ダビド・シルバが現役引退を発表、ヒザの重傷で決断「今日は僕にとって悲しい日になった」

2023.07.27 22:37 Thu
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レアル・ソシエダの元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)は27日、現役引退を発表した。長らくマンチェスター・シティで攻撃のタクトをふるい、多くのタイトル獲得に貢献したシルバ。ソシエダに加入すると、2022-23シーズンはラ・リーガで28試合に出場し2ゴール5アシストを記録。日本代表MF久保建英とのコンビも話題となった。
しかし、そのシルバに悲劇が。左ヒザに違和感がありトレーニングを欠席。すると、検査の結果、前十字じん帯の損傷が見つかったという。

引退する可能性が報じられていた中、27日に自身のSNSを更新。動画をアップし、現役引退を伝えた。

「とてもありがとう。フットボール」として投稿された動画では、幼少期からのプレーと共に、サッカーとの別れを告げるメッセージが語られた。
「今日は僕にとって悲しい日になった」

「今日、僕の人生の全てを捧げてきたものに、お別れを告げる日が来た」

「僕にとって家族のような同僚たちとも、今日でお別れだ」

「とても寂しい」

「チェス(バレンシアサポーター)、アルメロス(エイバルサポーター)、セルティニャス(セルタサポーター)、シチズンズ(マンチェスター・シティサポーター)、そしてチュリ・ウルディネス(ソシエダサポーター)」

「ありがとう。君たちのおかげで、いつも家にいるような気分だった」

バレンシアの下部組織で育ったダビド・シルバは、ファーストチーム昇格後、エイバル、セルタへのレンタル移籍を経験。その後復帰したバレンシアで頭角を表すと、公式戦168試合に出場し32ゴール36アシストを記録した。

2010年7月にシティへと完全移籍すると、チームの中心選手としてプレミアリーグで4度、FAカップで2度、EFLカップで5度の優勝を経験。公式戦436試合に出場し77ゴール140アシストを記録。ソシエダでは93試合で7ゴール18アシストを記録していた。

また、スペイン代表としても125試合で35ゴールを記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ、2008年、2012年のユーロ連覇を経験し、偉大な功績を残してスパイクを脱ぐこととなった。

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まるで少年の笑顔…来日したソシエダDFオドリオソラにサインをもらった意外な人物は? 昨年G1で7勝記録の人気ジョッキー

シーズン終了前に来日し、東京ヴェルディと対戦したレアル・ソシエダ。国立競技場で行われた試合には、4万人を超える観衆が集まった。 ソシエダの日本代表MF久保建英を目当てに多くの観客が集まり、トラップやパス、ドリブルと久保の一挙手一投足に大きくスタンドは反応。久保はハムストリングの違和感もあり後半早々に交代。試合はソシエダが0-2で勝利を収めていた。 多くの人が久保に注目する中、元スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラを目当てに意外な人物が来場していた。 その人物とは、フランス人騎手のクリストフ・ルメールさん。日本中央競馬会(JRA)にも所属する騎手で、2018年には年間215勝を記録し、武豊さんの212勝を上回る成績を残す実力者。2023年度は天皇賞春・秋、宝塚記念、ジャパンカップなどG1で7勝を記録。イクイノックスに騎乗していた。 人気の高い騎手である一方で、パリ・サンジェルマンのサポーターとしても有名。Jリーグでもガンバ大阪を応援していることで知られている。 そのルメールさんは国立競技場を訪れており、オドリオソラから直接サインをもらう動画を自身のインスタグラムにアップした。 オドリオソラのユニフォームにサインをもらうルメールさんは、まるで少年のような笑顔を見せていた。 <span class="paragraph-title">【動画】オドリオソラのサインに笑顔を見せているルーメル騎手</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7kVMjnydL6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C7kVMjnydL6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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ソシエダ、ベネズエラ代表DFアランブルと2027年まで契約延長

レアル・ソシエダは30日、ベネズエラ代表DFジョン・アランブル(21)と2027年6月まで契約延長したことを発表した。昨年結んだ契約から1年更新した格好だ。 昨夏、レアル・ウニオン(スペイン3部)からソシエダに加入したベネズエラ代表の右サイドバックであるアランブル。Bチームでの加入だった中、11月にコパ・デル・レイでファーストチームデビューを果たすと、シーズン後半は出番を増やし、最終的にはラ・リーガ11試合(うち先発は5試合)に出場していた。 2024.05.31 07:00 Fri

ソシエダ指揮官が久保建英を労う…「しっかりとシーズンを戦ってくれた」 日本での歓迎ぶりにも感謝の言葉

レアル・ソシエダが来日ゲームを勝利で飾った。 今季が終わってすぐ来日のソシエダは長旅によるコンディションも気がかりのなか、29日に国立競技場で『REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2024』と銘打って東京ヴェルディと対戦し、2-0で勝利。今季の活動を締めた。 ミケル・オヤルサバルをはじめ、ユーロ2024に参戦するスペイン代表勢を欠いたソシエダだが、主役の久保建英やブライス・メンデスらが先発。4万人を上回る観客が来場した試合で随所に存在感を発揮した。 普段と異なるメンバーでの戦いだったイマノル・アルグアシル監督だが、「難しい試合だったが、レアル・ソシエダとしてボール保持をしっかりとしつつ、ボールロストのところも抑えながらできた」と総括した。 あっという間の来日ツアーだったが、「タケに限らず、レアル・ソシエダのチーム自体を日本の人たちに快く受け入れてもらって嬉しく思う。みなさんの愛を感じられた」と歓迎ぶりも感じたようだ。 また、ソシエダのユニフォームを着たファンの多さに「サプライズだった」と驚きを認め、「そういったソシエダのユニフォームを着た観客たちがたくさんいるなかでプレーするのは光栄だった」と喜んだ。 そして、41試合で7得点5アシストの数字を残した今季の久保にも「今日はそんなにコンディションが良くなかったとしても、彼自身はしっかりとシーズンを戦ってくれた」と評価した。 「強度の高いシーズンだったと思う。チャンピオンズリーグ(の戦い)だったり、代表戦やアジアカップがあったなか、良いパフォーマンスをしてくれた」 「プレースタイル的にも中でも、外でも、両方でプレーしなければならないという部分でも、シーズンを通して彼のフィジカル面に満足している」 2024.05.29 23:58 Wed

「子供からの人気が一番」4万人を超える観衆の中で初の国立でのゲームを終えた久保建英、シーズンを振り返り課題を口に「自分の100%を出せない時期があった」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、自身初の国立競技場でのプレーとなった東京ヴェルディ戦を振り返った。 29日、『レアル・ソシエダジャパンツアー2024』で来日したソシエダは、国立競技場で東京Vと対戦した。25日にシーズン最終戦を終えたソシエダ。27日に来日し、すぐに試合となった。 4万人を超える観衆が集まった中、久保は右ウイングで先発出場。ブライス・メンデスやアルバロ・オドリオソラらとのコンビネーションで何度かゴールに迫るシーンを作り出した。 前半45分をプレーし、後半もピッチに立った久保だが早々に交代。右太腿裏を気にする様子も見られた中、試合はソシエダが2-0で勝利を収めた。 多くのファン・サポーターの目当ては久保。大きな声援が送られた中、久保はメディア取材に応じ、自身初の国立での試合を振り返った。 「なんだかんだ代表では国立で出たことがないので、とりあえず出られたことはよかったです」 6月4日に23歳になる久保。日本代表にも招集されているが、22歳での試合はこれが最後だった。「あまり気にしていなかったですけど、言われてみればそうですね」と語る久保。フレンドリーマッチでも勝利できたことは良かったとした。 「親善試合とはいえ、負けたらソシエダはこんなもんかと思われてしまうので、勝てたのは良かったです」 「僕としては何回か連係・連動というものが、練習通りにやっているセオリー通りの崩しができたので、どんな相手とやっても崩すことができるというのはみんなの自信になったと思いますし、観客の方が盛り上がっている歓声を聞くたびに来て良かったとみんな思ったと思うので、それが1番です」 早々の交代については「試合中にちょっと」と右太腿に違和感を覚えたとしながらも、「ケガする前に代ったので大丈夫です」と問題ないことを強調した。 対戦した東京Vは、主軸はプレーせず、若手主体のメンバーに。印象については「何回僕たちがプレスを掻い潜っても、また次のプレスが来るということが徹底されていて、城福さんのサッカーが徹底されているなと思いました」とコメント。「ハイプレスと体力がすごいなと思いました。僕と一緒で、細かくちょこちょこやる選手が何人かいて、前半の15分ぐらいはやりづらいねと言っている選手が何人かいました」と、立ち上がりは苦しんだ部分もあったという。 ただ「それが日本の良さだと思いますし、どんなチームでもああやって戦っていけば勝機はあるので、僕らも代表でも学んでいければと思います」とコメント。徹底されたハードワークは日本代表としてもやっていきたいと語った。 スタンドには「TAKE」と書かれた久保のユニフォームを着た子供たちがたくさんいた。「子供からの人気が一番です」と語った久保。「子供は純粋なので、子供から人気ということはちゃんとサッカー頑張っているということなので、嬉しいです」と、サッカー選手として自身を評価してくれていることの表れだと喜んだ。 これで2023-24シーズンは終了。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイに加え、日本代表としては2026年の北中米ワールドカップ予選やアジアカップを戦った。 ソシエダでは公式戦41試合で7ゴール5アシスト。後半戦は苦しんだシーズンを改めて振り返った。 「今季はスタートダッシュは良かったですけど、途中で色々あってつまずいてしまって、ペース配分も大事ですけど、ケガをしないで終わるというのは来シーズンに向けての課題かなと思います」 「自分の100%を出せない時期があったので、連戦といえども、ペース配分、小さいケガを無くすことが一番です」 前半戦で6ゴール4アシスト、後半戦は1ゴール1アシストとペースを落としてしまった久保。来シーズンに向けては、今日一緒にピッチに立ったカンテラーノのMFウルコ・ゴンサレスや同じカンテラーノのMFベニャト・トゥリエンテスらへの期待を口にした。 「僕がウルコがウルコがと言って、プレッシャーを与えてしまったかもしれないですけど、良いプレーをたくさん見せてくれて僕も嬉しいですし、彼の自信にもつながると思います。トゥリエンテスも最初は自信なさげにプレーしていましたけど、今は主力の1人なので、プレーすること、成功体験が自信につながると思います」 「サッカーに限らずですけど、彼やトゥリエンテス、マルティン・スビメンディとか中盤の底の選手はこのチームで一番うまいと思うので、彼らが僕たちが来シーズン躍進するためのキーとなるので、彼らには感謝しつつ、もっと求めていきたいと思います」 2024.05.29 23:55 Wed

久保建英は後半序盤までプレー! ソシエダが前後半の終盤2発で東京Vに勝利【親善試合】

29日、国立競技場で東京ヴェルディvsレアル・ソシエダの親善試合が行われ、ソシエダが0-2で勝利した。 『レアル・ソシエダジャパンツアー2024』と銘打たれた今回のツアーで来日したソシエダは、16年ぶりにJ1に昇格した東京Vと対戦した。 ユーロ2024を控える一部選手やレンタル組が不在となった中、この遠征には久保建英やブライス・メンデスら一部主力とカンテラーノが参加。注目の先発メンバーはオドリオソラ、エルストンド、ブライス・メンデス、久保建英ら主力と準主力にフィアベマ、バルダというカンテラーノが起用された。 一方、3日前にヴィッセル神戸戦(1-0〇)とのアウェイゲームを戦い、6月2日にホームでの北海道コンサドーレ札幌戦を控える東京Vは、中2日での過密日程を考慮して先発全員を変更。ルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦に近い控え中心のスカッドで臨んだ。 久保を右ウイングに配した[4-3-3]で臨んだソシエダに対して、東京Vは新布陣の[3-4-2-1]でスタート。 立ち上がりからラ・レアルが圧倒的にボールを握ると、ブライス・メンデスを起点に中長距離のパスを使いながらスムーズに前進。14分には右サイドでの鮮やかなプレス回避から一気に背後を取ったオドリオソラがボックス右で最初の枠内シュートを放つが、これはGK長沢祐弥がキャッチ。 以降もソシエダがボールを保持してスローテンポで試合が進む中、19分には久保の鋭いカットインからペナルティアーク付近で横パスを受けたオラサガスティが鋭いミドルシュートもGK長沢の好守に遭う。直後の20分には中盤でボールを奪ったエルストンドがそのままボックス手前まで運んで強烈なミドルシュート。だが、これは右ポストを叩く。 一方、防戦一方の東京Vも前半半ばを過ぎた辺りから自分たちの時間を作り出す。長距離移動の影響もあって切り替えの鈍いソシエダ相手にライン間でボールを引き出しつつ、山見大登らが背後への飛び出しを見せ始める。そこから新井悠太のカットインからのミドルシュート、永井颯太のボックス内での果敢な仕掛けと良い形も作り出す。 その後、久保の鋭い仕掛けからのカットインシュートなど押し返したソシエダは、前半終了間際の45分に左サイドからのクロスの二次攻撃からペナルティアーク付近でクリアボールを足元に収めたウルコ・ゴンサレスがすかさず右足を振り抜く。ゴール前の密集を抜けたシュートがGK長沢の手をはじいてゴールネットに突き刺さった。 フレンドリーマッチらしいゆったりとしたペースで進んだ一戦はラ・レアルの1点リードで後半へ。イマノル監督は立ち上がりの48分、主役の久保を下げてミケル・ゴティを投入。ピッチを去る日本代表MFには盛大な拍手が送られた。 後半はより前からアグレッシブな姿勢を見せる東京Vは56分に後半最初の決定機。明治大学から特別指定の熊取谷一星が左サイドのタッチライン際での鮮やかな縦への突破から、ペナルティアーク付近でフリーの古川真人にマイナスのラストパス。これを古川が右足で狙うが、わずかに枠の左へ外れる。 後半は完全にJ1チームの時間帯が続く中、ラ・レアルは68分に4枚替え。ザハリャン、トゥリエンテス、ベッカー、アマリ・トラオレと主力クラスを一気にピッチへ。さらに、バレネチェアも投入された。 ただ、この交代も流れを変えるまでには至らず。76分には東京Vがセットプレー流れから河村慶人の左クロスをファーでフリーの山田裕翔が右足ボレー。81分には深澤大輝の高い位置でのボール奪取から河村慶が右足シュート。これがいずれもゴール右下隅を捉えたが、相手GKの好守に遭う。 その後、一進一退の状況のまま最終盤を迎えると、3分が加えられた後半アディショナルタイムの91分にはペナルティアーク付近からザハリャンが見事な右足ミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、トドメの2点目を奪った。 そして、4万150人の観衆を集めた一戦はソシエダの2-0の勝利で終了した。 #東京ヴェルディ 0-2 #レアル・ソシエダ 【ソシエダ】 ウルコ・ゴンサレス(前45) ザハリャン(後45+1) ◆出場選手 ▽東京V GK:長沢祐弥(→86分 佐藤久弥) DF:山越康平(→83分 河村匠)、山田裕翔、平智広 MF:深澤大輝(→83分 川村楽人)、食野壮磨(→83分 仲山獅恩)、山本丈偉(→65分 河村慶人)、新井悠太(→60分 袴田裕太郎) FW:永井颯太(→HT 熊取谷一星)、山田剛綺(→HT 古川真人)、山見大登(→65分 木村勇大) ▽ソシエダ GK:マレロ(→78分 フラガ) DF:オドリオソラ(→68分 アマリ・トラオレ)、エルストンド(→61分 マルティン)、パチェコ、アランブル MF:ブライス・メンデス(→68分 ザハリャン)、ウルコ・ゴンサレス(→61分 マリン)、オラサガスティ(→68分 トゥリエンテス) FW:久保建英(→48分 ミケル・ゴティ)、フィアベマ(→68分 ベッカー)、バルダ(→78分 バレネチェア) 2024.05.29 21:28 Wed

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カゼミロがスペイン3部昇格のマルベーリャFCの株主に! 「マルベーリャをトップに導くという大きな夢を抱いている」

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロが、スペイン3部に昇格したマルベーリャFCの経営に参画することになった。 マルベーリャFCは、1997年にアンダルシア州マラガ県マルベーリャに創設されたクラブ。今シーズンはセグンダ・フェデラシオン・グルーポ4に属していたが、先日にプリメーラ・フェデラシオン(3部)への昇格を決めていた。 そのアンダルシアのクラブは4日、「マルベーリャ・フットボール・クラブは、マンチェスター・ユナイテッドのスターで、ブラジル代表に所属し、チャンピオンズリーグを5度制覇したカルロス・エンリキ・カゼミロが本日から当クラブの新たな株主となることを発表します」と、32歳MFの経営参画を明らかにした。 さらに、「カゼミロがマルベーリャFCプロジェクトに熱意と献身を示していることは、クラブの株主構成に彼が加わったことで明らかです。マルベーリャだけでなく、街全体が、彼のような世界的なアスリートが私たちのファミリーの一員になりたいと望んでいることを誇りに思っています。カゼミロが新しい取締役会メンバーに就任したことは、クラブがエリートフットボールで組織的およびスポーツ的戦略を継続的に展開する歴史的な機会です」と、レジェンドの加入がクラブの今後に大きな影響を与えると付け加えている。 一方、カゼミロは「マルベーリャ・フットボール・クラブに参加できたことは僕にとっても光栄なことだ。クラブの成長に向けた素晴らしい可能性が、僕にとっても最大のモチベーションだからだ」とコメント。 また、マルベーリャへの投資を決断した背景には、家族と一緒に幾度もマルベーリャを訪れた中、街自体に愛着を抱き、一生この街と関わりたいと思ったと説明した。 「間違いなく、僕らは一緒にマルベーリャをトップに導くという大きな夢を抱いているけど、今はプリメーラへの素晴らしい昇格を楽しまなければならないね」 ユナイテッドでの去就が不透明な中、マルベーリャのクラブ経営参画という新たな挑戦を明かしたカゼミロだが、コパ・アメリカ後の動きにも注目が集まるところだ。 2024.06.04 22:25 Tue

アトレティコの悲願はアルバレス獲得…現時点ではラウタロ同様に望み薄

アトレティコ・マドリーはマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)を、理想的な前線の補強と考えているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)がクラブに別れを告げ、スペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)の去就も不透明なアトレティコ。今夏はストライカー獲得の優先度が高まっている。 新戦力候補としては、今シーズンのラ・リーガで得点王を獲得したウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)や、得点ランキング2位のノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(28)を現実的な選択肢とみなす。ただ、クラブはジローナが求める4000万ユーロ(約67億4000万円)や、ビジャレアルが設定する契約解除金3800万ユーロ(約64億円)を支払うつもりはないようだ。 そんななか現時点で可能性は非常に低いものの、過去に固執したインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)同様に夢の補強として掲げているのが、シティのアルバレスだ。 2028年6月までシティと契約を残す同選手の高額な移籍金に加え、受け取る年俸もアトレティコの水準からすれば高額。そのため、ノーチャンスにも思えるオペレーションだが、それでも一縷の望みに懸け、獲得にトライするという。 シティではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを始め攻撃陣に多くの主役候補がおり、主役になり切れない現状だが、シビタス・メトロポリターノであれば、より多くの名声を得られるという口説き文句を考えている模様。移籍の可能性がどれだけあるかを確認すべく、すでにアルバレス側には最初のアプローチをかけたという。 また、この勧誘の一端を担うと見られるのが、アルゼンチン代表でチームメイトのMFロドリゴ・デ・パウルやDFナウエル・モリーナ、FWアンヘル・コレア。スポーツ部門からの高い評価やクラブの良さを伝えることが期待され、コパ・アメリカ2024の大会期間中も説得が続く見込みだ。 一方、たとえアルバレスを誘惑できたとしても、最大のネックとなるのはやはりクラブ間交渉。シティの関心が報じられたレアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス(23)らの移籍が仮に実現すれば、追い風となる可能性はあるが、現時点ではラウタロのケース同様にあくまで悲願といった段階だ。 2024.06.04 21:13 Tue

契約延長微妙なルニン、アトレティコ移籍の可能性が浮上?

レアル・マドリーのウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)に地元ライバルへの移籍の可能性が浮上している。スペイン『レレボ』が報じている。 ベルギー代表GKティボー・クルトワの長期離脱を受け、今シーズンはマドリーでのキャリアハイとなる公式戦31試合に出場したルニン。PK戦を制したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のマンチェスター・シティ戦など多くの重要な試合で決定的な仕事を見せた。 しかし、キャリア最大の舞台となるはずだったCL決勝のドルトムント戦はインフルエンザの影響や、シーズン最終盤にパフォーマンスを一気に上げてきた守護神クルトワの存在もあってプレーは叶わず。優勝決定後は多くのチームメイトが喜びを露わにしていたなか、一人微妙な振る舞いを見せていた。 マドリーとの現行契約は2025年までとなっており、先日には2029年までの契約延長で合意に近づいているとの報道もあったが、ここに来て状況に変化が生まれつつあるという。 今シーズンのプレーを通じてビッグクラブでの正GKとしてプレーする野心が強まった25歳は、エル・ブランコからの移籍を考慮し始めているようだ。 そのルニンを巡ってはすでにヨーロッパの多くのクラブが関心を示しているが、身近なところでアトレティコ・マドリーが買い手の1人として注目を集めているという。 アトレティコでは絶対的な守護神であるスロベニア代表GKヤン・オブラクに移籍の可能性が取り沙汰される。先日にクラブサイドは売却の可能性を否定しているが、クラブ財政を圧迫する高年俸選手に好条件のオファーが届いた場合、売却に踏み切る可能性は十分にある。 その報道が出た際にはバレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリの名前が挙がっていたが、ルニンがマドリーとの契約延長を拒否した場合、その実力に加えてより安価な金額での獲得が可能という事情から有力な後釜候補になると考えられている。 ただ、アトレティコが獲得に動くのはあくまでオブラクを売却した場合に限られるため、現時点でルニンのアトレティコ行きの可能性は非常に低いと言わざるを得ない。 2024.06.04 18:10 Tue

ジローナがバルサ産CBマルモルに関心か? 去就不透明なE・ガルシアの後釜候補

ジローナが、ラス・パルマスのスペイン人DFミカ・マルモル(22)に関心を示している。スペイン『スポルト』が報じている。 今シーズンのラ・リーガを3位でフィニッシュし、来シーズンはクラブ史上初のチャンピオンズリーグにも参戦するジローナ。 二足の草鞋を履く新シーズンに向けて編成に動くクラブは、バルセロナからのレンタル加入で今季主力として活躍したスペイン代表DFエリック・ガルシアの去就が不透明な状況となっており、センターバックの補強を優先事項としている。 クラブの最優先はガルシアとの再契約だが、バルセロナの出方が現時点で不明な部分もあってプランBとして同じブラウグラナ産のセンターバック獲得に興味を示しているようだ。 マルモルはバルセロナのラ・マシア出身。バルサ・アトレティックまで昇格すると、2022年8月にFCアンドラへフリーで移籍。加入1年目ではセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で37試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。 昨夏、完全移籍で加入したラス・パルマスではセンターバックの主力としてラ・リーガ36試合に出場。181cmと上背には恵まれていないが、安定した守備対応に加え、高精度の左足とバルセロナ仕込みのテクニックを活かしたビルドアップ能力を遺憾なく発揮し、高い評価を集めていた。 なお、マルモルの契約解除条項は1000万ユーロ(約16億9000万円)に設定されており、ジローナの資金力でも十分支払いが可能な金額となっている。 2024.06.04 16:40 Tue

左WG探すバルセロナ、大本命ニコ・ウィリアムズに獲得の意向伝達か…移籍金は分割払い希望

バルセロナがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得を目指しているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 チャビ・エルナンデス監督の後任としてハンジ・フリック監督を招へいしたバルセロナ。依然として慢性的な財政難に苦しんでいるが、新体制で迎える来シーズンに向け、補強の噂が続いている。 なかでも優先順位の高い補強箇所の1つとされているのが左ウイングで、現在はニコ・ウィリアムズが最優先のターゲットとのこと。スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏率いるチームは、すでにニコ側に全力で獲得に動く意向を伝えているという。 しかし、この21歳ウインガーは2023年12月にビルバオと契約更新しており、5000万〜6000万ユーロ(約85億1000万〜102億1000万円)程度の契約解除条項が存在。バルセロナとしてはこれを用意するのが難しく、金額を上乗せしての分割払いを希望しているという。 一方、ビルバオは11歳の頃からクラブに在籍する生え抜きFWの放出に非常に消極的。分割払いを受け入れなければ、バルセロナは契約解除金を満額支払う必要があり、獲得プランを先延ばしせざるを得ない。 なお、兄・イニャキと共にビルバオの攻撃をけん引するニコは、今シーズンの公式戦37試合に出場し8ゴール17アシストを記録。ユーロ2024での活躍も期待されている。 2024.06.04 15:23 Tue
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