主力売却迫られるチェルシー…バディアシル売却は計画せず?

2024.04.02 11:50 Tue
チェルシーはDFブノワ・バディアシル売却を計画せず
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チェルシーはDFブノワ・バディアシル売却を計画せず
チェルシーはフランス代表DFブノワ・バディアシル(23)を売却するつもりはないようだ。

バディアシルは2023年1月に、モナコからチェルシー入り。シーズン途中加入ながら出場機会を得ていたが、昨年5月にハムストリングを負傷して長期離脱に。今シーズン途中からようやく復帰を果たしたが、その後は鼠径部負傷などもあり公式戦13試合の出場にとどまるなど不本意なシーズンを送っている。
チェルシーも今シーズンは不振に陥っており、プレミアリーグでは28試合を消化して11位に低迷。加えて、移籍市場での大判振る舞いが災いし、財務規則違反を回避するためには今年6月までに主力売却が必要とも報じられている。

バディアシルもその売却候補の一人と予想されていたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーにフランス代表DFを売却する意思はないようだ。

クラブは2030年夏までの長期契約を結んだバディアシルを、引き続きキープしたい構えとのこと。1月にはイタリアのクラブからオファーがあったものの、拒否したと伝えている。
一方で、チェルシーはイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)の売却を希望。契約を2028年夏まで残すアカデミー出身の選手を売却することで、資金を手にしたい考えのようだ。

チェルシーはチャロバーのほか、DFリーズ・ジェームズやMFコナー・ギャラガーとアカデミー出身選手売却の可能性が立て続けに報じられており、今夏も移籍市場では注目の的になる可能性がある。

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エンソ&ムドリクの五輪行きなし…チェルシーがブロック

チェルシーがアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスとウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのオリンピック出場をブロックしたようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 来季からエンツォ・マレスカ監督のもと、再スタートのチェルシー。5年契約で誕生したマレスカ政権は夏のプレシーズンから本格始動となるが、この夏はコパ・アメリカ2024にユーロ2024、そしてフランス・オリンピックと重なる。 チェルシーではコパ・アメリカ参戦のエンソ・フェルナンデスとユーロ出場のムドリクにそれぞれオリンピックにも出る可能性があったが、チームとしてケガ続出に苦しんだ今季の二の舞も避けたく、正式に阻止したという。 マレスカ監督も万全の状態で来季に挑みたいとの思いもあり、上記2選手のオリンピック行きを拒否したチェルシーだが、母国フランスでの自国開催となるブノワ・バディアシルとマロ・グストも参加を認めない模様だ。 ちなみに、アレハンドロ・ガルナチョを擁するマンチェスター・ユナイテッドらの他クラブにもチェルシーと同じ動きが見込まれるとも。エンソ・フェルナンデスは2つの大会に出る意思があったが、クラブの決定に理解を示すようだ。 国際サッカー連盟(FIFA)の管轄でもないため、他の国際大会と違って、クラブに派遣義務なしのオリンピックは7月24日の開幕で、決勝は8月9日。プレミアリーグの開幕は8月17日が予定される。 2024.06.06 16:00 Thu

「あれがファウルなら11人で試合を終えられない」 幻の逆転弾を巡ってポチェッティーノ監督が不満

チェルシーは27日のプレミアリーグ第35節でアストン・ビラのホームに乗り込み、2-2のドローに終わった。 残りわずかのシーズンで来季の欧州カップ戦出場権を目指すチェルシー。4位ビラに0-2で折り返す展開を強いられたが、後半にノニ・マドゥエケとコナー・ギャラガーの連続ゴールで追いついた。 そうしてタイムアップを迎えたわけだが、90+5分にも右CKの流れからファーのブノワ・バディアシルが折り返すと、アクセル・ディザジがゴール。劇的な逆転勝ちかと思われたが、OFRで認められず。 その理由は競り合ったバディアシルのトライがファウルだったためで、納得がいかずのチェルシー陣営は試合が終わるや否や審判に抗議。バディアシルとマドゥエケはそれぞれイエローカードを受けた。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督もイギリス『TNT Sports』で「試合を観た者なら、誰もががっかりしていることだろうね」と不満をぶちまけた。 「主審は信じられないし、ばかげている。受け入れ難いよ。2週間前の(FAカップ)準決勝ではハンドがあったのに、PKを取らず、レフェリーもチェックしなかった」 「イングランドのフットボールにダメージを与えるもので、痛ましいし、ビラの選手たちも、ファンもどうしてゴールが取り消されたのかわからなかったと思う」 「彼らはファウルだと言うが、あのチャレンジから何が起こったのか。ああいうチャレンジのたびにファウルになるのなら、11人で試合を終えられないだろう」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】アストン・ビラvsチェルシー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jqJQv4QjB8c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.28 18:20 Sun

つま先のケガで離脱中のコルウィル、シティ戦も間に合わず

チェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィルは大一番も欠場するようだ。『The Athletic』が報じた。 ブライトン&ホーヴ・アルビオンへのレンタル移籍で飛躍を遂げ、今シーズンはチェルシーの最終ラインに定着した生え抜きDFコルウィル。センターバックや左サイドバックとしてここまで公式戦32試合でプレーしている。 そんなコルウィルはつま先の負傷で直近6試合を欠場しているが、数週間前から軽いトレーニングを開始し、20日に行われるFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦での復帰を目指していたとのこと。しかし、これが叶わないようで、23日のプレミアリーグ第29節延期分アーセナル戦、もしくは27日の第35節アストン・ビラ戦での復帰が有力となっている。 シティ戦でコルウィルを起用できないマウリシオ・ポチェッティーノ監督はブラジル代表DFチアゴ・シウバ、イングランド人DFトレヴォ・チャロバー、フランス代表DFブノワ・バディアシル、フランス代表DFアクセル・ディザジの4人の中からCBをチョイスすることになるようだ。 2024.04.19 16:52 Fri

チェルシーに新たな3人の離脱者…チルウェルはヒザの問題で専門医の診断を受ける予定

チェルシーは、ニューカッスル戦を前に新たに3人の離脱者が出てしまった。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 今シーズンを通して多くの負傷者に悩まされ、なかなかベストな布陣を組めない状況で11位に低迷するチェルシー。逆転でのヨーロッパ出場権獲得へこれ以上の取りこぼしは許されない中、11日に行われるプレミアリーグ第28節では4ポイント差で8位に位置するニューカッスルとの重要なアウェイゲームに臨む。 しかし、同試合に向けては2-2のドローに終わったブレントフォード戦で足の指を痛めて負傷交代したDFレヴィ・コルウィルに加え、DFベン・チルウェルがヒザの問題、MFコナー・ギャラガーがウイルス感染によって欠場を余儀なくされる見込みだ。 7日、公式会見に出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、3選手の離脱について以下のように説明している。 「レヴィ・コルウィルとチルウェルが負傷者リストに加わったことは皆さんも承知だと思う」 「チルウェルに関しては専門医の診察を受けるまで待つ必要がある。大きな問題にならないことを願っているが、慎重になって待ちたい」 「(先週の)土曜日以来、ギャラガーはウイルスに感染したためトレーニングを行っていない。 彼が起用可能かどうか見てみよう。我々は彼を評価する必要がある」 また、シーズン後半に入っても一向に改善されない負傷者の問題についてはフラストレーションを認めながらも、現スカッドで何とか状況を好転させたいとしている。 「非常にフラストレーションが溜まるし、残念なことだ。なぜなら、この状況ではフルチームで活動することは決して許されないからだ」 「確かに、我々はケガというネガティブな状況に苦しんでいるが、信じることをやめたり、仕事をやめたりすることはできない。月曜日にプレーするプレーヤーに信頼を与える必要がある」 なお、3選手以外ではDFリース・ジェームズ、DFブノワ・バディアシル、DFヴェスレイ・フォファナ、MFレスリー・ウゴチュク、MFロメオ・ラヴィア、FWクリストファー・エンクンクらが引き続き欠場となる。 2024.03.07 22:59 Thu

負傷再発のチェルシーMFウゴチュクが1カ月以上の離脱へ…

チェルシーのU-21フランス代表MFレスリー・ウゴチュクが1カ月以上の離脱を強いられる見込みだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。 昨夏、スタッド・レンヌから加入したウゴチュクは、今シーズンここまで公式戦13試合(先発6)に出場。昨年11月末にハムストリングを負傷し、クリスマスイブに行われたウォルバーハンプトン戦で復帰したが、同試合でケガが再発していた。 そして報道によると、ウゴチュクの離脱期間は6週間程度になる見込みだという。 なお、6日にFAカップ3回戦のプレストン戦を控えるなか、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は最新のチームニュースを提供。 ウゴチュクに加えて、負傷が再発したMFロメオ・ラヴィアら数選手が復帰まで時間を要することを認めたが、DFベン・チルウェル、DFブノワ・バディアシル、MFカーニー・チュクエメカの3選手の復帰が近づいていることを明かした。 2024.01.06 00:30 Sat

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ルカクに救世主、手を差し伸べるのは恩師? ナポリを率いるコンテ監督が獲得を希望も72億円は払う気なし

2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri

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ブライトン&ホーヴ・アルビオンの新監督はドイツの青年指揮官で決まりのようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任により、後任探しに着手するブライトン。当初のターゲットだったイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督は契約延長による残留が決まり、招へいが叶わず、その後に白羽の矢を立てたのがザンクト・パウリ指揮官のファビアン・ヒュルツェラー氏(31)だ。 ヒュルツェラー氏とは早くに個人条件で合意に至り、ザンクト・パウリとの補償金を巡る話し合いが焦点とされるなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、このクラブ間でのやりとりも成立。ブライトンとの契約は2027年夏までの3年になるという。 また、ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルフ氏によれば、補償金の額は600万~700万ユーロ(約10億1000万〜11億7000万円)。こちらはまだ詰めが残るとするが、ロマーノ記者と同じくブライトン行きが確実視される状況を主張した。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーよりも7歳下の指揮官に。プレミアリーグでは最年少指揮官となる。 2024.06.15 10:45 Sat

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来季からプレミアリーグ復帰のサウサンプトンは14日、元イングランド代表MFアダム・ララナ(36)の加入を発表した。契約は1年となる。 セオ・ウォルコット氏や、ガレス・ベイル氏らとともに、サウサンプトンのアカデミー育ちと知られるララナにとって、実に10年ぶりの古巣復帰に。原点のクラブに帰還を果たす36歳MFは喜びの思いとともに、決意を語った。 「僕からすると、馴染み深い場所。息子がアカデミーにいるから、僕も見に行ったりするけど、こんなにも身近に感じるのは初めてだし、アメージングだ。現実離れした感じがあるけど、すごくありがたい機会だし、楽しみだよ」 「ラッセル(・マーティン)と話し始めて、少し興味があるのがわかったとき、すぐに自分の心のなかで、この機会を逃すわけにはいかないと感じた。すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しいよ。おとぎ話のようだけど、僕にはまだやるべきことがあるし、このクラブにまだ多くをもたらせるという自信がある」 サウサンプトンのトップチーム入りから通算265試合で60得点45アシストをマークし、2014年夏にリバプール行きのララナは2020年夏からブライトン&ホーヴ・アルビオンへ。そこで4シーズンを過ごし、今季で契約満了となった。 2024.06.15 09:25 Sat
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