜めのパスは久保選手の声が聞こえていて、右足で持っていたので上手く早いパスをつけられたなと思います」と、準備していた形の中で、しっかりと周りが見えていたと語った。 2試合連続スタメン出場で、結果を残した中村。「ミャンマー戦90分出たあとでしたけど、ミャンマー戦は自分でも手応えがあって出たいという気持ちでした。スタメンで使ってもらえて、凄く嬉しいですし、感謝しています」と、期待の起用に感謝のコメントを残した。 ウイングバックというポジションについては「攻撃的な部分は自分の中では修正するところはあまりなく、やり続けるところかなと」と手応えを語り、「守備のところはポジショニングというよりは、ディフェンスをやる以上、潰す意識が足りないので、そういうところをもうちょっとやりたいです」と、守備面ではまだまだ伸び代があるとした。 <span class="paragraph-title">【動画】中村敬斗のクロスから上田綺世のドンピシャヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半13分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%95%AC%E6%96%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/7yUzlsiQh8">https://t.co/7yUzlsiQh8</a><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/fApHGXcPva">pic.twitter.com/fApHGXcPva</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800478003262308701?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】中村敬斗の見事な判断が起点!最後は堂安律が強烈ミドル!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半19分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/7yUzlsiQh8">https://t.co/7yUzlsiQh8</a> <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/kBCxUzi5So">pic.twitter.com/kBCxUzi5So</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800480842885841271?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 08:15 Wed

「ケガは怖かったけど…」限定出場だったと明かした久保建英、堂安律との共存に手応え「僕がウイングだったら欲しい」

日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 2シャドーの一角で先発出場した久保。右ウイングバックのMF堂安律、シャドーで並んだMF南野拓実、トップのFW上田綺世と良い関係性を築いて攻撃の形を作っていた。 特に右ウイングバックの堂安とのコンビネーションは冴え渡り、[4-2-3-1]ではトップ下と左サイドの関係になったり、[4-1-4-1]ではポジションが重なることで共存しにくいなど問題もあった。 この日は今までとは違う関係でのコンビとなったが、右サイドを2人で崩すシーンが何度も生まれ、1-0で迎えた19分にはカウンターから久保が持ち出すと堂安へパス。カットインからミドルシュートをねじ込みゴールが生まれた。 久保は堂安との関係性について「彼が基本的に中にカットインしてくるので、僕としてはあまり彼に近づきすぎず、浮いたポジションで受けてターンしようと考えていました」とコメント。良い距離感を取ることが大事だったとし、「彼が高い位置を取っている時はあまり考えずに、僕がウイングだったらボールが欲しいので、簡単に前を向いてパスを出すことを意識しました」と、共感できる2人だからこその判断をするようにしたと語った。 堂安との関係だけでなく、下がってボランチのMF遠藤航、MF田中碧のサポートに入ることや、ボールを持てば仕掛けに加えて、スルーパスでチャンスを作るなど、良いプレーを見せていた。 「質の高い選手が4枚いたら、相手はいかに中に絞っていると言っても捕まえるのは難しいです。チームでやっているときも僕らが4枚も中にいたら、スペインリーグのレベルで守備は固いけど、捕まえるのは難しくなってくるので、あれは引いてくる相手に有効なのかなと思います」 ダブルボランチとの関係、ウイングバックとの関係、シャドー同士の関係、そしてトップとの関係と、今まで以上に多くの選手と関わりながらも、逆にお互いが生きる形となった今回のシステム。久保は62分で交代となったが、これはケガのリスクを考えての予定通りだったとした。 「1試合目は練習でちょっとモモ裏がイキかけちゃって間に合わなかったので、2試合目なんとか間に合えばいいなという話の中で、最初から60分という時間限定つきでした」 「ケガは怖かったですけど、終わってみたらスプリントもできて、うまくやれたかなと思います」 代表活動前に行われた東京ヴェルディとの試合でも太ももの違和感もあり後半早々で交代していた久保。しっかりとコンディションを整えながらも、無理はしなかった。 長いシーズンも一旦終了。新シーズンと9月からの最終予選に向けて、しっかりとまずは体を休めることが必要そうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英のカウンターから最後は堂安律圧巻の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半19分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/7yUzlsiQh8">https://t.co/7yUzlsiQh8</a> <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/kBCxUzi5So">pic.twitter.com/kBCxUzi5So</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800480842885841271?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 07:30 Wed

「代表でのゴールは常に特別」新システムに手応えを語る南野拓実、スタジアムにも感激「もっとこういうスタジアムが日本にできたら」

日本代表MF南野拓実(モナコ)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 前半はシャドーでプレーし、後半はトップ下にも入った南野。今回の[3-4-2-1]のシステムについては「配置的にもそれぞれ特徴が出しやすかったと思いますし、欲しいタイミングで得点がポンポンと取れて、上手く試合を運ぶことができました」と、一定の手応えを感じたという。 ミャンマー戦は出番がなかったが、9名を入れ替えてもしっかりと機能した新システム。後半は[4-2-3-1]と、これまでやってきた形に変えて戦った。 システム変更については「ボールを支配できて、相手も運動量が落ちていたこともありますけど、[4-2-3-1]になった時にアジアカップで難しいシチュエーションになった時に、どうしたら良かったかは個人的にも考えました。ワイドに張ってスペースを空けて、どのタイミングで関わっていくか。自分が得意なシチュエーションで中に入っていって、外を任せるというところをうまく連係しながらできたと思います」と振り返り、「3バックに関しても、しっかり前半は攻撃的な意味での3バックのプレーをしようという意識も、2次予選なので相手はありますが、上手く行けたかなと思います」と、2つのシステムでそれぞれ手応えはあったという。 シャドーのポジションではMF久保建英、トップのFW上田綺世、左WBのMF中村敬斗、ポジションを変えることで右WBのMF堂安律とも絡み、攻撃面では多くの形を作ることに。後半もMF鎌田大地、MF相馬勇紀と交代で入った選手とも形を作って行った。 この2試合で3バックを試したことについては「ミャンマー戦は出ていないですけど、今日の試合は最初から森保さんが3バックをやるという意図があった中で、シリア、崖っぷちの相手に良いシチュエーションでボールを握った時の感覚、味方同士の距離感、握りやすさは3バックの方が良いのかなと思います」とコメント。「相手によるんですが、今日は1つのオプションを見せるというところでは良かったです」と、森保一監督が試したこの2試合は、オプションを増やす点では良かったとした。 再三のチャンスを前半から迎えた中、後半にはミドルシュートでゴール。「ゴールは狙っていましたし、代表でのゴールは常に特別なので良かったです」とコメント。初めてプレーしたエディオンピースウイング広島については「素晴らしかったです。ここでプレーできる選手が羨ましいなと思いますし、もっとこういうスタジアムが日本にできたらと思います」と、良いスタジアムだったと印象を持ったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】南野拓実が技ありのミドルシュートでダメ押し!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">後半40分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E6%B4%8B%E8%BC%9D?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/Z00tvFk3Ki">pic.twitter.com/Z00tvFk3Ki</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800503654358954417?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 07:10 Wed

「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」

日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 3バックの一角で先発出場し、後半は右サイドバックに入った冨安。試合を振り返り、「勝てて良かったです」と6戦全勝で終われたことを喜んだ。 3バックについては「ビルドアップのところでもノッキングはなかったですし、個人的にもやりやすくやれました」と一定の手応えがあったとのこと。同サイドのMF堂安律については「守備のところでできるだけ律を前に出してやりたいという気持ちもありましたし、それはできたと思います」と語り、「律も勝手に行ってくれるので、後ろを調節して、ポジティブな内容だったと思います」と、コンビネーションでも上手くバランスを取ってやれたようだ。 後半はDF伊藤洋輝を入れて4バックの関係になったが、「選手を入れ替えて、特徴的に4枚に見えたと思いますけど、ビルドアップの時は4とか3は相手を見て変えました」と、相手の動きに合わせて、立ち位置を変えていたという。 また「前半上手くいっていたので、4だから、3だからとあまり変わらないようにと後ろでは喋っていっていました。立ち位置のところは相手を見ながら意識してやりました」と、ピッチ上でしっかりと判断し、上手く対応したと振り返った。 どちらのシステムもプレーした冨安は「個人的に言えば、前半の方がやりやすさがありました」と、[3-4-2-1]に手応えがあったとし、「後半は立ち位置のところでは有効的ではなかったかなと思います」と、少し後半は問題を抱えていたという。 具体的には[4-4-2]の相手に対し「埋めるべきスペースがあって、それを全員が共有できているわけではないです」と、コメント。「ただ、このチームが求められていることでもないので、選手との関係で調整していく感じですね」と振り返り、チームとして上手くポジションを取り切れなかったとした。 MF遠藤航が途中交代したことで、キャプテンマークを巻くこととなった冨安。「特にはないです笑」と、特別な感情はなかったとしたが「年齢的に上になって来ていますし、代表だけでなくアーセナルでも。もう若くないなと思っています」と、そういった役割を担う年齢になっていることを感じているという。 アジアカップでは苦戦した日本。最終予選ではその苦しんだ相手たちとの対戦が待っている。 「まずはしっかり無失点で2次予選を終えられたことはポジティブです」と語った冨安は、「最終予選はレベルが数段上がると思うので、また集まったときにしっかり勝てる準備をしたいですし、それぞれ自分のチームでの時間の方が長いので、出場時間を伸ばすだったり、体調を整えたりすることが大事ですね」と、良いコンディションで9月を迎えることが大事だとした。 現在の日本代表は、ディフェンスラインは海外組ばかり。今回のメンバーは、DF長友佑都(FC東京)以外は全員海外組。長友も長らくヨーロッパでプレーしたため、カタールでプレーするDF谷口彰悟以外は高いレベルを経験した選手ばかりだ。 冨安はディフェンスラインについて「間違いなく厚みはできていると思います」と、選手が揃っているとコメント。「今までの代表だと前の選手のタレントが見られがちでしたけど、今はチーム全体的にどのポジションにも良い選手たちがいることは間違いなく良いことです」と、守備の選手たちを含め、チーム全体の個々のクオリティが上がっているとした。 2024.06.12 06:45 Wed

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堂安律や板倉滉もかつて所属したフローニンヘンが最終節でドラマ! 2位との直接対決で勝利し、逆転での1部昇格決定でお祭り騒ぎ【エールステ・ディビジ】

10日、エールステ・ディビジ(オランダ2部)の最終節が行われた。 既にヴィレムⅡの優勝とエールディビジ昇格が決まっていたエールステ・ディビジ。2位の座を争うローダとフローニンヘンが最終節で直接対決するという異例の事態が起きた。 2位で最終節を迎えたローダは、勝ち点75、得失点差「+35」という成績。3位のフローニンヘンは、勝ち点72、得失点差「+39」という成績だった。 ローダは引き分け以上で2位を確保。一方のフローニンヘンは、勝利以外は自動昇格を逃す一方で、勝てば2位の座を掴み取り、逆転での昇格決定となる試合だった。 試合は、ホームゲームで勝利に燃えるフローニンヘンが立ち上がりから押し込んでいく。大観衆が集まる中でローダのゴールに迫っていくが、ローダもGKキャルフィン・ラーツシーを中心に必死の守りを見せてゴールを許さない。 攻め込みながらもゴールが遠かったフローニンヘンだったが、39分についにネットを揺らす。左サイドから崩しながら右に展開。すると、これまで決定機を逃していたトム・ファン・ベルゲンがボックス右からクロス。これをニアサイドでヨハン・ホーヴがヘッドで合わせ、フローニンヘンが先制する。 先手を奪った中でスタンドのファンも大喜び。また、クラブOBでもある元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏もスタンド観戦し、ガッツポーズで吠えていた。 昇格へ一歩近づいたフローニンヘンは、後半に入っても躍動。51分には左サイドから崩すと、最後はヨルク・スクリューダースが押し込み追加点。2点目を奪い、会場の雰囲気はさらにヒートアップ。そのまま試合は進むと、アディショナルタイムには我慢できなくなった数千人のサポーターがピッチサイドに降り立って試合を観戦する状態に。試合終了と同時にピッチに大勢のファンが乱入し、お祭り騒ぎとなった。 試合後には、ロッベン氏からエールディビジ昇格を祝うトロフィーが手渡された。 ロッベン氏は試合後「達成した。昇格がクラブにもたらされるのを見るのは素晴らしいことだ。直接のライバルとこのような争い。このような結末。これは究極だ」とコメント。古巣の1部昇格を喜んだ。 フローニンヘンはかつては日本代表MF堂安律(フライブルク)やDF板倉滉(ボルシアMG)も所属したことのあるクラブ。かつてはロッベン氏の他、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(インテル・マイアミ)、オランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)なども所属していた。 2014-15シーズンにはKNVBベーカーを制して初タイトルを獲得。エールディビジには2000-01シーズンから2022-23シーズンまで所属していたが、最下位で降格。それでも、劇的な結末で1年での復帰を果たすこととなった。 <span class="paragraph-title">【動画】最終節の劇的ドラマ! 後半ATには待ちきれない数千人のサポーターがピッチ脇で見守る異常事態</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fRiqSaD5bZs";var video_start = 468;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】圧巻の光景、昇格決定の瞬間に衝撃展開</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/trotsvanhetnoorden?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#trotsvanhetnoorden</a> <a href="https://t.co/YLNEkA3Vcd">pic.twitter.com/YLNEkA3Vcd</a></p>&mdash; FC Groningen (@fcgroningen) <a href="https://twitter.com/fcgroningen/status/1789052212242506094?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 23:12 Sat

25歳スカウト部長がフローニンヘンからステップアップ! 4月からミラン入り

ミランが補強に成功した。オランダ『Algemeen Dagblad』が報じた。 メジャーリーグ・サッカー(MLS)行きが加速しているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後釜探しなど、来シーズンに向けた選手補強を画策しているミラン。その一方、スカウト陣の強化に成功したようで、フローニンヘンのスカウト部長を務めるオルデンザラー・ウェス・ブービンク氏(25)が4月1日からミランへ移るという。 ブービンク氏は当時21歳だった2019年9月にフローニンヘンのビデオスカウトに就任。以前はサッカー選手を多角的に分析する会社『SciSports』で働いており、スカウト経験は皆無だったという。 フローニンゲンは、ブービング氏の選手分析がSNS上で際立っていたことから採用を決断した模様。2020年にはスカウト部長へ昇格し、スカウティングプロセスの最終段階を任されるようになった。 この度、25歳の若さでミランへのステップアップを果たすこととなったブービング氏は、新天地でスカウト部門の一端を担うことになるようだ。 2024.03.26 17:37 Tue

KNVBカップ決勝で上田綺世と佐野航大&小川航基の日本人対決実現も? フェイエノールトが逆転でNEC待つファイナルへ

日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトはKNVBカップで決勝進出を果たした。 2017-18シーズン以来の優勝を目指すフェイエノールトは2月29日の準決勝でフローニンヘン(オランダ2部)と対戦。上田に先発チャンスが巡った試合となるなか、先制を許したが、後半の2ゴールでひっくり返し、2-1で勝利した。 31分にバイタルエリア中央から許したミドルがベーレンにあたり、不運な形で先制点を献上したフェイエノールトは0-2で後半に入るが、61分にバイタルエリア右からのクロスにハンツコが合わせ、追いつく。 上田は80分にピッチを後にしたが、その交代で出場したリングルがその3分後に左サイドからのクロスにゴール前を押し込み、これが形勢逆転の決勝弾。4月21日に行われるファイナルに駒を進めている。 決勝の相手は佐野航大&小川航基を擁するNECナイメヘン。タイトルマッチでの日本人対決実現も注目される。 2024.03.01 18:45 Fri

元スウェーデン代表FWベリが37歳で現役引退…シーズン終了まではチームに帯同

IFKヨーテボリは25日、元スウェーデン代表FWマルクス・ベリ(37)が現役引退を決断したことを発表した。 クラブの発表によれば、現役引退の理由は背中のケガによるもので、今以上に悪化した場合は手術が必要となり、メディカル的にサッカー選手としての活動を続けることが不可能となったからだという。 ヨーテボリの下部組織で育ったベリは、2005年にトップチームデビューを飾ると、順調に出場機会を増やし、2007年には年間19得点を記録。この活躍が認められ、同年夏にルイス・スアレスの後釜としてフローニンヘンに完全移籍。 フローニンヘンでは、加入初年度から15得点を記録すると、翌シーズンも17得点を記録し、いずれも得点ランキング上位に名を連ねると、2009年の夏にハンブルガーSVへ移籍。PSVへのレンタル移籍を経て2013年の夏にギリシャのパナシナイコスへ新天地を求めると、2016-17シーズンに22得点を決めてリーグ得点王に輝いた。 2017年6月からはヨーロッパを離れてUAEのアル・アインへ活躍の場を移すと、ここでも得点を量産。加入初年度の2017-18シーズンは25得点を挙げてリーグ得点王を獲得した。 その後、2019年夏に加入したクラスノダールでのプレーを経て、2021年3月から古巣ヨーテボリに復帰。ベテランの域に達していたが、2021-22シーズンは公式戦14得点を記録し、昨季も7得点を挙げていた。 また、2008年からスウェーデン代表しても活躍し、通算90試合に出場し24ゴールを記録。2018年のロシア・ワールドカップに加え、2度のユーロ(2016,2020)に出場していた。 現役引退を決断したベリは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「本当に誇らしいことだ。このクラブで経験できたことすべてに感謝しています。ここ数日間、いろいろな思いが込み上げてきて、とても感慨深い気持ちになった。僕にとってヨーテボリはとても大切な存在だし、僕のサッカー人生にとって常に大きな存在だった。だから故郷に戻るのは当然のことだったし、それが終わってしまうのはとても辛いことなんだ」 「将来について急いで決めたいとは思っていない。今、僕が最も重要視しているのは自分の健康状態であり、シーズン終盤の数週間、チームに寄り添い、エネルギッシュにサポートし続けることだ。もっと長い目で見れば、家族と一緒に普通の日常生活を送ること、そしてこの先どうなるかは、これからわかることだ。僕はいつでもヨーテボリをサポートするつもりだし、自分の知識と経験を活かしてできることなら、クラブのために喜んでやりたい」 「この場を借りて、長年にわたって僕を支え、ついてきてくれたすべての人に感謝したい。僕の家族、友人、チームメイト、そしてIFKヨーテボリやその周辺に住む人たち。特にサポーターの皆さんには心から感謝しています!そして、僕と共に歩んでくれたすべての仲間にありがとうを言いたい」 なおクラブによれば、ベリは今後もヨーテボリでリハビリを続けながら、チームに帯同するとのこと。また、2023年シーズンの最終戦となる10月7日のシリウス戦で引退セレモニーが行われるという。 2023.09.26 06:30 Tue

ユナイテッド、若手WGエメランがフローニンヘンに移籍…今夏のプレシーズンではゴールでアピールも

フローニンヘンは24日、マンチェスター・ユナイテッドからフランス人FWノアム・エメラン(20)の獲得を発表した。契約は2027年夏までの4年となる。 エメランはウィンガーで、2019年2月にユナイテッドのアカデミーに入団。昨季のセカンドチームで公式戦17試合で5得点の数字を残した。 今夏にはトップチームのプレシーズンに参加し、オスロでのリーズ・ユナイテッド戦では1ゴール。だが、トップチーム入りは叶わなかった。 移籍金は移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ボーナス込みで総額100万ユーロ(約1億5000万円)だが、多額なセルオン条項が付いているそうだ。 2023.08.25 08:50 Fri

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