主力売却迫られるチェルシー…バディアシル売却は計画せず?

2024.04.02 11:50 Tue
チェルシーはDFブノワ・バディアシル売却を計画せず
Getty Images
チェルシーはDFブノワ・バディアシル売却を計画せず
チェルシーはフランス代表DFブノワ・バディアシル(23)を売却するつもりはないようだ。

バディアシルは2023年1月に、モナコからチェルシー入り。シーズン途中加入ながら出場機会を得ていたが、昨年5月にハムストリングを負傷して長期離脱に。今シーズン途中からようやく復帰を果たしたが、その後は鼠径部負傷などもあり公式戦13試合の出場にとどまるなど不本意なシーズンを送っている。
チェルシーも今シーズンは不振に陥っており、プレミアリーグでは28試合を消化して11位に低迷。加えて、移籍市場での大判振る舞いが災いし、財務規則違反を回避するためには今年6月までに主力売却が必要とも報じられている。

バディアシルもその売却候補の一人と予想されていたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーにフランス代表DFを売却する意思はないようだ。

クラブは2030年夏までの長期契約を結んだバディアシルを、引き続きキープしたい構えとのこと。1月にはイタリアのクラブからオファーがあったものの、拒否したと伝えている。
一方で、チェルシーはイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)の売却を希望。契約を2028年夏まで残すアカデミー出身の選手を売却することで、資金を手にしたい考えのようだ。

チェルシーはチャロバーのほか、DFリーズ・ジェームズやMFコナー・ギャラガーとアカデミー出身選手売却の可能性が立て続けに報じられており、今夏も移籍市場では注目の的になる可能性がある。

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エンソ&ムドリクの五輪行きなし…チェルシーがブロック

チェルシーがアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスとウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのオリンピック出場をブロックしたようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 来季からエンツォ・マレスカ監督のもと、再スタートのチェルシー。5年契約で誕生したマレスカ政権は夏のプレシーズンから本格始動となるが、この夏はコパ・アメリカ2024にユーロ2024、そしてフランス・オリンピックと重なる。 チェルシーではコパ・アメリカ参戦のエンソ・フェルナンデスとユーロ出場のムドリクにそれぞれオリンピックにも出る可能性があったが、チームとしてケガ続出に苦しんだ今季の二の舞も避けたく、正式に阻止したという。 マレスカ監督も万全の状態で来季に挑みたいとの思いもあり、上記2選手のオリンピック行きを拒否したチェルシーだが、母国フランスでの自国開催となるブノワ・バディアシルとマロ・グストも参加を認めない模様だ。 ちなみに、アレハンドロ・ガルナチョを擁するマンチェスター・ユナイテッドらの他クラブにもチェルシーと同じ動きが見込まれるとも。エンソ・フェルナンデスは2つの大会に出る意思があったが、クラブの決定に理解を示すようだ。 国際サッカー連盟(FIFA)の管轄でもないため、他の国際大会と違って、クラブに派遣義務なしのオリンピックは7月24日の開幕で、決勝は8月9日。プレミアリーグの開幕は8月17日が予定される。 2024.06.06 16:00 Thu

「あれがファウルなら11人で試合を終えられない」 幻の逆転弾を巡ってポチェッティーノ監督が不満

チェルシーは27日のプレミアリーグ第35節でアストン・ビラのホームに乗り込み、2-2のドローに終わった。 残りわずかのシーズンで来季の欧州カップ戦出場権を目指すチェルシー。4位ビラに0-2で折り返す展開を強いられたが、後半にノニ・マドゥエケとコナー・ギャラガーの連続ゴールで追いついた。 そうしてタイムアップを迎えたわけだが、90+5分にも右CKの流れからファーのブノワ・バディアシルが折り返すと、アクセル・ディザジがゴール。劇的な逆転勝ちかと思われたが、OFRで認められず。 その理由は競り合ったバディアシルのトライがファウルだったためで、納得がいかずのチェルシー陣営は試合が終わるや否や審判に抗議。バディアシルとマドゥエケはそれぞれイエローカードを受けた。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督もイギリス『TNT Sports』で「試合を観た者なら、誰もががっかりしていることだろうね」と不満をぶちまけた。 「主審は信じられないし、ばかげている。受け入れ難いよ。2週間前の(FAカップ)準決勝ではハンドがあったのに、PKを取らず、レフェリーもチェックしなかった」 「イングランドのフットボールにダメージを与えるもので、痛ましいし、ビラの選手たちも、ファンもどうしてゴールが取り消されたのかわからなかったと思う」 「彼らはファウルだと言うが、あのチャレンジから何が起こったのか。ああいうチャレンジのたびにファウルになるのなら、11人で試合を終えられないだろう」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】アストン・ビラvsチェルシー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jqJQv4QjB8c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.28 18:20 Sun

つま先のケガで離脱中のコルウィル、シティ戦も間に合わず

チェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィルは大一番も欠場するようだ。『The Athletic』が報じた。 ブライトン&ホーヴ・アルビオンへのレンタル移籍で飛躍を遂げ、今シーズンはチェルシーの最終ラインに定着した生え抜きDFコルウィル。センターバックや左サイドバックとしてここまで公式戦32試合でプレーしている。 そんなコルウィルはつま先の負傷で直近6試合を欠場しているが、数週間前から軽いトレーニングを開始し、20日に行われるFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦での復帰を目指していたとのこと。しかし、これが叶わないようで、23日のプレミアリーグ第29節延期分アーセナル戦、もしくは27日の第35節アストン・ビラ戦での復帰が有力となっている。 シティ戦でコルウィルを起用できないマウリシオ・ポチェッティーノ監督はブラジル代表DFチアゴ・シウバ、イングランド人DFトレヴォ・チャロバー、フランス代表DFブノワ・バディアシル、フランス代表DFアクセル・ディザジの4人の中からCBをチョイスすることになるようだ。 2024.04.19 16:52 Fri

チェルシーに新たな3人の離脱者…チルウェルはヒザの問題で専門医の診断を受ける予定

チェルシーは、ニューカッスル戦を前に新たに3人の離脱者が出てしまった。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 今シーズンを通して多くの負傷者に悩まされ、なかなかベストな布陣を組めない状況で11位に低迷するチェルシー。逆転でのヨーロッパ出場権獲得へこれ以上の取りこぼしは許されない中、11日に行われるプレミアリーグ第28節では4ポイント差で8位に位置するニューカッスルとの重要なアウェイゲームに臨む。 しかし、同試合に向けては2-2のドローに終わったブレントフォード戦で足の指を痛めて負傷交代したDFレヴィ・コルウィルに加え、DFベン・チルウェルがヒザの問題、MFコナー・ギャラガーがウイルス感染によって欠場を余儀なくされる見込みだ。 7日、公式会見に出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、3選手の離脱について以下のように説明している。 「レヴィ・コルウィルとチルウェルが負傷者リストに加わったことは皆さんも承知だと思う」 「チルウェルに関しては専門医の診察を受けるまで待つ必要がある。大きな問題にならないことを願っているが、慎重になって待ちたい」 「(先週の)土曜日以来、ギャラガーはウイルスに感染したためトレーニングを行っていない。 彼が起用可能かどうか見てみよう。我々は彼を評価する必要がある」 また、シーズン後半に入っても一向に改善されない負傷者の問題についてはフラストレーションを認めながらも、現スカッドで何とか状況を好転させたいとしている。 「非常にフラストレーションが溜まるし、残念なことだ。なぜなら、この状況ではフルチームで活動することは決して許されないからだ」 「確かに、我々はケガというネガティブな状況に苦しんでいるが、信じることをやめたり、仕事をやめたりすることはできない。月曜日にプレーするプレーヤーに信頼を与える必要がある」 なお、3選手以外ではDFリース・ジェームズ、DFブノワ・バディアシル、DFヴェスレイ・フォファナ、MFレスリー・ウゴチュク、MFロメオ・ラヴィア、FWクリストファー・エンクンクらが引き続き欠場となる。 2024.03.07 22:59 Thu

負傷再発のチェルシーMFウゴチュクが1カ月以上の離脱へ…

チェルシーのU-21フランス代表MFレスリー・ウゴチュクが1カ月以上の離脱を強いられる見込みだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。 昨夏、スタッド・レンヌから加入したウゴチュクは、今シーズンここまで公式戦13試合(先発6)に出場。昨年11月末にハムストリングを負傷し、クリスマスイブに行われたウォルバーハンプトン戦で復帰したが、同試合でケガが再発していた。 そして報道によると、ウゴチュクの離脱期間は6週間程度になる見込みだという。 なお、6日にFAカップ3回戦のプレストン戦を控えるなか、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は最新のチームニュースを提供。 ウゴチュクに加えて、負傷が再発したMFロメオ・ラヴィアら数選手が復帰まで時間を要することを認めたが、DFベン・チルウェル、DFブノワ・バディアシル、MFカーニー・チュクエメカの3選手の復帰が近づいていることを明かした。 2024.01.06 00:30 Sat

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元イングランド代表DFバートランドが34歳で現役引退…1年間の無所属を経て

元イングランド代表DFライアン・バートランド(34)が18日、現役引退を表明した。 チェルシーのアカデミーからトップチームに上がった左サイドバックは下部リーグのチームをローンで転々した後、帰還。チェルシー復帰後にトップチームデビューを果たすなど、57試合に出場した。 だが、ポジションを掴み切れず、アストン・ビラやサウサンプトンにそれぞれローン移籍。その後、サウサンプトンに完全移籍でチェルシーに別れを告げ、2021年夏からスター・シティに移った。 サウサンプトンで通算240試合に出場数を積み上げ、即戦力として期待されてのレスター行きだったが、ケガに悩まされ、2年間トータルで11試合の出場のみに。2023年夏に契約満了で退団し、フリーだった。 代表では2012年8月にデビューし、19キャップを刻んだバートランドは無所属が続くなか、イギリス『スカイ・スポーツ』で「少し時間が経ち、『いつ復帰するの?』、『何しているの?』って質問をよく受ける。だから、正式に引退する。次のステップがすごく楽しみだ」と話した。 2024.06.18 21:20 Tue

人気銘柄サマーフィルにブライトンが接触、リバプールやチェルシーも獲得狙う注目のウィンガー

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ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…

ウォルバーハンプトンが、チェルシーとの争奪戦を制してスポルチ・レシフェのU-17ブラジル代表DFペドロ・リマ(17)の獲得に成功した。 スポルチ・レシフェは17日、「ペドロ・リマの経済的および連盟的権利を、イングランドのウォルバーハンプトン・ワンダラーズへ譲渡する拘束力のある契約を締結したことを発表した。この契約は、イングランドのクラブが実施するメディカルチェックに対するプレーヤーの承認など、慣例的な条件を条件としている」と、来月1日に18歳の誕生日を迎えるDFの移籍合意を発表した。 ペドロ・リマはスポルチの下部組織出身。右サイドバックでプレーする逸材として注目を集めている。 2024年1月にファーストチームに昇格。今シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で7試合に出場。U-17ブラジル代表として、2023年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場していた。 その逸材に関してはレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ミラン、アタランタ、PSVなどの関心が報じられていた中、先日にはチェルシーを保有する『BlueCo group』との合意も報じられた。 総額1000万ユーロ(約16億9000万円)の移籍金に加え、イギリスの労働許可証が取得できない場合、系列クラブであるフランスのストラスブールへのレンタル移籍というプランも明かされていたが、急転直下のウルブス行きが決定した。 2024.06.18 06:30 Tue

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ユナイテッドが獲得狙うブランスウェイト、売却望まぬエバートンは139億円以上を要求か

エバートンはビッグクラブが獲得狙うイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)について、売却を望んでいないようだ。 2020年にエバートンへ加入したブランスウェイト。195cmの高さとスピードを兼ね備えた左利きのセンターバックとして多くのビッグクラブが関心を示しており、特にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているとも報じられている。 そんな中で、イギリス『スカイ・スポーツ』によるとユナイテッドは3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。しかし、これはエバートンによってすぐさま拒否されたとのことだ。 エバートンはプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)に抵触する恐れもあり、主力の売却は避けられないとの報道も。それでも、将来性豊かなブランスウェイトは死守したい構えであり、最低でも7000万ポンド(139億7000万円)を要求する予定のようだ。 ユナイテッドはブランスウェイト獲得を熱望するも、あまりに高額なら別のターゲットへ向かう計画も模索。現状ではエバートンが値下げに応じる可能性は低く、新シーズンも残留する可能性のほうが高いと見られるが、果たして。 2024.06.18 18:20 Tue

来季のプレミアリーグはユナイテッドvsフルアムで幕開け! 王者シティはチェルシー戦に

プレミアリーグは18日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 マンチェスター・シティの前人未到となる4連覇で閉幕した今季。引き続きストップ・ザ・シティが合言葉となってくる来季は8月16日(金)に開幕し、同日唯一の試合となるマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムがオープニングマッチに決定した。 そのほかの開幕戦では王者シティがいきなりのビッグマッチで、チェルシーとのアウェイゲームに。冨安健洋が所属し、打倒シティのアーセナルはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ってのスタートになる。 また、アーセナル以外の日本人選手所属クラブでは遠藤航のリバプールが昇格組イプスウィッチ・タウン、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがエバートンと対戦。鎌田大地の加入が噂されるクリスタル・パレスはブレントフォードが相手となる。 ちなみに、最終節は翌年5月25日。昇格組からは上述のイプスウィッチ、レスター・シティ、サウサンプトンだ。 ◆開幕カード一覧 ▽8/16(金) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ▽8/17(土) イプスウィッチ・タウン vs リバプール アーセナル vs ウォルバーハンプトン エバートン vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ニューカッスル・ユナイテッド vs サウサンプトン ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス ウェストハム vs アストン・ビラ ▽8/18(日) ブレントフォード vs クリスタル・パレス チェルシー vs マンチェスター・シティ ▽8/19(月) レスター・シティ vs トッテナム 2024.06.18 17:45 Tue

独代表グロスの母国復帰に向けた動きが着々…ドルトとの交渉が進む

ドイツ代表MFパスカル・グロス(33)の母国復帰に向けた動きが進むようだ。 2017年夏にブライトン&ホーヴ・アルビオン入りしてからイングランドでプレーを続けるグロス。中盤の複数エリアをカバーしながら、通算261試合の出場数を積み上げ、今季も公式戦47試合で5得点13アシストとケガ人続きのチーム下で稼働し続けた。 そうしたポリバレント性も生かしながらの継続的な活躍から、昨年9月に32歳で代表デビューし、ユーロ2024のメンバーに。スコットランド代表とのグループステージ初戦に途中から出場し、自国開催での優勝に奮闘中だが、以前から去就も注目される。 ブライトンとの契約が来季までのなか、フランクフルトの関心が浮かび、最近ではドルトムントの参戦報道も。そして、ドイツ国内の移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、ドルトムントとの交渉はより具体化しているという。 現時点でまだ口頭でも合意に至っていないが、極めて前向きに進み、移籍金額は契約が残り1年という状況も鑑みて、700万〜1000万ユーロ(約11億8000万〜16億9000万円)が予想されるそうだ。 2024.06.18 14:35 Tue

リンデロフにフェネルバフチェが興味…モウリーニョと再会か

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(29)にトルコ行きの可能性が浮上している。 2017年夏にユナイテッド入りのリンデロフ。エリク・テン・ハグ監督になってからも戦力として計算される存在だが、センターバックとしての序列を下げ、売却候補の1人と目される。 契約が来季までのユナイテッドは売るなら今夏となるなか、ドイツ国内をはじめ、幅広く移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、フェネルバフチェが興味を示すという。 フェネルバフチェといえば、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するクラブで、リンデロフにとってユナイテッド移籍時の指揮官。モウリーニョ監督はローマ時代も獲得話があった。 ユナイテッドではセンターバックの補強が取り沙汰されるなか、ラファエル・ヴァランの退団がすでに決定。リンデロフも去るなら、2選手の獲得を目指しうるそうだ。 一方、補強の動きとしてはジャラッド・ブランスウェイトを巡るクラブ間交渉が指摘されるが、移籍金額に溝。ほかにもマタイス・デ・リフトや、レニー・ヨロを注視している模様だ。 2024.06.18 13:55 Tue

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チェルシーが仏代表CBバディアシルを獲得! 7年半の長期契約に

チェルシーは5日、モナコからフランス代表DFブノワ・バディアシル(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2030年6月30日までの7年半となる。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は3800万ユーロ(約53億5000万円)となる見込みだ。 過去にマンチェスター・ユナイテッド行きの噂もあった中、満を持してプレミアリーグ挑戦を選択したバディアシルは、クラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。 「チェルシーに来ることができてとても嬉しいよ。このクラブでプレーを始めることにとても興奮している。ファンのみんなに会い、世界最高のリーグでプレーするのが待ち切れないよ」 モナコの下部組織出身の21歳は、ティエリ・アンリ監督の下で2018年11月に17歳でトップチームデビューを果たすと、ここまで通算135試合に出場している。 194㎝の恵まれた体躯に加え、スピードや足元の技術にも優れる左利きのDFは、リバプールDFイブラヒマ・コナテ、バイエルンDFダヨ・ウパメカノと同世代のライバルと似たプロフィールの持ち主だ。そのライバルに比べると、全体的に粗削りな感は否めないが、プレミアリーグで揉まれれば、ワールドクラスに到達する可能性は十分にあるはずだ。 2023.01.05 23:23 Thu
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チェルシーは、RBライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(21)を今夏獲得したい考えのようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 カタール・ワールドカップ(W杯)では日本代表の前に立ちはだかったグヴァルディオル。フィジカルやスピード、足元の技術など、現代サッカーでセンターバックに求められる全ての要素を兼ね備えており、“次世代の世界最高CB”との呼び声も高い。 昨夏以降はチェルシーやリバプールなどへの移籍が噂され続けているが、チェルシーは昨夏と今冬の2回の移籍市場において、8000万ポンド(約129億円)を投じたU-21フランス代表DFヴェスレイ・フォファナや、今後の成長に期待がかかるフランス人DFブノワ・バディアシルなど、3人のセンターバックを獲得している。 しかし、その1人であるセネガル代表DFカリドゥ・クリバリはナポリ時代のパフォーマンスを発揮できておらず、また、下部組織出身のイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(23)には多くのクラブから関心が集まっており、今夏の退団もあり得るとされている。 加えて、チーム内で最も信頼をおけるセンターバックであるブラジル代表DFチアゴ・シウバは今年9月で39歳に。これらの理由があり、今夏のターゲットとしてグヴァルディオルへの関心を継続してきたようだ。 2023.03.23 18:08 Thu
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ルカクに救世主、手を差し伸べるのは恩師? ナポリを率いるコンテ監督が獲得を希望も72億円は払う気なし

2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri
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人気銘柄オリーズ狙うチェルシー、バイエルンやニューカッスルと共にパレスに接触か…契約解除金約120億円準備の構え

クリスタル・パレスのU-23フランス代表MFマイケル・オリーズ(22)の獲得に向け、チェルシーなど複数クラブが動きを見せているようだ。『The Athletic』が報じた。 チームメイトのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)と共に、ビッグクラブからの関心が絶えないオリーズ。今シーズンは2度の負傷離脱もあり、プレミアリーグで19試合のプレーにとどまったが、10ゴール6アシストと自己最高の成績を残した。 今夏のパリ・オリンピックを戦う25名のU-23代表候補メンバーに入ったなか、そんなオリーズ獲得に本格的に乗り出しているのが、昨夏も動いていたチェルシー。代理人との交渉の許可を求めるべく、パレスにコンタクトを取ったという。 また、チェルシーは6000万ポンド(約120億6000万円)程度とみられる契約解除金を用意する準備もあるとのこと。ほかにはバイエルンとニューカッスルもパレスに接触済みで、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティも22歳の俊英に関心を示している。 昨夏のオリーズは、チェルシー行きが迫っていたなかでパレスとの契約延長を決断。現行契約を2027年6月まで残す一方、今夏も自らの将来について考えを巡らせることになりそうだ。 2024.06.14 16:11 Fri
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「イングランド代表に集中」チェルシーMFギャラガーが移籍の噂に言及、自身を引き上げたポチェッティーノ前監督には「本当に感謝している」

イングランド代表としてユーロ2024に臨むMFコナー・ギャラガー。憶測を呼んでいる今夏の移籍やチェルシーについて語った。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーのアカデミー育ちのギャラガーは、チャールトン・アスレティックやスウォンジー・シティ、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)、クリスタル・パレスへとレンタル移籍を繰り返していた。 2022年7月、正式にファーストチームに昇格。昇格して2年目のシーズンとなった2023-24シーズンは、プレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシストを記録。公式戦では50試合で7ゴール9アシストを記録した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、チームの中心選手としてプレーしたギャラガーだが、残り1年となった契約期間もあり、今夏の移籍が取り沙汰されている。 チェルシーはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触する可能性があり、今夏の移籍市場では選手を売却しなければいけない状況に。多くの関心があるギャラガーが売却対象だとされてきた。 ユーロ開幕を前に記者会見に出席したギャラガーは、改めてシーズンを振り返り、チェルシーで良いシーズンが過ごせたとコメント。ポチェッティーノ監督への感謝も口にした。 「本当に楽しかった。サッカーをしている時は幸せだし、今シーズンはコンスタントにプレーできているので、できるだけチェルシーに貢献できるように、そしてプレーしている時はイングランド代表に貢献できるように一生懸命働いた」 「昨シーズン、チェルシーに自分の実力を見せられる機会を与えてくれたマウリシオ・ポチェッティーノ監督に本当に感謝している。まだまだ改善の余地はあると願っている」 しかし、自身を信頼して起用してくれたポチェッティーノ監督はシーズン終了後に解任。新たにエンツォ・マレスカ監督の就任が決定していた。 ギャラガーは残念だとコメントしながらも、新体制でのシーズンを楽しみにしていると語った。 「もちろん、彼は僕のために多くのことをしてくれたし、彼やコーチ陣のことを思うと残念だった。でも、新しい監督(エンツォ・マレスカ)が来ることを本当に楽しみにしている。僕とチェルシーの全員が、彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている」 また、自身にまつわる憶測にも言及。今は、ユーロのためにイングランド代表に集中していると語るに留めた。 「イングランド代表に集中しているんだ。これは、僕にとっても国にとっても最も重要なこと。今はただ、大会のスタートが待ちきれない」 2024.06.13 23:25 Thu
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複数クラブが関心寄せるチェルシーFWブロヤ、ヴォルフスブルクも獲得レースに参戦か

ヴォルフスブルクがチェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)に関心を示しているようだ。 チェルシーの下部組織出身であるブロヤは、フィテッセやサウサンプトンへのレンタルを繰り返していたが、昨シーズンからチェルシー復帰。しかし、2022年12月に右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負ってしまうと、その影響もあって思うようなパフォーマンスを発揮できず、今シーズン途中からフルアムにレンタル移籍となった。 だが、そのフルアムでも出場機会は掴めず。プレミアリーグ8試合に出場するもスタメン出場はないままシーズンを終え、チェルシーへ帰還することになった。 チェルシーはすでにブロヤを今夏の売却対象としており、アルバニア代表FWには多くのクラブが関心。そんな中で、ドイツ『キッカー』によるとヴォルフスブルクも獲得に動く可能性があるとのことだ。 ブンデスリーガを12位で終えたヴォルフスブルクは、今夏の移籍市場で攻撃陣の強化に着手。ブロヤの持つ巨大なポテンシャルを評価しているという。 一方で、ブロヤに対してはウォルバーハンプトン、モナコ、ボローニャなど複数クラブから関心。来シーズンの欧州カップ戦出場権を有していないヴォルフスブルクにとって、争奪戦となれば厳しい状況になるとも報じられている。 2024.06.11 11:50 Tue
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やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はやはりサウジアラビア行きが妥当な線か。 2020-21シーズンのセリエA得点王・ルカク。この時点でインテルの“顔”だったストライカーは、21年夏にクラブの財政状況から売却を迫られたこともあり、チェルシーへ。 21-22シーズンはチェルシーで期待外れに終わり、22-23シーズンはインテルにローン復帰で一定のインパクトも急な心変わりで実質的な喧嘩別れ、23-24シーズンはローマにやはり1年ローンで拾われてそこそこ活躍。 ここ数年の成績はともかく、保有元チェルシーはルカクを売却したいところだが、金銭的な事情により、なかなか完全移籍で買い取ってくれるところがない、というのが現状。無論ローマも買い取り不可能とされる。 そこへサウジ勢とナポリからの関心が。 ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)を売却した場合に限って、ルカク獲得の可能性がわずかに上昇。人気銘柄オシムヘンを売れば、そこそこの金額が懐に入ってくることは想像に難くない。 しかし、前述の通り、ルカク獲得の可能性は極小。 大金を得たとて、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がチェルシーの希望通り(4300万ユーロ/約72.1億円/リリース条項)に財布の紐を緩めることは、どうしたって考えにくい。 したがって、ルカクは資金力が突き抜け、札束の雨を降らせることに躊躇がないサウジアラビアのトップクラブ行きが、現実的なキャリアのネクストステップか。 ルカクの扱い方をよく知るアントニオ・コンテ新監督がどれだけ望もうとも、デ・ラウレンティス会長が4300万ユーロの支払いを許可することは流石になさそうだが、果たして。 2024.06.17 16:50 Mon

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